ネットワークオーディオの恩恵を個人ユーザーにも与える、DiGiGrid Desktop Seriesが遂に発売!
CAT5 Etherケーブル1本でコンピューターと接続するだけで最大128chの信号を転送。さらに複数のDiGiGrid製品や、複数のコンピューターと同時にしよう可能。これから進化していくワークフローに合わせたスタジオの将来まで見据えた拡張性がDiGiGrid製品にはあるのです!
まずはムービーでセットアップの概要をチェック
セットアップはこんなに簡単
馴染みが薄い人にとっては「ネットワークオーディオ」という言葉は難しく感じるかもしれません。しかし、実際のセットアップは非常にシンプルなのです。
Ether接続を使うメリット
Ether接続の汎用性と将来性
Ether接続は、これまでのUSB、Thundebolt、Firewireなどと同じく、もう一つの接続フォーマットです。難しく考える必要はありません。
新しく生まれては消えていく転送フォーマットですが、おなじみのEther接続はUSBに匹敵する汎用性で、多くのコンピューターに搭載されていているのはみなさんご存知でしょう。近い将来に無くなってしまう心配も、当分することはありません。
またEtherケーブルは比較的安価で手に入るため長距離の引き回しでも低コスト。さらにDiGiGridはGIGABIT対応であれば一般的なEther機器がそのまま使えます。
DiGiGridを使うメリット
最大8台までのDiGiGridは1つのドライバーで認識されます。これらは同時に使え、買足しで拡張が可能です。スタジオの規模やレコーディングスタイルによって、最適な入出力数を持てるということですね。
そしてDiGiGridは最大8台までのコンピューターを同時に接続し使うことができます。例えばWindowsとMac、そして一つのDiGiGrid オーディオI/Oにネットワークとして繋げば、WindowsのCubaseで作った楽曲をMacのPro Toolsにトラック別にオーディオで書き出すといったことも可能です。
DiGiGridが扱える音声信号は同時に数百ch。まさにフレキシブルなシステムを構築できるのです。
DiGiGrid ネットワーク・オーディオシステムでこんなことができる!
1. ケーブル1本で全てがつながる
ホストコンピューターとDiGiGrid ネットワーク・オーディオI/Fの接続はCAT5 Etherケーブル1本。これだけで128ch分のオーディオ信号の転送、DiGiGridS(PoE対応のハブ)を使えばバスパワーも可能。ケーブルの取り回しが非常に楽!
2. 高い拡張性により、将来的なスタジオの進化にも対応できる!
専用ハブを使えば、複数のコンピューターやほかのDiGiGridネットワークオーディオシステムとの拡張が可能に。もちろん、IOSのようなDiGiGrid DSPサーバーとも接続可能。Wavesをはじめとした対応プラグインのプロセスを、ホストコンピューターのCPUに負荷をかけずに行うことができます。
また、DiGiGridネットワーク・オーディオI/Fは、最大75mまでのEtherケーブルの延長が可能。スタジオと録音ブースをまたぐようなスタジオワークも可能です。この最大距離で128ch分のオーディオ信号の転送をしても、ネットワークバッファーによりケーブルによる音質差が理論上ないということも大きなメリットでしょう。
3. 1台のネットワーク・オーディオI/Fを複数のコンピューターで共有できる!
