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30
Jun.2016
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オーディオテクニカ×Styrism×Rock oN 共同企画! audio technica フラッグシップライン 50series/40series の本質に迫る!

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audio technica フラッグシップライン 50series/40series の本質に迫る!

前代未聞の試み。これまでRock oNでは、数多くのマイクロフォンの比較記事をお届けしてきましたが、おかげさまで毎回ご好評をいただきました。今回は、初の試みとなるメーカー1社に焦点を当てたマイクロフォン徹底比較企画となります。

今回お届けするのは、audio tehcnicaのマイクロフォン・フラッグシップライン、50series/40seriesの各モデル。Styrism様からは、音楽業界の第一線で活躍するアーティスト、プロデューサー、エンジニア、さらにはオーディオテクニカ様からは技術本部の開発担当者を迎えました。

50series/40seriesの各機種を、技術的に掘り下げたディープな解説とともに、現場のリアリティあるインプレッションを語り合い、マイクロフォンの本質に迫ります。実際のレコーディング音源とともに、座談会の様子をご覧下さい。

参加アーティスト

松下昇平 (M-Swift/24-Carat)/ プロデューサー

松下昇平M-Swift (エム・スウィフト)国境を越えたジーニアス『松下昇平』を中心とする音楽プロジェクト。ハウス / ジャズ /クロスオーバー界の実力派プロデューサー / DJ。

2007年にイタリアIRMA Recordsと契約、リリースしたアルバム「Morning Light」がワールドワイドにフロアヒット。その後、セカンドアルバム「Evening Sun」でメジャーデビュー。2011年アパレルブランドnano・universeとのコラボレーションでリリースされたアルバム『Sunshine of Love』はiTunesダンスチャート、またWasabeat総合チャート共に1位を獲得。U.K.ニューソウルのボーカリスト『マーカス・ベッグ」とコラボレーションアルバムをリリースする等の海外のアーティストからの信頼も高く、ハウス / クロスオーバーシーンのトッププロデューサーとして確固たる地位を確立している。

遡ること2009年にはジャズプロジェクト『24-Carat』としてアルバム『Blue in Black』をリリース。そのジャズセンスをいかんなく発揮し、シングル曲「Cafe Bahia」はフランスJazzmin Recordsからリリースされ、 ヨーロッパで著名DJのプレイリストを賑わした。その一方で青山テルマのプロデュースや佐藤竹善のRemix、May’nや、アジアの歌姫シャリースのアレンジ、そして注目の女性Jazzシンガー松本ゆりふぁのアルバム「Blue」のフルプロデュースも手がけるなどダンスミュージックのみならず各方面でその才能を発揮。作曲、トラックメイキングはもちろん、ストリングス、ブラスアレンジまでこなすオールマイティーな才能として注目を集める。

映像音楽の分野でも多数のTV番組、CM音楽への楽曲提供、映画『スマグラー』、2012年沖縄映画祭出品作品『ワーキングホリデー』、ドラマ「だんらん」、「でたらめヒーロー」等の劇伴音楽も担当し幅広いフィールドで実力を発揮する。

DISCA / ギター&ボーカル

DISCA畠山美由紀とのユニットPort of Notesのギタリスト、音楽プロデューサーの OSHIMA DAISUKEと、日本のブラジル音楽界を席巻した Bophanaのヴォー カリスト Licaが新たに結成したデュオ、Disca(ディスカ)。

お互いのキャリアで培われた様々な音楽のエッセンス が絶妙に溶け合い、そ の繊細な響きに どこまでも肉薄しながら歌い紡がれるヴォーカルとギターの 甘美なハーモニー。 余白をなにより大切なものとして捉え、一音一音を丁寧 に吟味しているからこそ、それを補うべく、リスナー は想像力を自由に遊ば せることが出来る。 現在、ライブハウス、カフェ、様々な施設など、幅広くアコースティック ラ イブを行っている。

1st Album『Reveries Of Suburban (レヴァリーズ・オブ・サバーバン)』が、 2016年6月19日に発売。

Disca_JacketDisca(ディスカ) 1st Album

“Reveries Of Suburban”(レヴァリーズ・オブ・サバーバン)

