HOTなクリエイターが求める最新情報をキャッチアップ。MUSIC・ART・文化、店舗情報まで盛り沢山
Music is magicー音の魅力を伝えるレーベル
私達メディア・インテグレーションは音の魅力を直接伝えるために、自社で初めてとなる音楽レーベル、MiM Soundをスタートしました。
MiMとは「Music is magic」の略で、メディア・インテグレーションはこれまでサウンドの魅力を最大限引き出し、音楽作品へと昇華させるプロセスや表現者たちの情熱が注がれ、たくさんの音の魔法が生起する場所で、主に音楽制作を支える仕事を行ってきました。中でもMiMプロジェクトとして、音の力・可能性を多方面に広げる活動を行ってきましたが、新たに発足したレーベル・MiM Soundは、ユーザーに音楽のマジックを体験してもらい、共感とともに存在して行く活動を続けていくということをミッションにしています。
バイノーラル録音による立体的サウンドと、豪華なアートワークとで構築されたCD
MiM Soundの第1弾CDとしては『Kilauea Forest 24hours』を、5月10日に発売しました。
この作品はハワイ在住の自然録音家・ジョー奥田が、ハワイ島ボルケーノの森でバイノーラル方式の録音で24時間かけて収録したサウンドを、映像で多く利用される「タイムラプス」の手法によって再構築し、1時間にまとめられたものがCD収録されています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
バイノーラル録音とは
2chのステレオ録音方式の一つで、ダミーヘッドと呼ばれる頭部模型の耳の位置に高性能マイクを装着し、人間の顔の表面が持つ音の反射率を再現して、耳で聞くそのままの音を録音することです。
人の頭の形から、耳の形、鼓膜までを模倣した模型の耳の中に集音マイクを取り付けて収録された音には、頭部周辺で生じる複雑な反射/回析による音響特性がそのまま記録され、ヘッドフォンやイヤホンで聞くことでダミーヘッドを置いた録音場所で聴いたであろうそのサウンドと、ほぼ同じイメージの3次元の音像定位が再現されます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
今回の「Kiauea Forest 24Hours」もヘッドフォンで聞くことで、まるでハワイの森に来たかのような立体感ある音像が楽しめます。
実際ヘッドホンで聞いていると、臨場感あふれる音に包まれているようであり、まるで森が一つの生き物のように、朝と昼と夕方と夜とで様々に表情を変え、自然の多様さや奥深さを味わいことができます!
夏に向かって開放感が増すこの季節、日常を離れてハワイの森へイメージトリップしてみるのは、いかがでしょうか?
さらにこのCDの魅力は、サウンドだけでなくビジュアル面でも強いこだわりをみせていることです。
その内容はロサンゼルス在住のアーティストで書家の行美アナンド氏が、今回収録したサウンドからインスピレーションを受けたイメージを、毛筆を駆使したアートワークとして表現し、CD封入の24Pブックレットに掲載しています。
抽象的ながら見る人によって様々なインスピレーションを与えてくれそうなアートワークです。
CDサイズも通常よりもひと回り大きい7インチ(EPサイズ!)ジャケット仕様なので
見応えがあり、視覚的にも楽しめるものになっています。
レーベル発足に合わせ公式HPも発足、ピーター・バラカン氏との対談が実現!
レーベル発足に合わせてMiM Sound公式ホームページも開設されています。
そこではジョー奥田氏と、音楽評論家でブロードキャスターのピーター・バラカン氏との対談の模様も掲載されています!
様々な音楽への造詣が深いバラカン氏が、ジョー奥田が自然録音へと向かわせた経緯や、今回の24時間レコーディング収録秘話まで、興味深い話題に鋭く切り込んでいます。
ジョー奥田が届けるありのままのハワイ・ボルケーノ「24時間の森の模型」サウンド
聞き手:ピーター・バラカン
http://www.m-i-m.com/sound/special/
CDショップでの店頭展開など、様々な広がりを見せるレーベル活動
代官山蔦屋書店では、CDがすでに店頭で大きく展開されており、試聴も可能となってます。
文化的価値の高いCD・本のセレクトやアート系書籍の充実ぶりで人気の店舗だけに、こういったアーティスティックな作品には注目が集まることが期待されます。
今後も湘南蔦屋店など全国のアート系を中心としたお店に随時展開されていく予定ですが全国のCDショップでも、もちろん購入可能です。
サウンドの持つ魅力を伝えることを使命として様々な広がりを見せるMiM Sound、今後の展開に要注目です!
記事内に掲載されている価格は 2017年5月14日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