Rock oN AWARD 2018 受賞製品を発表!

ユーザーとRock oN選考委員、そしてゲストのプロクリエイターが一つになって2017年を象徴するプロダクトを決めるRock oN AWARD 2018。遂に受賞製品が決定しました!
2017年はAIやVRなど新しい技術が一般化してきた年でした。それらを使ってクリエイターは何をどう表現していくのかが問われ始め、さらに出来上がった作品をアウトプットするフォーマットはフィジカルメディアやインターネットで細分化されていき、これからも個人の志向や特殊な楽しみ方が深く追求されていく気配を見せます。
この変化する時代、2017年を象徴した製品をここに発表します!

Rock oN AWARD 2018の栄光に輝く13のプロダクツはこれだ!

・2017年はVRやイマーシブサウンドといった新しいフォーマットへのアプローチが加速した年だった。Pro Tools12.8.2の対応やFacebook360の参入など大きな波も起こり、時代性を感じる製品となった
・VRコンテンツを制作するのに欠かせないAmbisonics方式マイクがこの価格で登場したことは、制作業界にとって大きな意味がある
・「新しい世界を体験しよう」というSENNHEISERの意気込みを感じる製品である
・業務/個人を問わず、VR音響の追求にチャレンジしてほしいというメッセージをRock oNからも発信したい。そのためのアドバンテージを持つ製品である
以上の理由から、2017年を象徴したAMBEO VR MICに、Product of the Yearの栄誉を与えます。

・AI搭載というプラグインの未来形の一つの方向を指し示している
・NeutronがV2になり、質感や印象など抽象的なパラメーターを持ったことで、より音楽的になった
・パンニングゲイン設定に特化したVisual Mixerに、iZotopeのチャレンジ精神を感じる

・O8N2はこれまで以上にシームレスかつ、迅速な処理が可能になるため、より実験的な制作時間を生み出してくれた結果、作品クオリティが高くなった。これまで以上に手がけるアーティストから良い反応を得られ、手応えを感じることも少なくなく、お互いに喜べる結果を出せることは何物にも代え難い瞬間です。
・多様なメーカーからマスタリング用のプラグインが出ているが、音、操作性、解りやすさ全てに置いて他社より抜きん出ているように思う。
・謎の新技術でミックスとマスタリングが数秒でできあがります。しかしO8N2は、ユーザーが結果を加工できます。もう少しこうしたいなーという作業を加えるだけです。方向性を探りたい場合や、初心者のステップアップに最適です。とにかく時間短縮になりますので助かります。

Rock oN AWARD 2018 にて、iZotope社O8N2がTech AWARD受賞!とお聞きし、まずご投票いただきましたユーザーの方々とRock oNのチームに感謝申し上げます。
昨年に引き続きこのような賞をいただけることを非常に嬉しく思いますし、弊社及びiZotope社の大きなモチベーション・アップにつながっております。おかげさまでO8N2に関しては、本当に多くのポジティブなフィードバックをいただきました。iZotope製品がこれだけ支持を得られているのは、これらのフィードバックをメーカーが非常に重視して次の開発に必ず繋いでいっているからに他なりません。タックシステムでも今後も是非みなさまのご意見を出来るだけストレートにiZotope社へフィードバックするように心がけ、次の商品につなげたいと思います。ありがとうございました。
iZotope社輸入代理店 タックシステム株式会社 IDE事業部 山崎 淳



・EDMに特化した時代性
・サンプリングCDの時代からアーティストや作家から絶大な信頼を得ていたVENGEANCE SOUNDらしいサウンドへの信頼感
・販売実績やユーザーからの反響の高さ

・一言で表現するとEDM系楽曲を作成する為のワークステーションシンセ!!近年のエレクトロミュージックに対応したプリセットが豊富でドラム音源も入っており、即戦力間違い無し。
・EDM系のサウンドに最適です。プリセットも数多く即戦力の音源として使用できます。指一本で鳴らせるシーケンスサウンドも充実していて、触っていて楽しいシンセです。
・最大8VCO迄使用可能な為、メイン画面から一目で全ての波形を確認出来ないのでエディット性が悪く感じる。しかしAvengerのグラニューラシンセシスは、今迄にも数社リリースしている中ではダントツに使いやすい為とても魅力的である。

