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04
Jul.2014
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【HAPPY SUMMER 第2弾】コントロールサーフェイスを使いこなせ! この夏自分にベストな制御システムを作ろう!

・電圧制御から始まったコントローラーの基本規格

第二次アナログリバイバルの今、MIDI端子はおろかUSB-MIDIがデフォルトな時代においてCV/Gate端子を活用しないユーザーも多いのではないでしょうか。しかし歴史を彩るビンテージ銘機達のサウンドを現代制作環境に取り込むためには理解しておいて損はないでしょう。
CV/Gateとはmoogシンセサイザーの頃から電子機器の制御目的で搭載された規格です。CV/GATE規格制御が基本だった当時のモノラルアナログシンセサイザーにおいて、電圧によりピッチを制御、出力のオン/オフをGATEで制御します。現在ではKENTON社などのMIDI-CV/GATEコンバーターを活用することで、MIDIが持つノート情報をピッチ情報と出力オンオフに分解し送受信してくれますので、容易に制作環境にMIDI規格を持たないアナログシンセを取り込むことが可能です。
そして音楽制作に携わるほぼ全てのユーザーが活用しているといっても全く過言ではない世界共通規格『MIDI』。その制定に携わったRoland創業者『梯郁太郎』氏が昨年産業発展への貢献としてグラミーテクニカルアワードを受賞したのは記憶に新しいところです。コントロールサーフェイスにおけるHUIやMackie Controlといった規格もMIDIをベースにした互換規格に過ぎません。127段階のレゾリューションを最大限活かすためのソフトウェアプログラミングもさることながら、極限迄のソフト/ハードの一体感を持って楽器を目指すプロダクトも昨今では珍しく有りません。次のステップでは実際にどのようなコントローラー形態が存在するのかを見て行きましょう。

・様々なコントローラーが追求してきた、操作感とレスポンスの向上

シンセサイザーに限らず、ヒューマンインターフェースとして様々な制作機材で進化したコントローラー達。
その基礎となる種類や用法を理解すれば、制作やLIVEに様々な応用が可能です。

●ロータリーエンコーダー

最も一般的に普及している軸の回転変位をデジタル出力するセンサー。もちろん解像度は構造や通信規格に準拠する(MIDI等の場合は127段階)。UREI1176のノブがapolloシリーズのVolumeノブに採用されているなどの例もあるが、その回転摩擦抵抗やデザインなどによって操作感も大きく異なります。


中にはNoed社のシンセサイザーのようにLEDを採用することでノブの機能や位置を切り替えた際も瞬時に状態認識出来たり、プッシュ式のスイッチを組み合わせることで該当パラメーター自体のOn/Offを切り替える等の操作を付加することも可能。
また後述のフェーダー同様タッチセンスを搭載しているモデルもあります。(その際は静電容量差を利用するため表面は金属となる。) Avid MC Mixのような情報表示領域が限られる場合にノブにタッチするとチャンネルPanのポイントを表示してくれるなど、異なる機能を付加することができる。

●フェーダーコントローラー

ロータリー同様でスライド式での(直線動作上の)位置情報をデジタル出力する。こちらも解像度等は機器や規格に準拠するが、大きく異なるのはフェーダーの位置情報は直線内に対し決してリニアではなく、フェーダー下部(低音量)では少し動かすだけで大きく音量が増減する。これは最も多く活用される直線範囲でより繊細なコントロールを可能にするためであり、音声信号が通らないコントローラー類であっても同様の操作感が再現されている。フェーダーストロークは一般的には100mmだがコントローラー類ではサイズの都合上短いストロークにされたモデルも多数存在する。もちろんその分微細な操作は出来なくなるということを覚えておいてほしい。
さらに通常のフェーダーの場合ロータリー同様、扱う機能やチャンネル等が切り替わった際にフェーダー位置が追従出来ないという問題を抱えてしまう。そこでロータリーエンコーダーがLEDを搭載したのと同じようにモーター駆動を採用したムービングフェーダーが登場しました。
ムービングフェーダーの登場により、コンパクトな1chフェーダーコントローラーが誕生したり、コンソールではタッチセンスを活かした0dbポイントへの移動などモーター駆動ならではの利便性が数々誕生しました。しかしモーター駆動の都合上USBバスパワー駆動は難しく、別途電源供給が必要な点は覚えておきましょう。(Presous社のFaderportはACアダプターが接続されない場合はモーター駆動はカットされる。逆に言うと電源環境の厳しい環境下でも使用することができる)