品番: CCRM-0001

2016年6月19日発売 ¥2,700+tax

販売:インパートメント 発売:スタイリズム

Disca Official Site: http://disca.jp

人気グループPort of Notesのコンポーザー兼ギタリストのOSHIMA DAISUKEと、日本のブラジル音楽界を席巻したBophanaのヴォーカリストLicaが新たに結成したデュオ。

池田新治郎 / レコーディングエンジニア

KM_C284e-201606131704331996年にレコーディングエンジニアとしてのキャリアをスタートさせて以来、 Jazztronik、EGO-WRAPPIN‘、電気グルーブ、SOIL&“PIMP” SESSEIONS 等の エンジニアリングを手掛け、コアな作品からポピュラリティのある作品までジャン ルに拘らないダイナミックなミキシングで高い評価を得る。

アコースティック楽器 の温もりを保ちながらも音響的なアプローチを見事に織り交ぜた手法を得意とし、 楽曲が持つ普遍性を表現する。まさにアーティストが意図する「今の音」を作り上 げている新進気鋭の実力派レコーディングエンジニアである。

主な作品:Jazztronik 「Studio Live Best」「Cinematic」「Vamos La Brasil」「Keystone」他 (Rec, Mix) ・SOIL & “PIMP” SESSEIONS 「6」「Planet Pimp」「MAGNETIC SOIL」他 (Rec, Mix)、J.A.M「Just Another Mind」他 (Rec, Mix)、BRAHMAN「Antinomy」他 (Rec, Mix)、EGO-WRAPPIN’「色彩のブルース」 「満ち汐のロマンス」他(Rec, Mix)、キリンジ「Fine」(Rec, Mix)、秦基博「僕らをつなぐ もの」(Rec, Mix)、amazarashi「辻褄合わせに生まれた僕等」他(Rec,Mix)、Double Famous「Souvenir」(Rec, Mix)、忌野清四郎「GOD」(Rec, Mix)、CALM「Shadow Of The Earth」(Mix)、玲葉奈 (Album) (Rec, Mix)、空気公団「あざやか」(Rec, Mix) etc…

 

レコーディング方法

rec_method_SM-MP2

楽曲は今回のプロデューサー松下氏に書き下ろしてもらい、Discaさんには歌詞をつけてもらいました。レコーディングと2mixのトラックダウンは、リリースされたばかりのDiscaの新譜でもエンジニアを担当した池田氏が行いました。

レコーディングに当たっては、Styrism様が所有する目黒のMONOGRAM SOUNDSを使用し、マイクプリにはSymProceedの新製品、SP-MP2を2台持ち込みました。


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    rec_method_VO_REC2_2

    ボーカル録音風景

    rec_method_AT4047Mic

    マイキング例

    MONOGRAM SOUNDSの先入観を排除した原音忠実なモニタースピーカーシステムと、「ゲインアップするケーブル」とまで評されるクリアでスピード感あるマイクプリSymProceed SP-MP2により、よりシビアな環境でのマイクロフォン比較を実現しました。
    実際の流れとしては、後述する順番で、価格/設計/コンセプトなどが近い機種ごとに、女性ボーカル/アコースティックギターをそれぞれレコーディングしました。

    その後、皆で一斉に試聴し、それぞれの立場からのインプレッション、技術解説などを座談会方式で意見交換しました。

    1) AT4033/CL, AT4040(コストパフォーマンス・コンデンサマイク)

    →オーディオテクニカ、スタジオコンデンサ1号機AT4033と後継機種AT4040の音質、特徴の違い

    2) AT5040, AT5045(ハイエンド・コンデンサマイク)

    →長方形ユニットの大きさ・構造による音質、特徴の違い

    3) AT4080, AT4081(リボンマイク)

    →マイクの形状とトランスの大きさによる音質、特徴の違い

    4) AT4050, AT4060a(真空管マイク)

    →真空管とFETによる音質、特徴の違い

    5) AT4050, AT4047/SV, AT4047MP(スタジオ定番コンデンサマイク)

    →トランスレスタイプAT4050とトランス搭載タイプAT4047/SV, AT4047MPの音質、特徴の違い

    今回の楽曲(2mixバージョン)

    座談会

    1) AT4033/CL, AT4040(コストパフォーマンス・コンデンサマイク)

    →オーディオテクニカ、スタジオコンデンサ1号機AT4033と後継機種AT4040の音質、特徴の違い


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    Rock oN:ではこれから順番にプレイバックして、印象を自由に語り合っていただきたいと思います。まずは、AT4033/CLとAT4040をどうぞ。

    Disca Lica(以下、Lica):全然違いますね。

    Disca OSHIMA DAISUKE 氏

    Disca OSHIMA DAISUKE(以下、OSHIMA):これはお値段はお幾ら位なんですか?

