第一線で活躍するクリエーターのインタビューやコラムなど、音楽と真摯に向き合う作り手の姿があなたの創作意欲を刺激します!
初めまして!今回連載を担当することになりましたTREKKIE TRAXに所属するMasayoshi Iimoriと申します(苗字の読みはイイモリで、よく小文字のLと間違えられリモリと読まれてしまう時があるため、初めての方はここで覚えて頂ければ幸いです…)。
自己紹介は第一回を見て頂くとして、僕の連載ではどうやって曲を作っているかというRock oNさんでの連載ならではの情報をお伝えしていければと思います。まずは僕がよく使用している音源の紹介から。
DTMの基本中の基本と言えるプラグインのインストゥルメントですが、僕はベタですがSerumとSylenth1を一番多用しています。例えば僕の曲「Break It」はSylenth1、「TAP」はSerumをそれぞれリードシンセに使っています。
Break It
TAP
僕がリードシンセを作るときに意識しているポイントは「そのシンセっぽくしない」という点で、Serumで作るベースなどはどうしても似たり寄ったりな音になってしまいますが、そのような音を使う場合は僕はFabfilter SaturnやNI Guitar Rigを使い、簡易的にアナログ感を出しています。先述した「TAP」では、Serumで作ったシンプルなSAWリードにSaturnを挿し、エレクトロ感を強調しています。
他に、最近ハマっているのはRob PapenのPredetorというプラグインで、僕が大好きなトランス系のプリセットが大量に収録されていて、鳴らしているだけでテンションが上がります。最近リリースされた「Giraffage – Maybes(Masayoshi Iimori Remix)」では、ブレイクの低音を担う低いスーパーソウに使っています。
ざっとよく使っている音源について紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?少しでも皆さんのご参考になれば幸いです。
次回はin the blue shirts、そして次々回は再び自分が担当致しますのでプラグインについてより深く掘り下げて、EQやコンプレッサーなどを紹介したいと思います!
TREKKIE TRAX プロフィール
TREKKIE TRAXは、2012年5月に設立した あらゆるジャンルのクラブミュージックを、世界へ発信することを目的にしたクリエイター集団です。
▼HP >> http://www.trekkie-trax.com/
▼TREKKIE TRAX RADIO >> https://block.fm/radios/536
記事内に掲載されている価格は 2018年2月23日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