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17
Feb.2017
ANTENNA

Roland 新製品発表会レポート NAMM 2017から

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2017年2月1日に都内某所で開催されたRoland新製品発表会。その模様をレポートします。

RD-2000

NAMM SHOW 2017で発表されたRolandステージピアノの最高峰

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フルポリフォニー可能なアコースティックピアノ物理モデリング音源と約1,100を超える音色を収録したSuperNATURALベースのサウンド・エンジン、2つの独立した強力なサウンドエンジンを搭載。暗闇でも視認性の高いノブやスライダー、最大8音色の割り当て可能なZONEなどステージユースのために考え抜かれた機能も満載。
USBオーディオ/MIDIインターフェース機能を搭載し、MacやPC上のDAWと『RD-2000』の内部音源を組み合わせた演奏も可能にしたRolandステージピアノの最新フラッグシップ 『RD-2000』Roland東京オフィスでの発表会レポートをお届けします!

最新のアコースティック・ピアノ・サウンド

Rolandが物理ピアノ音源方式を追求して来た「V-Piano」の設計思想を元に最新エンジンで新設計したピアノ・サウンドは、V-Pianoのサウンドを既に知っている方も要チェックです。演奏してみた感想ですが、サウンドの芯と立体感、音の立ち上がりの早さが抜群でリズムセクションとの相性が良いと思いました。全鍵盤が同時発音可能なフル・ポリフォニーですのでサスティンペダルを踏みっぱなしでガンガン弾いたとしても大丈夫です!

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RD-2000の操作パネルに「ONE TOUCH PIANO」ボタンがありますが、これはどのような状況下からでもすぐにピアノ音源に戻れるという、ピアノというアイデンティティを主張したボタンではないでしょうか。

プログレッシブ・ハンマー・アクション・キーボードPHA-50を試してみました!

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樹脂材質を芯に備え外側は木製というハイブリッド鍵盤PHA-50は、適度な重さと軽やかな立ち上がりを兼ね備えた演奏しやすい鍵盤で、弾いていてとても心地良かったです。強い打鍵はもちろん演奏表現において重要な「超繊細なピアニシッシモ」まで拾い上げてくれるレンジの広さで、自分の演奏が一段階上手くなったような感覚になります。エレピの演奏ではダイナミックレンジによる音色表現の幅が特に広がりますので、ベロシティカーブの設定はHeavyがお勧めです!

ソフトウェア・シンセサイザーとの親和性

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RD-2000は最大 24 bit / 96 kHz USBオーディオ/ MIDIインターフェースとして機能し、パソコンとUSB接続してソフト音源を演奏したり、RD-2000本体ツマミやスライダーでソフト音源の音色をエディット、ミックスが可能です。

本体音源と外部音源の設定は「シーン」として保存が可能で、ライブ演奏時にはシーン切り替えで音色チェンジが簡単に行え、今後ソフト音源をライブ演奏に活用するプレイヤーが増えて行く事でしょう。ちなみに篠田氏演奏デモンストレーションではApple Logic ProX / Main StageをホストアプリケーションにしてSpectrasonic / Omnisphereなどを演奏されたそうです。

88鍵に自由自在にアサイン可能なZONE設定

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最大8つまでの音色アサインが可能なZONE設定 では、異なるキー・レンジに別々のサウンドをアサインしたり、複数のサウンドを重ねたレイヤー・サウンドを作成することが可能です。例えば88鍵の中央から左側にRD-2000内蔵音色をアサイン、右側に外部PCソフト音源をアサインした「スプリット演奏」はもちろん、8つまで複数の音源をマッピングして88鍵を端から端まで使い切ったライブパフォーマンスも可能になります。ソフト音源と内蔵音源が同一鍵盤上に混在出来るのは非常に使える機能だと思います!