    オーディオテクニカ マーケティング本部 佐藤(以下、AT佐藤):AT4040は¥29,800、AT4033/CLは¥39,800になります。

    OSHIMA:安い!良いんですね、これ。

    M-Swift/24-Carat 松下昇平(以下、松下):僕はAT4033aという当時のものを所有しているんです。聞いた感じ、AT4033/CLは少し音源に対して距離がある感じを受けるのに対して、AT4040は近くにいる感じがありますね。

    Lica:AT4040はダイナミックさがありますね。

    オーディオテクニカ 技術本部 沖田(以下、AT沖田):実は振動板の大きさが違うんです。AT4033/CLはφ16mmという円盤の形・大きさに対して、AT4040はφ26mmになります。その差が今の響きの違いになってくるんです。

    OSHIMA:そんなに違うんですね。

    AT沖田:AT4033/CLは、小口径と言われるスティックタイプ、SCHOEPSとかDPAに近い大きさなんです。

    松下:なるほど、形は同じようでも中身は違うと。抽象的で申し訳ないんですが。やはり振動板が大きい方が「バリっ」とするんですかね?

    OSHIMA:なんか、AT4040の方が派手ですよね。

    松下/Lica:派手派手!

    OSHIMA:アコースティックなものを録るんだったら、AT4033/CLの方が使いやすいのかな? AT4040は派手だから、明るくなりますよね。

    松下:「派手」って人によって印象が違いますよね。開発されている方にとっては、今言っている「派手」というのは何を指しているんだと思われます?

    AT沖田:AT4040は振動板が大きいのですが、大きいということはダイナミックに動くということではないかと思います。ですので、より細かい情報が伝わるんだと思います。

    Lica:歌をうたっている立場からいうと、自分の声にはAT4040の方がハイがはっきり出ていて、ダイナミックというか、よりシビアで原音忠実な印象を受けました。でも弦楽器にはAT4033/CLの方が合うのかなと。

    OSHIMA:素朴好きには、AT4033/CLだよね。

    レコーディイング・エンジニア池田新治郎氏

    レコーディング・エンジニア 池田新治郎(以下、池田):どっちが好きかと言われるとAT4040かな? 自分には逆にAT4040の方が落ち着いて聞こえるんだよね。

    OSHIMA/松下:(われわれと)逆だ。面白い!

    OSHIMA:AT4033/CLの方が音像が小さく感じますよね。AT4040の方がもう少し音像がデカい。

    AT佐藤:(ギタリストのお二方とボーカリスト、エンジニアで)意見が2対2に分かれましたね。

    松下:ギターは爪の当たる感じとか、アタックが強くて揃えるのが難しいから、AT4033/CLの方が聞いてて優しいというか・・

    OSHIMA:そうそう!(笑)

    池田:オケ中だとAT4033/CLの方が抜けてくるかもね。

    OSHIMA:1本で全部録るとしたらAT4040のが使いやすい。

    AT沖田:AT4033aからAT4040にモデルチェンジをしたときに、すべての性能を全部越えようとしたんです。価格帯的には後継機種にあたりますが、技術的には繋がりがないんですね。別物なんです。ユーザーの要望が多く、近年になってAT4033/CLという形で復活したんです。

    OSHIMA:AT4040は最近設計されたなという感じがするし、AT4033/CLは設計が古いんだなという感じはするね。ぼくはクラシック好きなのかな。

    池田:ハイ上がりな状態で録るとミックスで少し地味にしたい場合、EQで少し削ると本当に地味になるというか。でも、後処理のことを考えると、僕はAT4040の方がやりやすいかなという印象は持ちました。

    Lica:楽器とボーカルで印象が違うっていうのはありますね。

    池田:音が飛んでくるっていう意味だとAT4040だろうね。自宅環境のニアフィールドだと抜けが悪いって感じてしまう傾向がある。ハイが上がっているマイクの方が、皆安心するんじゃないんですか?

