HOTなクリエイターが求める最新情報をキャッチアップ。MUSIC・ART・文化、店舗情報まで盛り沢山
もう6月も終盤。渋谷は蒸し暑い日が続き夜も寝苦しく感じ初めています。ともなれば不気味な怪談話というのが日本の風物詩ですね(かなり強引)。
映画界では日本人クリエイターにより独自の恐怖感を表現したホラー映画は「ジャパニーズホラー」とカテゴライズされ、世界中にファンがいます。血潮が派手に飛び散る欧米のそれとは違って、静かで内的に迫ってくる恐怖はCool Japanの一つとも言えるのではないでしょうか。
さて、今回ご紹介するのは「The Apprehension Engine」と呼ばれるこの楽器。主に映画音楽で活躍する作曲家Mark Korvenさんのアイディアから生まれた、ホラーサウンドを作るための楽器です。(実際にこれを組み上げたのはTony Duggan-Smithさんというギター職人さん。)
Mark Korvenさんの仕事は、2016年最も怖い映画と評価された「The Witch」のサウンドトラックで知られています。
曲末ピークの恐怖感…。すごい!
さてこちらがThe Apprehension Engineの実際の演奏です。
ムービーを観ると擦りと無調、そして不安定に変化する倍音が特徴のように感じます。感覚的には「不安」になる音ですね。
これを使ったサウンドは実際にMark Korvenさんの作品に活かされるということです。サウンドトラックは奥が深いですね。
記事内に掲載されている価格は 2017年6月27日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