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2014年1月18日 特集, ,

生楽器最強のマイクロフォン!!DPAの真実に迫る!!比較試聴〜アコースティックギター編〜!!


PA及びレコーディングの現場を含め、生楽器の収録では定番メーカーのDPAですが、自宅環境に手軽に導入した場合はどうか?といった素朴な疑問から今回の検証をスタートしてみました!

その第1弾としてアコースティックギターを録音し比較試聴してみたいと思います!

まずは

試聴ラインナップの簡単なご紹介から、、。

■ラインナップ

•VO4099G (4099とギター用クリップセット)

ギター、ピアノ、サックス、弦楽器更にはドラムまで音源を問わず、幅い広いソースに対応する超単一指向性のマイクロフォン!デンマークの工場で一つ一つハンドメイドに丁寧に作られています!アタッチメントを付け替えることで様々な楽器のスイートスポットの音を収録可能です!楽器が移動しても狙ったポイントがずれないのでプレイヤーのクリエイティビティーを最大限に発揮できます。

•DPA 4090

DPAといえば高価なマイクというイメージがありますが、そのハイグレードなサウンドはそのままに、価格を抑えたコストパフォーマンスの高い無指向性のマイクロフォンです。ギター、ピアノ、ドラムの金物類などの収録にオススメのマイクロフォン!このマイクは高感度型ですが、4091という低感度型もラインナップ。ギターのアンプ録りなどにはこちらをご使用ください。

•AKG C451B

もはや説明不要の定番C451Bです。アタックの早い音源のソースにおすすめで、ギター、パーカッション、ボーカルまで幅広く対応します。本体にPAD、Lowcutなどを装備しているので大音量のソースでも臨機応変に安心して収録できます。立ち上がりの早い音を収録するのに適しています。単一指向性コンデンサーマイクです!

SHURE SM57

こちらも定番のSM57です。主にギターのアンプ取りや、ドラムのスネア等に使うのが一般的ですが、こちらもソースを選ばず幅広く活用できる万能なマイクです。このラインナップの中では、唯一のダイナミックマイクです。

■レコーディング環境

今回は、Rock oN リファレンスブース内のデッドな環境で、オーディオi/oにはDigidesign 003を用いました。

マイクセッティングについては、ギターホールから5cmほどフレット側を狙い、20cm程距離を離して録音しています。

※4099のみギター本体に固定仕様となるため、ギターホールとの距離は10cmほどで収録。

■試聴

ギター〜アルペジオ〜
VO4099G

DPA 4090

AKG C451B

SHURE SM57

ギター〜コードストローク〜

VO4099G

DPA 4090

AKG C451B

SHURE SM57

ギター〜カッティング〜

VO4099G

DPA 4090

AKG C451B

SHURE SM57

■総評:

VO4099G:低域から高域まで余すことなく収録するリアルな音質

全体的なバランスに優れ低音から高域まで余すところなく音の芯をとらえていると感じました。とくに低域から中域にかけてのふくよかさはこの中でも突出しているかと思われます。

今回は固定されたポジショニングで収録したため、どのラインナップも音の距離感については変化はみられませんでしたが、楽器本体に固定し、奏者が動いても、常に一定のポジションで収録できるので、超単一指向性の特性も含め、第一候補にあがってくるマイクではないでしょうか。実は今回、収録して判明したのですが、ハンドリングノイズが極限に少ないのがとても印象的でした。

4090:トータルバランスに優れた万能な音質

とくにコードストローク時の音色に着目!6本の弦をフルに震わせた時のバランスの良い響きが感じられたと思います。どのようなトラックでもバランス良く対応できる音で収録できるのも魅力ですが、割とシンプルな楽器構成の中で主役になるギターインストゥルメントなどで活きてくるマイクだと感じました!

C451B:スピード感のある音の立ち上がりが特徴的な音質

音の立ち上がりを表現するスピード感はとても早いです。アタック時のジャリッとした音が強調されるので、カッティングや早めのコードストローク時の刻み系の奏法には相性がいいですね。アコースティックな響きというよりも、POPsなどで音数が多めのトラックの中に置いたときに存在感が出てくる音質だと感じました。

SM57:ダイナミックマイク特有の荒々しさが印象的な音質

単純に、コンデンサーとダイナミックマイクを比較するのも難しいですが、やはり性質上どうしても他のマイクより音が細くなってしまう印象はあります。しかし、逆にダイナミックマイク特有の荒々しさがでているので使い方しだいでは面白いと思います。

いかがでしたでしょうか?今回収録してみて、改めて、録音時のマイクの選択の重要性を認識しました。今回紹介させていただいたマイクはどれもコストパフォーマンスに優れたモデルです!自宅での制作時に、録り音に悩まれている方!生楽器最強のDPAマイクロフォン!おすすめですよ!


¥ (本体価格:¥ )

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※アタッチメントはギター、バイオリン、ピアノ、サックス、木管楽器、トランペット用など各種あります。


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メーカーHP:

http://www.hibino-intersound.co.jp/dpa_microphones/category/104/1.html

製品担当:福山


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