●鍵盤/PADコントローラー

『MIDIキーボード』として、先述のMIDI規格準拠のノート情報やコントロール情報を送信出来る鍵盤型コントローラーが現在音楽制作ではプロからコンシューマーまで最も普及している。中でも多くのMIDIキーボードはユーザーに最適な操作感を再現するため『ベロシティカーブ』という機能を搭載している。初めてMIDIキーボードを買った際は自分に合ったカーブを設定することが非常に重要です。鍵盤を押す127段階の強さに対し、リニアな変化をするのか、微弱なタッチでも強弱を明確化するのかなど、個人はもちろん、楽曲によって調整する場面もあり得るでしょう。
もちろん機器側のセンサー精度や、音源側のプログラミングに左右される場合もありますが、KAWAI社のVPC1などでは特定のソフトウェアピアノ音源のベロシティカーブに最適化されたカーブを本体に搭載することで、あたかも楽器のような操作感を体現することに成功しています。
もちろんそれはベロシティだけでなく、積層の木製鍵盤、シーソー構造、3つのセンサー、異なる支点位置、レットオフフィール、アイボリータッチなどなど様々なハードウェア要素も相まっての体験なのです。
また、この鍵盤機構をPADに、ベロシティ情報をPADのプレッシャーに置き換えたPad型のコントローラーも普及しています。Native Instruments社のMASCHINEコントローラーではPadに対する音源の優れたレスポンスを搭載し、ソフトウェア連動型のコントローラーでありながら、同じく単体楽器のような操作性と追従性を体現しています。自照式PADを採用することで機能や状態などを瞬時に判別出来、さらにRGB LEDにより実に多彩な色再現力も持ち合わせています。何よりハードウェアとソフトウェアの高い次元での連動を念頭に置いている同社ならではのUI(本体DUAL DISPLAYによる明確な情報表示)により、ユーザーはPCを見ることすらなく音楽制作を完結することができるのです。
●コントロールサーフェース
MIDIから派生したDAWコントロール用のフォーマットMACKIE CONTROLとHUI。そして後述するEUCON。これらの汎用フォーマットに準拠するDAWコントローラーは面倒なCC設定を個別にすること無く、フェーダー情報やPAN、再生停止や録音と言ったトランスポートなどの基本コントロールをPCとつなぐだけでスグに使用することができます。ロータリーエンコーダーやフェーダーについては先ほど触れましたが、多くの機種はDAWの多チャンネルコントロールに対応するためムービングフェーダーを採用しています。しかし昨今ではより個人でも導入しやすく、クイックなクリエイティビティを逃さぬようムービングを捨てたコンパクトDAWコントローラーも多く登場しています。次の項目ではその未来と言えるEUCONについて調べて行きましょう。

・MIDI比較8倍の解像度、ネットワークを活かした未来を提示する『Eucon』

旧Euphonix社が開発したコントロールフォーマット『Eucon』は実にMIDIの8倍の解像度、250倍のスピードを誇っており、その優位性は反応速度と解像度が生み出す『吸い付くような追従性』に尽きます。

ハードとソフトが極限迄一体化することは、結果的にアナログ機器のようなフィーリングをユーザーに提供することに他なりません。結果オーディオ回路が切り離されることで自在なインターフェース形態を構築出来る点も魅力です。例えばMaron Design社が発売しているMC DESKであればMCシリーズをデスクに組み込むことでコンソールのような操作感をユーザーに提供します。

さらなる発展のアイデアとして、SSL SIGMAのようなオーディオサミングエンジンを搭載すれば、アナログの息吹をサウンドに吹き込むことも可能です(※SIGMAは現在HUI互換のため、フェーダー情報解像度は127段階となります)例えばArtist Mix2台で32ch規模のコンソールを導入するコストを考えれば、ワークフローも効率的で、故障時のリスク分散もされたパッケージと言えるでしょう。

さらにローカルネットワーク上での自在なPCへのアタッチもEuconならでは。複数人数による異なるワークスペースへのアプローチなどにおいて、PC画面さえ共有出来れば各部屋にわざわざコンソールを導入する必要も無いのです。