RD-2000は鍵盤弾きを育てるマスターキーボード

RD-2000はプレイヤーの演奏を正確にキャッチしてくれる鍵盤、妥協を許さないピアノ音源とSuperNATURALベースのサウンド・エンジンを持ち、PCと接続して無限の音色拡張が可能な“プレイヤーが弾きたくなる”キーボードではないでしょうか。これから音楽を始める方、プロとして活動している方、どちらにとってもRD-2000は高い目標を持つ人、音楽に真剣に向き合おうとする人を引っ張って行ける力を持った機材だと思います。RD-2000で何かが生まれそう!そう思わせてくれるキーボードでした。

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デモンストレーターの篠田元一氏(以下:篠田氏)のデモ演奏にシビレました!

LAファンクを基調とした曲で、RD-2000内蔵音源と外部PCソフト音源の大共演です。篠田氏手弾きパートはピアノ、エレピ、シンセリード、オルガンなど、パッチとエフェクトのON / OFFを切り替えながらのジャズ・フレーズに会場は魅了されました。RD-2000を手に入れれば自分もあんな感じに格好良く演奏出来るのでは?とまずはスケール練習を再開しようと心に誓う筆者でした。

GO:KEYS  /  GO:PIANO

初めて楽器に触れる方、鍵盤楽器を始めてみたい方に最適な新しいコンセプトのキーボード「GO:KEYS」と「GO:PIANO」。

GO:KEYS

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「GO:KEYS」はエレクトリック・ミュージックに特化した音楽を簡単に演奏出来るコンセプトで、本格的な音色を含む500種類以上のサウンドを搭載。

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シンプルな丸と四角のタッチボタン、スピーカー搭載部のボーダーラインは80’sというより未来的なデザインですね。操作パネルはタッチパネル式で押してもクリック感は無く、四角ボタンは押しながらスライドさせることでエフェクトのかかり具合をコントロールします。

特徴的な機能「ループ・ミックス機能」は、本体に内蔵されたロック、ヒップホップ、ハウス、R&Bなど様々なジャンルのループ・ミックス・セットからそれぞれリズムパターン、ベースパターン、シンセリフを選び、音楽を構築・展開して行く事が可能です。パターンが秀逸でどの素材を選んでもサマになり、トラックを構築して行く楽しさを味わえます。また「コード検出機能」は和音を押さえるとコードを検出し、演奏パターンがコードに追従しますので楽曲制作にも非常に役立ちます。

GO:PIANO

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「GO:PIANO」は本格的なピアノ・サウンドを気軽に楽しめるエントリー・キーボードで、コンパクトなボディながらもRolandのデジタルピアノから継承した高品位なピアノ音色10音色とエレピ、オルガン、ボイス系音色など鍵盤演奏の初心者でも楽しみやすい40音色を内蔵しています。

標準61鍵タイプの新鍵盤は押し込みが浅く、鍵盤演奏に慣れていない方にも演奏し易いかと思いました。付属の譜面立てにはスマートフォンやタブレットを固定するスリットが設けられているのも嬉しい気配りですね。メトロノームや演奏の録音機能、無料レッスンアプリ「Piano Partner2」にも対応し、気軽に鍵盤楽器を始めたい方に最適な一台でしょう!

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重量はどちらも3.9kgで、実際に持ってみると見た目より軽い印象でした。見た感じ61鍵に見えないのは本体両端がスッキリしているからですね。電池駆動が可能なのでパーティーや野外演奏に重宝したり、メロディが閃いた時にはすぐに演奏出来るというアクセスの早さも魅力です。

外部入力端子のほかBluetoothによるスマートフォン/タブレットとの接続も可能で、本体のスピーカーで再生しながら一緒に演奏を楽しんだり、単純にBluetoothスピーカーとして使用するのもあアリだと思います。

Rubixシリーズ

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Roland オーディオI/Fの最新機種!Rubixシリーズは、安定動作と価格帯を超えたマイクプリの品質で長年人気だったUAシリーズの後継機となります。

Rubixシリーズは24bit/192kHz対応のUSB 2.0オーディオI/F。ラインナップは入出力の違いで3機種。

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・Rubix22 – 2in/2out
・Rubix24 – 2in/4out
・Rubix44 – 4in/4out

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マイクプリは定評のあったUAシリーズのVS PREAMPの機能を受け継ぎ、さらにローノイズ化。触るとヒヤリとする金属製の筐体は外来ノイズから基盤を守る働きも重視されています。低ノイズのためにRubixシリーズは、全出力端子をグラウンド・リフトするスイッチを装備。さらに、アナログ部とデジタル部のグラウンド・ラインを分割するなど、徹底的に外来ノイズ対策をほどこしています。