最大8台までのホストコンピューターで同時使用が可能。Mac/Windowsはもちろん、DAWをも問わず、1台のDiGiGridネットワーク・オーディオI/Fを使うことができます。
ネットワーク的につながったDAW同士を使えば、例えば”マシンA”のCubaseの音をそのまま”マシンB”のPro Toolsに書き出すことも可能。複数人がそれぞれのコンピューターを持ち寄って、一度に作業をすることも夢ではありません。
DiGiGridD ~Desktop Interface
DiGiGrid共通の品質基準で設計されたDiGiGrid Dは、DiGiGrid MやQよりも多くの機能を備えた製品です。デスクトップ・サイズのコンパクトなインターフェイスですが、その性能は、ユーザーのクリエイティビティーを刺激します。
DiGiGrid Dは、4系統のインプット、6系統のアウトプットであらゆる用途に柔軟に対応します。インプット1と2はマイク/ラインの入力に対応、3と4はライン/インストゥルメントに対応した入力です。モニター用にレベルコントロールが可能な2組の出力とレベル固定の2つのライン出力を備えています。
自宅やスタジオはもちろん屋外ロケでの使用も可能、ヘッドフォンまたはスピーカーでモニタリングし、DAWソフトウェアのレコーディング機能を強化します。
あらゆる領域で、更なる拡張をシンプルに
DiGiGrid Dは他のDiGiGrid製品とシームレスに統合でき、DiGiGrid Dを含め複数のI/Oに装備された多数の入出力を同時に使用、すべてのI/Oを1台のMac/PCから一括してコントロールできます。
ロック機構を備えた12VのAC/DCアダプターが付属、そしてPoE(Power over Ethernet)の採用により、様々な環境で場所を問わない簡単なセットアップを実現します。
ダイナミック、パワフル、そして実用的。
DiGiGrid Dは簡単セットアップが可能で、あらゆるスタジオ用途に適応可能です。厳しい品質基準をクリアしているので、どのようなプロジェクトにおいても、満足な結果が得られるでしょう。制作した楽曲のレコーディング、モニタリング環境にはプロレベルの競争力を。DiGiGridのピュアなサウンドは、クリエイティブな瞬間を逃しません。
DiGiGrid Dは細部までスタイリッシュ。幾層にも重ねられたメタリックカラーの塗装、カスタムメイドのソフトタッチ・コントローラーおよびポリカーボネート製オーバーレイ。デザイン性、高品質、精密性を全ての段階において追求しました。
MacまたはWindowsのEthernetコネクターに挿すだけで、あらゆるホストアプリケーションにおいてシンプルで高品質なオーディオインターフェイス環境を実現できます。更に、DiGiGrid Dは複数のコンピューターやホストアプリケーションに同時に接続して一台のDiGiGrid Dを共有可能です。
DiGiGrid Sと併用する場合は、75mまでの距離であれば、簡単に同時に接続可能です。システムの拡張時には必要に応じて、ラックマウントでI/OやDSPを増設可能です。
DiGiGridM ~The Musician’s Recording Interface
DiGiGrid Mは、2イン/2アウトのI/Oを搭載、ホーム、スタジオ、その他あらゆるシーンでミュージシャンに最適なオーディオ・インターフェイスです。セットアップはとても簡単、プラグアンドプレイで2系統の入力をモニタリングしながらレコーディングが可能です。
インプット1はマイクとライン、インプット2はインストゥルメントとラインの信号に対応し、オーディオのキャプチャリングに関しては、DiGiGrid Mの最高品質のADコンバーターとマイクプリがその性能を存分に発揮します。専用のハイパワー・ヘッドフォン出力と直感的なアナログ・コントロールで、モニタリングも簡単です。
DiGiGrid Mの可能性は無限大です。CAT6のSoundGridネットワークで接続、他のDiGiGrid製品とシームレスに統合可能です。必要な入出力を備えた他のDiGiGridインターフェイスを追加すれば、オーディオI/Oをわざわざ買い換えることなく、システムを拡張可能です。
DiGiGrid Mの土台部分は滑り止め加工されており、オプションのマイクスタンド・アダプター・プレートに装着すれば、マイクスタンドに立てて使うこともできます。端子をロックできる12VのAC-DCアダプターが付属していますが、Power over Ethernet(PoE)で電源供給が可能なので、DiGiGrid Sを核にネットワークを構築すれば、電源いらずの簡単なセットアップが実現します。
音楽的なサウンド、パワフル、実用的。
