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08
Mar.2018
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【第4回】「Masayoshi Iimoriオススメのプラグインをご紹介!Part 2」【TREKKIE TRAX pres Root Down Tips】

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この記事は2018/01/05当時のRock’in Mailmanに掲載されたものになります。情報が現在と異なる可能性がございますがご容赦お願い申し上げます。

第2回連載に引き続き、今回もまた続けてプラグインの話をしたいと思いますが、前回の音源やエフェクトからより掘り下げてEQ・コンプレッサーなどを解説して行きたいと思います。

ミキシングの基本中の基本とも言えるEQですが、前回も登場したFabfilter社のPro-Qを使っています。「EQなんてそんなに変わらないんじゃないの?」と思う方も多いかもしれませんが、このEQは音の持ち上がりの良さなどだけではなく、帯域の見やすさ、ポイントの打てる多さ、パラメーターの操作などとにかくユーザーインターフェースの良さが特徴で、その使いやすさから僕も含め「世界最強のEQ」と呼ぶ人も多いです。

FabFilter
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コンプレッサーは意外かと思われる方もいるかもしれませんが、Ableton Live付属のCompressorを使用しています。というのも僕は生音を扱ったり、音を丁寧に処理しなければならないという場面は少なく、どちらかというと「ガッツリコンプかけてます!」という事が分かるような音作りをしたいので、Live付属コンプレッサーがシンプルで使いやすく感じています。

Ableton Live

付属Compressor/Glue Compressor

Ableton
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同じくLive付属のGlue Compressorも非常に使いやすく、サイドチェインを使用する場合はこちらを使用しています。

サチュレーターはSoftubeのSaturation Knobを使っていて、音の割れ方が絶妙でこのプラグインにしか出せない質感があると思っています。ドラムとベース周りに使うと非常にいい塩梅になるので、次回の記事でも少し使い方を紹介したいと思っています。

ここで一つ、最近好きな変わったエフェクトを紹介したいと思います。XLN AudioのRC-20 RETRO COLORというプラグインです。

RETRO COLORという名前の通りローファイ系のプラグインなのですが、単純にローファイなサウンドにするだけではなく、見やすいインターフェースでディストーション、ノイズ、揺らぎ、さらにはMagneticというパラメーターまであって、ローファイ系のオールインワンエフェクトとも言えます。ヴィンテージ風でありながら音作りは古臭くならず、シンセにキャラクターを付けつつ現代的なクラブトラックにもバッチリとハマってくれます。

さて、ここで一通りプラグインの紹介も落ち着いたところで、次回からは実践編という事で具体的にAbleton Live上で、どのような流れで普段僕が曲を製作しているのかという点を解説していきたいと思います!


TREKKIE-LOGO

TREKKIE TRAX プロフィール

TREKKIE TRAXは、2012年5月に設立した あらゆるジャンルのクラブミュージックを、世界へ発信することを目的にしたクリエイター集団です。

▼HP >> http://www.trekkie-trax.com/
▼TREKKIE TRAX RADIO >> https://block.fm/radios/536


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    記事内に掲載されている価格は 2018年3月8日 時点での価格となります。

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