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RubixシリーズはUSBクラスコンプライアントでMacとiPadならドライバーなしで使用可能。Windows10の場合はネットワークからのドライバー自動ダウンロードとインストールを行い、簡単に使えるようになります。ドライバーの安定性がUAシリーズ譲りなのも安心できます。マイクプリやアウトプットなどのレベル管理に便利なカラフルなインジケーターも装備。さらには、Ableton Live Liteのライセンスが付属し、買ったその日からすぐ制作が始められます。

新たなRolandオーディオI/FシリーズRubix。発売は22が4月。24と44は5月となっています。

GO:MIXER

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Youtube / SNS時代のスマホ用オーディオミキサー。スマホを使った楽器演奏の動画の録画の際、マイクやギター、シンセなど複数のオーディオデバイスをまとめるために使います。スマホ供給のバスパワー駆動なので、これだけで使えます。非常にスマート。

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GO:MIXERはマイク、ギター/ベース、キーボード(L/R)、LINE IN x 2(ステレオ・ミニ)の合計5つの楽器を入力でき、本体のボリュームでミックス(*)。iPhoneライトニング端子、もしくはアンドロイドmicro USB端子経由でスマートフォンに音声を送ることができます。(*マイク、ギター/ベース、キーボードのみ。LINE INはボリューム調整なし)

P1300779この他には「歌ってみた」のような動画を作る際に便利なセンター・キャンセル機能を搭載。Rolandらしいマーケティングでユーザーのニーズにうまく応えた製品だと思います。この仕様であれば実況中継にも便利ですね。

これまでスマホを使った演奏動画の録画は、いわゆる小型ミキサーやムービーソフトでの編集などコンシューマーには手が出しづらいものでした。しかしGO:MIXERさえあれば、これとスマホだけで良音で狙い通りの楽器録音を行うことができます。 

MA-22 / MA-22 BT

NAMM 2017の事前情報でも出ていなかった、この日公開されたばかりのPC用デスクトップスピーカー MA-22 と MA-22 BT。コンシューマーに人気だったMA-10Aの後継機種となりますが、MA-22はだいぶすっきりとした現代的なデザインとなりました。

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MA-22は20W × 2 の2WAY 方式バスレフ方式。ボリュームと2バンドEQのツマミ、そしてMA-10Aでも好評だったヘッドホンアウトをフロントパネルに装備。

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MA-22 BTはBluetooth標準規格Ver.3.0 によるワイヤレス対応スピーカー。気軽にリスニング用途で使えそうですね。

BOSS + Strandberg コラボレーション

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BOSSのV-Guitar技術と、最新の人間工学によって生まれたStrandbergギターがまさかのコラボレーション。V-GuitarとのコラボレーションといえばFENDERとのタッグで生まれたG-5が記憶に新しいところ。

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Strandbergは ギタープレイヤーであり機械技師の経験もあるOla Strandberg氏によるギターブランド。人間工学に基づくボディシェイプや台形のネック握り、多元で効果を発揮するファンフレット、コイルレスのピックアップなど、Fender/Gibson由来のエレキギターには無い最新のテクノロジーで技巧派ギタリストが注目しています。

このコラボモデルは参考出品ということで製品化されるかどうかは現時点では未定ですが、モダン志向のギタリストが飛びつきそうな仕様なので、ぜひ販売を実現してほしいです。

V-Drums

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今年で20周年を迎えるV-Drums。フラッグシップのTD-50KVがキック・ドラム・コンバーター KD-A22と共に展示されていました。KD-A22は安定したトリガーが可能になるほか、ステージングでもひときわカッコよく映えるという大きな特徴が魅力的です。


今回もバラエティに富んだ新製品を発表したRoland。RD-2000のコンピューターとの親和性を筆頭に、GO:MIXERやMA-2 BTなど時代のニーズに敏感に応える製品が多数登場したRoland。NAMM 2017の興奮が再び蘇りました。

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