このたびは、このようなアワードを受賞できたことを非常に光栄に思っています!私たちは、シンセサイザー音源のマーケットにインパクトを与えるくらいの思いで、AVENGERの開発に何年もの時間を注いでいます。ですので、この私たちのこの努力の結晶であるAVENGERが、多くの方に気に入ってもらえ、使っていただけることが私たちにとって一番の褒賞です。
私たちは日本のお客様が大好きです。これは誇張して言っているのではありません。例えば、製品のテクニカルサポートの問い合わせでもなんでも、日本のお客様は世界で一番礼儀正しく丁寧であると感じます。
日本のミュージックシーンはここ数年で大きく変わってきていると思いますし、私たちはそれを興味深く、また、好ましく思っています!アジアマーケットに向けに、J-POPの拡張パックを作ろうかなんて話しも出ているほどです。
AVENGERが日本のマーケットで流行していることを非常に嬉しく思います!
Manuel Schleis & Rene Keilwerth – Vengeance Sound


・数あるモジュラーブランドの中で、シングルプレートのフラッグシップシンセをリリースしたメーカーの意気込み。設立当初からの一貫した世界観が結実したこのモデルには自信と誇りが漲っている
・MPEに対応。テクノロジーとアナログを融合し、表現力を高める意欲が感じられる
(Multidimensional Polyphonic Expressionの略。Roli Seaboard Riseなどの多次元コントローラによって複数のパラメータをノートごとに同時に制御できるプロトコル)
・84HPという制約の中に詰め込まれた超高機能モジュール群。iOSデバイスにEFXセンドリターンができる”Cockpit”や8つのDSPエフェクト、8つのデジタルフィルター、エンベロープジェネレーターが一体となった”Grand Terminal”など随所でアイディアが爆発

・Furthrrrr Generatorだけでもで一生遊べちゃいます!
・Terminalユーザーでしたが、パラメーターやシグナルパスが技が光っている


・いかに気持ち良く仕事ができるかにフォーカスした製品。家で使うにはちょうど良いサイズで広いユーザー層に人気を博している
・上の価格帯の製品と並べて聴いても劣らないサウンド
・デザイン性も良く価格も手頃。ハイレベルなバランスの製品である

・日本の住宅事情に非常にマッチしているスピーカーです。そこまで大きな音にしなくても、解像度も高く、ウーハーの鳴りがいいので低音もしっかり感じ取れ、このサイズだとトップクラスかと。作曲家界隈でも人気な理由がわかります。
・非常に音が柔らかく優しいので耳が疲れにくい。長時間の制作にも対応していると思います。
・これまでのバスレフ搭載型のスピーカーとは一線を画した低域が見えるスピーカーです。方式から設置場所の自由度も高いため、自宅でのミックスがよりやりやすくなりました。


・実用性と応用できる幅の広さから今後の発展が楽しみな製品である
・Systemwide機能によりDAWを介さずOS出力でのキャリブレートが可能になった
・ユーザー投票の得票数の多さ

・ヘッドホンでの使用です。Reference 4 を導入してからは自信を持って音作りができ、とても重宝しております。補正後の音質もとても自然で、フラットにミックスやマスタリング作業が出来る喜びはかなり大きいです。
・MIXを追い込むには信頼性の高いHpとSpが必要不可欠で、様々なアイテムも試していますが、なかなか厳しい状況でした。そこに現れた救世主が、Reference 4 でした。まず、使い方が分かり易く、補正後の音質も違和感がなくなりました。
・趣味の楽曲制作などで使用するのはベッドルームであるため、フラットで良いといわれているスピーカーを使ってもいつまでももやもやが拭えませんでした。Reference 3が発売された直後飛びついたわけですが、before – afterの違い、とりわけ左右の違いには愕然としました。

・ハードウェア的には新しい切り口である。この価格帯とこの規模のモニターシステムは今まで無かった。中規模の制作スタジオにはうってつけのモデル
・モニターマトリクスとスピーカーマトリクスが別系統になっていることで、よりシステムアップがしやすい
・Danteが使用できるのも魅力の一つ。Danteで拡張するコトも可能


・COLDFEET Watusi氏を開発アドバイザーにするなど、現場での使用感にフォーカスを当てた業務仕様ながら手頃な価格を実現した
・自宅スタジオにも気軽に置けるサイズ感がユーザーの心をつかんだ
・純国産の安心感

・やはりメーターはアナログのVUに限る。
・ピークメーターやプラグインのVUメーターもあるものの、やはりアナログの反応速度は使いやすいと思う。

素敵な賞を頂き大変光栄です。あらゆるものがソフトウェア化している昨今ですが、それでもハードウェアでしか表せない機能や質感、存在感というものは”音楽”や”楽器”という分野においていまだに必要不可欠なものだと考えています。
FORMAを導入する事により、皆様がより素晴らしい音楽を生み出すための一端を担えられれば幸いです。
早雲健悟 – HAYAKUMO