MacまたはWindowsのEthernetコネクターに挿すだけで、あらゆるホストアプリケーションでシンプルかつ高品質なオーディオ・インターフェイスとしてお使い頂けます。(MacのThunderBolt-Ethernetコネクターにも対応。)
DiGiGrid Sと併用する場合は、75mまでの距離であれば、簡単に同時に接続可能です。加えて、複数台のコンピューターやホストアプリケーションを接続して、このI/Oを複数のホストから同時に使うことも可能です。
もしハイパワーのヘッドフォンアンプが必要ならDiGiGrid [Q]もっと入出力がI/Oがなら [D]も同時にお使い頂けます。さらにシステムを拡張する場合、必要に応じてDiGiGridのラックマウント型のI/OやDSPサーバーを増設することも可能です。
DiGiGridQ ~Headphone Amplifier
小さなルックスに騙されてはいけません。DiGiGrid Qヘッドフォンアンプは、DiGiGridのハイエンドのオーディオ・インターフェースの一つであり、小さくても十分な音量でヘッドホンを鳴らせるよう設計されており、様々な場面で活躍します。ホームレコーディング、クリエイティブなリハーサル、本格的なスタジオ・セッション、音質にこだわったヘッドフォンでのリスニングまで、正確なモニタリング環境が必要なあらゆる用途でDiGiGrid Qが活躍します。
DiGiGrid Qは、1/4インチと3.5mmの両方の出力端子を備えており、最大600Ωまでの標準的なヘッドフォンに対応します。また、AES/EBUデジタル(プロフェッショナル・ユース)、Ethernet/CAT6(SoundGridネットワーク接続)、アナログ(汎用オーディオ機器の接続)、Bluetoothの4種類の入力に対応しているので、様々な場面で役立ちます。リスニングでも、デジタル・ミュージックのコレクションをBluetoothでダイレクトに再生可能、ストレスとは無縁です。
DiGiGrid Qの優れたポイントは他にもあります。CAT6のSoundGridネットワークで接続、他のDiGiGrid製品とシームレスに統合可能です。必要な入出力を備えた他のDiGiGridインターフェイスを追加すれば、オーディオI/Oをわざわざ買い換えることなく、システムを拡張可能です。
DiGiGrid Q の土台部分は滑り止め加工されており、オプションのマイクスタンド・アダプター・プレートに装着すれば、マイクスタンドに乗せて使うこともできます。端子をロックできる12VのAC-DCアダプターが付属していますが、PoE(Power over Ethernet)で電源供給が可能なので、DiGiGrid Sを中心にネットワークを構築すれば、電源いらずの簡単なセットアップが実現します。
クオリティー、パワフル、そして実用的。
MacまたはWindowsのEthernetコネクターに挿すだけで、あらゆるホストアプリケーションでシンプルかつ高品質なオーディオ・インターフェイスとしてお使い頂けます。(MacのThunderBolt-Ethernetコネクターにも対応。)
DiGiGrid Sと併用する場合は、75mまでの距離であれば、簡単に同時に接続可能です。加えて、複数台のコンピューターやホストアプリケーションを接続して、このI/Oを複数のホストから同時に使うことも可能です。
インプットが必要な場合はDiGiGrid [M]を、もっと入出力が必要なら[D]も同時にお使い頂けます。
DiGiGrid Qの力強いパワーやハイファイなアウトプットで、ホームスタジオやオフィスでコンピューターのヘッドフォン出力を豊かなものにしましょう。また、Bluetoothやフォノ入力で、お気に入りの音楽を極上のサウンドで聴きましょう。さらにシステムを拡張する場合、必要に応じてDiGiGridのラックマウント型のI/OやDSPサーバーを増設することも可能です。
DiGiGridS ~オーディオ・ネットワークに、Power over Ethernet(PoE)を。
DiGiGrid Sは、複数のDiGiGrid Desktopオーディオ・インターフェイスに電源を供給できるコンパクトなPoE(Power Over Ethernet)スイッチです。アップストリーム・ポートx1(PoE無しのEthernet)、およびPoEポートx4を備え、4台までのDiGiGrid製品を接続可能です。DiGiGrid SはDanteの信号にも対応しており、将来的なネットワーク・オーディオ・システムの拡張にも最適です。
DiGiGrid MとQをマイクスタンドに固定するアダプタ
記事内に掲載されている価格は 2016年7月25日 時点での価格となります。
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