    松下:このハイ上がりの風潮というのは、開発されていてどう思われますか?

    AT沖田:これは時代の流行りがあるんですよね、実は。90年代以降、デジタル機器の性能が上がってくると逆にハイ上がりのものがうるさく感じられたりします。

    松下:だからリボンマイクが今流行ったりとか。

    OSHIMA:ギターも一緒で、今の機材はハイが結構出るので、ハイファイなマイクを持ってくると耳が痛くなるよね。どうやって抑えていくかっていう問題はあるよね。

    AT沖田:この話の流れで行くと、次に聞く一番新しいシリーズ 50seriesは今の時代に合っているものなんです。

    2) AT5040, AT5045(ハイエンド・コンデンサマイク)

    →長方形ユニットの大きさ・構造による音質、特徴の違い


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    松下昇平氏(M-Swift/24-Carat)

    Rock oN:次に新しいフラッグシップラインの50seriesの2本をプレイバックします。

    松下:(どっちが好きか)ここでOSHIMAさんと僕の意見が一致するかどうかですね。せーので指を指しません?

    OSHIMA:そうだね。せーの。

    松下OSHIMA:(AT5040で)一緒だ(笑)

    Lica:(AT5045で)私、また二人と違った(笑)

    松下:これはお値段はどれくらいなんでしょうか?

    AT佐藤:AT5040が¥298,000、AT5045が¥140,000です。

    松下:AT5040って、なんでこんなに立体感が出るんでしょう?

    Lica:粒子が細かい感じがしました。

    AT沖田:AT5040は、ダイヤフラムが4つ付いているというのが一番の理由ですね。ダイヤフラムは通常丸いのですが、これは四角いスクエアユニットを採用しています。AT5045はダイヤフラムが1枚ですが、AT4040やAT4050よりも面積が大きいんです。実は、大口径のユニットを使用しています。また、色付けのない回路を使用しているのも特徴です。

    池田:僕もAT5040がいいなと思いました。

    Lica:今度は男女の違い?(笑)

    松下:でもAT5045の方が上(の帯域)は聞きやすかったね。歌ってるとモニターで、速く返ってきて歌いやすいというのはあるかもね。

    Lica:それはありますね、返ってくる感じが。

    松下:4枚のダイヤフラムって他社の製品にあるんですか?

    AT沖田:全くないですね。

    松下:なんで4枚にしようと思ったんですか? 何か僕がインタビューしてるみたいですけど(笑)

    AT沖田:振動板を大きくしたかったんです、すべての性能を上げるために。ただ、振動板を大きくしていくと振動を制御できなくなって、音が暴れるというか、限界があるんです。その限界をどうやって超えるかを考えたとき、小さなユニットを重ねて合成したらいいんじゃないかと思い、試してみたらこれがうまくいったんです。小口径のダイヤフラムと大口径のダイヤフラムの両方の良さを持っているんです。

    松下:大きいと何か安心しますもんね(笑)

    AT沖田:振動板一つ一つは実は小口径の動きをしているんですが、合成したときに大口径の信号になっているので、両方のいいところが出ているんですね。

    OSHIMA:今回はギターはAT5040、ボーカルはAT5045の方が合っているような気がしました。AT5040はレンジが広く、下(の帯域)までしっかり乗っかりますよね。

    松下:痛くもなく、硬くもなく。じゃりじゃりもせず、引っ付きもせず。臨場感がある。

    OSHIMA:うんうん。

    松下:これステレオでピアノなんか録ったらいいんじゃないかと。

    AT佐藤:ピアノ用でステレオのデモ依頼は多いですね。

    AT沖田:もともと「フラット」ということを常に目指しているのですが、市場規模の大きい北米の意見が強く、その要望に応えなくてはいけないというジレンマがありました。国ごとに好みが全然違うんですね。日本とヨーロッパは割と似ているんですが、北米は全く違う。50seriesは全世界で受け入れられた音なんです。

