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Session.5
日時:2015.7.11(土) 15:00〜
場所: Rock oN MIM Office
シンセの機能解説、いよいよ大詰めに近づきました。この日は「LFO」にフォーカス。まずはLFOの概要からスタート。LFOが備えるパラメーター、「Rateつまみ」、「Delay(Rise) Timeつまみ」の解説に続き、今回も、初期設定の実例が示されます。
シンセが持つパラメーターの効果を確かめるためにも、初期設定を決め、そこから音作りをスタートさせることの大切さを、講師の高山さんは本セミナーを通して実践。具体的な数値も含めた効果的な設定例が示されます。
VCOのFrequencyにLFOでモジュレーションをかけヴィブラートの効果を得る。また、Pulse Widthにかけ、2つの波形が干渉しているような滲んだ音色を作る。
これらの音作りにおけるの具体的なパラメーター設定が解説され、手順をステップバイステップで解説。ソフトシンセを使って効果を確かめながら進んでいきます。
LFOでVCFのCutoff Frequencyをモジュレーションし音色を揺らす。
管楽器などのグロウルや、ギターでおなじみのワウ。これらの音作りを実践解説。また、LFOの波形をノコギリ波にして深くモジュレーションをかけ、トレモロ奏法のような効果を得るバリエーションの音作りも披露されました。
LFOでVCAをモジュレートし音量を揺らす=トレモロの効果も解説。詳細な設定手順、またLFOの波形の違いによるバリエーションが披露されます。
モジュレーションホイールの使い方の解説を経て、LFOを使った具体的な音作りを見ていくことになります。実例として示されたのは「笛のような透明感のあるシンセリード」と柔らかな「PWMパッド」。シンセリードでは、この日のテーマであるLFOを使い、ディレイビブラートをかけてフレーズを歌わせる設定が施されます。
最後にポルタメントの詳細解説が行われ、質疑応答 & フリーセッションの時間になりました。
この日、会場にスタンバイした実機は、
・ARP ODYSSEY
・ACCESS VIRUS TI2 POLAR
・KORG MS-20 kit
・Roland JD-Xi
これらの人気機種を自由に触れ、受講内容を再現できるのも本セミナーの魅力です!
記事内に掲載されている価格は 2015年7月17日 時点での価格となります。
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