製品レビュー、試聴からサポート情報、キャンペーンまで製品別にフォーカス。活用のヒントがここに集結。
その表現力と響きは、完全にアナログ、そしてそのサウンドはエレクトリックに変化。手触は、その手になじむ木の肌触りのよう。
Youtubeで謎のパーカッションを発見!ベールに包まれたその楽器は『aFrame』。その演奏はエレクトロなパーカッションサウンドでありながら、叩く、こする、押す、など非常にアコースティックな打ち心地を感じます。
ドラムパッドのように叩く領域に境は無く、木製のフレームで縁取られた、ダイヤモンド型の5角形の板一枚。箇所や触れ方一つでサウンドが変化していく様子は、アコースティックとエレクトリックの境が薄らぐような、これまでにない楽器と言えるかもしれません。
サウンドはラインで録音されていますが、aFrameに音源が搭載されているかどうかは定かではありません。生のドラムブラシのサウンドも聴けるため、外部音源のトリガーとして使えることも期待します。もし可能であれば、シンセドローンのトリガーや、コンバーターを経由してモジュラーシンセのコントローラーとしても使ってみたいものです。
アナログシンセの様な揺れ動くサウンド変化と、アコースティックな感覚。ムービーの最後に現れる言葉がaFrameのコンセプトを表しているといえるでしょう。
aFrameの情報は今の所この動画しかなく、これが製品として世に出回るのか、個人の作品であるのかすらも不明です。これまでにない新しさを感じるorganic instrument。aFrameの追加情報が公開され次第、またレポートしていきます。どうぞご期待ください。
記事内に掲載されている価格は 2016年8月25日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