    松下:今までにないものって楽しいですよね。

    OSHIMA:50seriesは、ナチュラルというか、自然な響きですよね。重心がしっかりしているというか。今の時代にマッチする音なんでしょうね。

    松下:しっかりオンマイクでありつつ、それでいて多少の距離感を出してくれるので雰囲気が出ますよね。リバーブとかじゃなくて。

    Lica:空間を感じるってことですよね。

    OSHIMA:うんうん、それがこの2本にはあったよね。

    Lica:歌っているときも程よい丸み、優しさを感じましたね。

    AT沖田:実は振動板の調整方法に違いがあって、今までは割ときつめに調整して数値性能を稼ぐというやり方をしていたのですが、50seriesからは、いろいろな人の意見を取り入れて、それを少しやめて、緩めというか、余裕をもたせているのが良かったんだと思います。

    OSHIMA:今の時代は、楽器自体に緩みがないから、マイクで緩みを持たせたっていうのは納得できますね。

    3) AT4080, AT4081(リボンマイク)

    →マイクの形状とトランスの大きさによる音質、特徴の違い


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    株式会社オーディオテクニカ 技術本部 沖田潮人氏

    Rock oN:それでは最近人気が再燃しているリボンマイクの2本をどうぞ。

    AT佐藤:50seriesで新しいものを作り上げたという流れもありつつ、オーディオテクニカとしては、リボンマイクというのがずっとテーマとしてありました。リボンマイクを現代版にアレンジしたものがAT4080とAT4081です。

    AT沖田:ビンテージは目指していないんです。今の時代の新しいリボンマイクです。

    松下:たしかに初めて使ってみたとき、結構ハイが出るなという印象を受けました。池田さんからも、リボンマイクが1本あればいいんじゃないかと言われていて。

    池田:「部屋感」は録りやすいですよね、双指向性ならではの。

    松下:昔からあるリボンマイクと比べてどうでしたか?

    池田:とにかく抜けますよね。某メーカーのリボンなんかも使いますが、抜けないんですよね。僕はこれ(オーディオテクニカのリボンマイク)1本あったらいいのかな、なんて思いましたけどね。

    OSHIMA:楽器はやっぱりAT4080だね、歌はAT4081。

    松下:僕は歌は今回はAT4080の方が好きですね。シルキーな部分を残しつつも、キンキンとしたところが上手く削れて、僕の好み!(笑)

    Lica:このリボンで録ったときはすごく歌いやすかったですね。滑らかなな感じが出せるというか。

    松下:リボンっぽい優しさもありつつ、上の情報量もありますね。正直、AT4080のときに、マイクプリが変わったのかなと思ったくらい印象が変わりました。

    OSHIMA:これいいね、これ(AT4080とAT4081)2本あったらいいね!

    池田:Licaさんの声はある程度低いというか、それでもAT4080で録ったときでもボワーっとならない。ボーカリストによって使い分けるのがいいんじゃないですか? Licaさんの場合はAT4081の方がいいかもね。

    AT佐藤:この2機種の違いは形状とダイヤフラムの大きさくらいですかね?

    AT沖田:リボンは全く同じものを使っているので、マイクの形状とトランスの違いだけなんです。トランスは大きいほど歪みとかも少なく性能もよくなるんですね。AT4081は小型のため、小さいものを乗せているんですが、低域があまり伸びていないんです。ですので、楽器向けという位置付けになっているところがあります。ただし、近づけて使うと近接効果で低域が持ち上がるので、AT4081でも十分な低域は録れますね。

    池田:吹かれには強いんですか?

    AT沖田:(ほかのマイクと同様)ポップガードは必要ですね。

    Disca / Lica氏

    Lica:ちょっとマイクと間隔をあけて歌いましたね。柔らかいだけだと声が通らないんですけど、このリボンマイクは上が伸びている感じがしました。私の声は、倍音の成分とかを見ると楽器の音色に近いらしくて、マイクを選ぶタイプのようなんです。こうやって聞いてみると、AT4081が好みの音だなって思いました。

    OSHIMA:うん、どちらもいいよね。

    松下:リボンは壊れやすいとかって聞くんですけど、何か技術的な革新があったのですか?

