歯科技工で培った技術を応用したカスタムインイヤーモニター(CIEM)がプロに評価されているFitEar。その着け心地と密閉性、際立つ音質をユニバーサルモデル(汎用ボディ)でも手軽に体験できる新製品FitEar Universalが登場しました。
FitEarのユニバーサルモデルはこれまで TO GO!334、FitEar Parterre、fitear の3機種がラインナップされていましたが、新製品のFitEar Universalはあらたに楕円形のステムによって自然な着け心地とCIEMとほぼ同じ音導孔開放位置を実現しました。
そして嬉しいことに、ユニバーサルモデルラインナップの中でもっともお手頃な価格。業界にも愛用者が多いFitEarのサウンドを手に入れるには絶好のモデルとなっています!
FitEar Universal
FitEar Customの音をどなたにでも
「FitEar Universal」はカスタムイヤーモニター「FitEar Custom」から誕生した、ユニバーサルタイプのイヤホンです。プロフェッショナルな現場で培われた、強調が無く端正なFitEar Customのサウンドをより手軽に、どなたにでもお届けします。
オーバルホーンステムを採用したシェルデザイン
外耳道断面はおおよそ縦長の楕円形となっていますが、従来の円形ステムにイヤーチップを取り付け外耳道に挿入した際、時として側方部への干渉が生じ、所定の位置に収めにくい、痛みや違和感が出やすいという課題がありました。
FitEar Universalではこれまでのカスタム製作で得たノウハウと形状、サイズ傾向から最適なステム形状を検討。外耳道への干渉を抑え、FitEar Customで採用したミドルレッグシェルと同様の音導孔開放位置を得られるよう設計されています。
またParterreから採用する音導孔開放部のホーン形状も採用。高域減衰を抑制し、カスタム設計時に想定された本来の遮蔽性と音質バランスを実現する独自技術から生まれたステムです。
ライブコンサートで鍛えられた音質
FitEar製品は現在プロフェッショナルユーザーに広く利用されています。FitEar Universalでは製品開発において沢山のアーティスト、エンジニアの方よりいただいたフィードバックから、ステージと同様に不要な強調の無い端正な音を日常の音楽鑑賞に最適化しています。
耳あなの形状やサイズは人それぞれ。カスタムイヤーモニターは耳あなの形をとって作られる個人専用のイヤフォンですが、製作には様々なノウハウが必要となります。
聴力を補助する補聴器は毎日朝起きてから夜寝るまで、洗面や入浴時を除き長時間利用されます。またマイク、アンプ、スピーカーが指先程のケースに納められ、そこで非常に大きな増幅を行うため高い遮蔽性が維持されないと「ピーッ!」というハウリング音が発生してしまいます。
「歯」と「耳」、共通のテーマ
顎関節と隣り合わせの耳あなは、顎の動きにより遮音性の変化、痛みの発生といった問題が生じる場合があります。咬合や顎運動という一見音とは関係無いように思われる歯科関連の事項も、安定した装用のためには見逃すことができない要素となります。
「高い遮蔽性」と「快適な装用」を両立し、音楽鑑賞に最適な静音環境を提供する。1958年に歯科技工所として創業された須山歯研、1985年にスタートした須山補聴器の技術とノウハウの蓄積が、ステージユース、音楽鑑賞においてもFitEarが誇る最高のフィット感を支えています。
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記事内に掲載されている価格は 2017年8月21日 時点での価格となります。
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