    AT沖田:はい、ありますね。リボンはギザギザの形に折ってヒダのような形をしているんです。そこにレンガのようなパターンを成型して伸びにくくしてあります。リボンというのは、2ミクロンのアルミニウムの箔なんですよね。触っても感覚がなく、空中でしばらく浮いているような、そういうものなんです。

    松下:え、それで録ってるんですね。

    AT沖田:はい、だから音波に対してすごく敏感に動くんです。フって吹くと、ピュって伸びてしまうものに、強度を持たせてあるんです。とはいえ、コンデンサに比べるとやはり弱さはあります。音波に対する耐久性は問題ないのですが、あまり吹かれると弱いですね。「パピプペポ」などの破裂音とか。ポップガードを使うことをお勧めします。

    松下:このリボンマイクなんかは、センスみたいなものが問われるような気がするんですが、実際はどうですか? 味付けなどはどうされていますか?

    AT沖田:設計上、音質とか音のコントロールはなるべくしないようにしていて、数値性能、周波数特性、位相特性、歪みなどを見て目指すものを作ります。その結果がこのようになっているのです。原理的なものをきちんとやるというのが大事です。最後に少しだけ評価をもらって、チューニングを施すことはあります。基本性能、土台が最も大事だと思っています。

    松下:なるほど、僕らが想像しているより「理系」な作業なわけですね。

    AT沖田:AT4081も見た目がスティックですが、結果的にボーカルでも使えるマイクになっています。

    OSHIMA:ちなみにお幾ら位なんですか?

    AT佐藤:AT4080が¥99,800、AT4081が¥69,800ですね。

    4) AT4050, AT4060a(真空管マイク)

    →真空管とFETによる音質、特徴の違い


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    taidan3_2

    Rock oN:次に通常のFETと真空管の比較です。AT4050、AT4060aです、どうぞ。

    AT沖田:比較したAT4050(FET)とAT4060a(真空管)は、ユニットは近いものがあります。ただしAT4060aは、一から設計してあります。

    AT佐藤:AT4060aは所謂真空管らしい音とは少し違う感じを受けると思います。

    池田:いい意味でフラットですよね。

    OSHIMA:そうだね。何か使いやすそう、どちらも。リボンよりも安心感があるというか、ストレートな音。聴き心地が普段と変わらない。リボンは好みだったけどね。

    AT佐藤:「真空管」感というのはどうでしょう?

    池田:やっぱりありますよね。多少枯れたところがあるというか。

    OSHIMA:甘い、ざらっとした感触がね。

    Lica:私はギターも歌もAT4060aが柔らかくて良かったかな。

    池田:意外に真空管は普通なんですよね、どのマイクも。「真空管」っていうと、あれを通るぞ!みたいなイメージがあるけど、意外とそこまで変わらないというか。

    OSHIMA:たしかに。

    松下:でもAT4050が支持されるっていうのは分かる気がします。これで録っていれば、間違いがないというか。

    AT沖田:最も面白みがないというか(笑)、いい意味で全く色付けがないんです。

    松下:なるほど。

    OSHIMA:これが一番安心するのは何なんだろうね?(笑)

    池田:ね、バランスがいいのかな。

    OSHIMA:AT4050はモニターの感じも素直だね。聴き慣れているのか、素直なのか。

    松下:リボンはモニターに慣れるのに時間がかかりますからね。

    OSHIMA:うんうん。何か(AT4050は)クセがないんだよね。

    Rock oN:ちなみにOSHIMAさん、よく使うマイクって何かあるんですか?

    OSHIMA:使うことが多いのは(NEUMANN)KM184かな。でも今日どれか持って帰っていいっていわれたら、間違いなくリボンマイク! 大は小を兼ねるっていう意味で、AT4080だね!(笑)

    池田:音楽性というか、Discaに合うよね。

    Lica:(AT4080とAT4081は)夫婦マイクですね(笑)

    AT佐藤:ちなみにAT4050は、オーディオテクニカの1インチダイアフラムの一号機です。

    AT沖田:AT4033もスタジオコンデンサーの一号機。一号機がスタンダードになる傾向がありますね。AT4050とAT4033が、レコーディングスタジオで認められた功績は大きいですね。

    Lica:分かりやすさがありますよね。

    AT佐藤:真空管マイクは何かきっかけがあったんですか?

    AT沖田:真空管マイクは、やはり「やりたい」っていう思いがありますよね。リボンもそうですしね。ただビンテージではなく、今の時代で支持されるスペックのものを目指しているっというのはあります。他社とは違う設計になっています。

    松下:(オーディオテクニカは)色付けがないっていうイメージがあったんですが、いろいろな興味深い製品を作っているっていうことがわかりました。

    AT沖田:世界で見ても、変換器の部分を自社で作っているメーカーは少ないんです。アジアでいうとオーディオテクニカ。この部分の音の傾向が、メーカーの傾向として表れてくるんですね。オーディオテクニカには、他社にはないオリジナルの傾向があると言えます。変換器とユニットを一から作っているのがコア技術というか、とても重要な点です。

    5) AT4050, AT4047/SV, AT4047MP(スタジオ定番コンデンサマイク)

    →トランスレスタイプAT4050とトランス搭載タイプAT4047/SV, AT4047MPの音質、特徴の違い


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    taidan4_2

    Rock oN:最後に、トランス搭載モデルの比較です。AT4050、AT4047/SV、AT4047MPです。どうぞ。

    AT佐藤:日本でよく売れているAT4050はトランスレスですが、設計の近いAT4047/SV、AT4047MPはトランス搭載モデルになります。

    松下:トランスを組み込むことによってどう音が変わるんですかね?

    AT沖田:入力段でも出力段でも、いいのか悪いのかは別として、トランスを通すことによって音は激変します。ただ、設計上、数値的に見るとトランスは「悪」なんですよ(笑) 劣化する方向になるというか。けれどもトランスの音が支持されるというのは、ずっとあるんですよね。

    松下:トランスだけボックスで持ち込むエンジニアさんもいますよね。

    池田:うんうん。

    松下:ギターもトランスが変わると音変わりますよね。理系のコトが苦手なんですが、そもそもトランスって何をするものなんですか?(笑)

    AT沖田:まず、入力と出力が磁気結合で繋がっている特徴が前提としてあって、昇圧比でコントロールできるんです。1出して10出すとか、10出して1出すとか。

    松下:その変換のときに色付けが出てくるんですね。

    AT沖田:トランスの巻き方とか素材とか、いろいろなパラメーターが音質に影響を及ぼしてくるのでとても奥が深いんですよね。AT4047/SVとAT4047MPはトランスを搭載しています。

    Rock oN:今までの中では一番差が微妙な比較ですね。

    松下:トランスが入っているモデル(AT4047/SVとAT4047MP)は、抽象的に言うと、何か懐かしい感じがしますよね。

    Lica:そうなんですよ。私も聴きながら懐かしいなあって。

    松下:トランスが入っていると多少揺らぐ気がするんですけど、それが特徴なんですか?

    AT沖田:はい、特に中低域の感じが変わります。

    OSHIMA:トランスが入っているとちょっと柔らかく聞こえるよね。

    AT沖田:コストとか性能という面で見ると、トランスを使う理由は一つもないんですよ。高いですし。ただ、懐かしさということのように、「何か」があってわざと残しているんです。技術者から見ても、トランスは捨てられないんですよ。性能ではないところで唯一残っているのが、このトランスなんですね。

    taidan2_2

    松下:先日AT4047MPでアップライトピアノを録ったんですが、いい雰囲気が出るんですよね。

    Lica:スタジオ、スタジオしてない雰囲気を出してくれる感じがする。

    松下:(トランスは)本当は要らないはずなのに、入っていると何かジーンと来るんですね。

    AT佐藤:日本だとAT4050の方が売れていますが、北米はそうでもないんです。

    松下:日本は録る人と、ミックスする人が違うことも多いから、AT4050で録っておけば安心なんでしょうね。

    Lica:でもトランスの音の懐かしさは、日本人は好きだと思いますね。

    松下:ねえ。

    池田:落ち着いた中に、何かがある感じだよね。

    松下:何かコーラスがかかったようなというか、ミステリアスな部分があるっていうか。

    池田:いい意味でノイズがあるというかね。

    taidan5_2

    AT沖田:トランスの特性として、低い周波数になるほど歪みやすくなるっていうところはありますので、それはあると思います。

    OSHIMA:いい意味でギターの揺れとかが馴染んでいたのがトランスかな。AT4050はそのまんまを捉えらちゃっているとうか。トランス搭載モデルは、音楽的にまとめやすいっていうのはあるかもね。

    AT沖田:たしかに「音楽的」というのはよく言われる言葉ですね。

    OSHIMA:プレイの粗がうまく包まれるよね。

    Lica:ボーカルでもそれは感じました。揺れてはいるけど気にならない感じ。

    OSHIMA:たとえば、AT4050で録ってたら直していたようなテイクも、AT4047MPだったら「ま、いっか」みたいな(笑)

    松下:距離も感じるもんね。

    Lica:感じますね。いい距離(笑)

    OSHIMA:いい意味の揺らぎというか、レコードを聴いているような感じはあるよね。

    松下:相性のいいトランスを見つけるのって、やっぱり大変なんですか?

    AT沖田:大変ですね、正解がありませんから。トランスを作るところも減っていますし。

    OSHIMA:まあ、なんかあまりマイク、シャキってするのやめてほしいですね(笑)

    松下:演奏家としてはね(笑)

    OSHIMA:曲の良さってそこじゃないだろうってね。味を大切にする方向っていう意味では、(トランス搭載のAT4047/SVやAT4047MPは)残ってほしいって思うよね。

    Rock oN:AT4047/SVとAT4047MPの違いって何か感じましたか?

    OSHIMA:AT4047/SVの方が硬めの音かな。

    AT沖田:AT4047/SVは単一指向性でベストを出せる設計になっています。

    松下:単一指向性としては、AT4047/SVの方が理にかなっていると。

    AT沖田:はい。

    OSHIMA:だからAT4047MPの方がより揺らぎが出るんだね。AT4050の「アコースティック・バージョン」だね。

    AT沖田:いいですね、それ。

    松下:池田さんは、今日の曲、ベストなマイクを選ぶとしたらどれになる?

    池田:まあ、Discaの印象があるからね。そうなるとリボンが合うかなとは思う。でも、音楽が違うとまた違う選択になるかな。

    松下:音楽次第ってことですね。

    池田:たとえば、アメリカのストレートなロックだったら、AT4050とかの方が合うかもね。ギターとか。

    AT沖田:オーディオテクニカのマイクは、たしかにギターに使われることが多いですね。

    松下:輪郭が出るからなのかな。

    池田:クリーンに綺麗に録れるよね。

    OSHIMA:僕は、アコギ用に1本目だったらAT4033/CL、最終的にはAT4047MPかな。全部聞いたらね。でもまあリボンも捨てがたいし・・・。リボン、使い込みたいよね。

    松下:用途によっていろいろですね。

    Lica:松下さんはどれが気になりました?

    松下:AT5040は、今の技術というか、こんな音聞いたことないと思いましたね。何というか、そこにボンっとある感じというか、とにかく存在感がある。

    OSHIMA:たしかに。そこにその人がいるっていう感じがあるよね。物理的な感じ(笑)

    松下:そうそう、3D的なそこにある感じ。だからこういう新しいマイクで、魂を込めるレコーディングができるんじゃないかなと思うんですよね。

    AT沖田:AT5040は、ナレーションでも使われることが多くて、感情がよく伝わるようなんです。

    OSHIMA:うんうん、わかる。面白いね。

    松下:最新の技術で懐かしさを引き出すっていうのをやりたいね。

    Lica:今いいこと言った(笑)

    (座談会はまだまだ続きますが、終わりがないのでこのあたりで・・)

    終わりに

    座談会は大いに盛り上がり、その後もエンドレスに「いい音って何か」を語り合うメンバー。しかし、結局は座談会にもあったように、音の好み、合う合わないは、その人のセンスや価値観、ジャンル、編成によって変わります。

    よくお店で「いい音にしたいのですが」と聞かれることも多いのですが、結局は「好きか嫌いか」「音楽性に合うか合わないか」としか言えない面もあり、答えがないのです。これはマイクロフォンに限った話ではなく、AD/DAやモニタースピーカーでも同じことが言えます。最終的に「いい音」を判断するのはユーザーの皆様、一人一人の判断になります。

    音の世界は果てしなく深く、その人の思いや価値観によって選ぶ機材も十人十色。しかし、機材選びは音楽制作の一部です。皆様、ぜひ機材選びを楽しんで選んでくださいね。

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      記事内に掲載されている価格は 2016年6月30日 時点での価格となります。

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