・異なる規格を繋いで夢の制御システムを組む

CV/GATE、MIDI、Euconと来て、今第四次のコントロール革新と呼べるプロダクトを輩出しているのがiConnectivity社からリリースされているiConnectMIDIです。Windows/Mac/iOS機器とMIDI機器/USB機器を分け隔てなく制御出来る製品の登場により、従来1台のPCをベースに構築された制作環境の壁は取り払われたと言えます。

先述のMIDI-CV/GATEコンバーターなどを併用すればもはや繋げないものはありません。オーディオ制御を別のインターフェースに任せて、複数台のPCを活用したCPU負荷の分散というアイデアも現実的です。

さらにUSB-Audio機能まで備えたiConnectMIDI4+を使用すればiOS機器のアプリケーションUIから生み出される変幻自在のサウンドを制作環境にUSB1本で取り込むことも可能です。iPadだけで音楽制作という言葉はまだまだ先だと思いますが、iPadを音楽制作に活用するという面では初めて本気にさせてくれるプロダクトが登場したと言えるでしょう。

・目から鱗の導入ノウハウ

Smart & Easy! iOS機器を入力デバイスとして本格活用

* 鍵盤にもPADコントローラーにもコントロールサーフェイスにも手軽に早変わり出来るものはiOS機器以外ありえません。それらから生み出されるMIDI信号やサウンドを集約する中核としてMacBookAirとiConnectMIDI2+を活用すれば、持ち運べる簡易スケッチスタジオの誕生です。

脅威の価格でコンソールサミングミックスを再現

* 文中にも登場したMC Mix + SIGMA + 専用デスクのコンビネーション。実際のレゾリューションはHUI(127段階)となりますが、それでも理にかなった効率的なシステムと言えるでしょう!


  • ¥ 0 (本体価格:¥ 0)

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    CPU負荷を分散するネットワーク制御システム

    * iConnectMIDIだけではありません。異なるプラグインフォーマットの壁すら超える、ネットワークソリューションの構築には『Vienna Ensemble Pro』も重要な選択肢の一つです。プラグインレイテンシーを完全補正してくれるなどプラグインメーカーならではの機能も魅力です。

    極限まで一体化されたソフト/ハードは新たな楽器として大成する

    * そのテーマを早くから追い続けるブランドと言えばNative Instrumentsに他なりません。MASCHINEシリーズの最上位機種となるMASCHINE STUDIOはソフトウェア一体型システムでありながらコントローラーのみでほぼ全ての操作を完結。優れたプラグインデザインで無限の創造性と有機性を持ったビートプロダクションとして大成されています。


  • ¥ 0 (本体価格:¥ 0)

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    アナログサウンドとそのハードウェアがあれば、それは本物のアナログコンソールとなる

    *専用に開発されたコントローラーだからこその充実の操作性。本物のアナログサウンドを、リアルな大型コンソールのコントロール感で自分のDAWに注入可能です。コンピューターの画面を全く見ることなく、作業の始めから仕上げまで曲を一曲完全にミックスすることができます。


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    全く新しいマルチタッチディスプレイがミキシング作業行程を刷新する

    *全てのメジャーなDAWに対応。大画面を見ながら指先で直接コントロール出来る、正に夢のマシン。マルチタッチミキサーコントローラーとして、6箇所同時に操作も可能。DAW本体だけでなく、プラグインさえも操る事が出来ます。


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    ミックスやプラグイン・パラメーターの奥深くまで直感的なコントロール、リアルタイムの視覚的フィードバックが可能

    *煩わしいMIDIマッピングの必要がなく、USBケーブルを一本繋ぐだけのプラグアンドプレイを実現。EXTENDER PROも用意された、スタジオの成長に応じて拡張させることが可能な唯一のソフトウェア・コントロール・サーフェス。


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    Kickstarterで生まれた高機能コントローラー。そのユニークな操作子が音源のサウンドを劇的に変える

    *スマートセンサー技術によって、ポリフォニックアフタータッチとベロシティ、鍵盤操作した際の圧力や傾きなど、通常サイズのキーボードでさえも装備していない機能と表現力によって使い慣れた音源に新しい響きをもたらします。


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    ソフトウェアピアノ音源専用のタッチカーブ×RM3グランドⅡ鍵盤=至高のピアノ

    *特定のソフトウェアピアノ音源のベロシティカーブに最適化されたカーブを本体に搭載することで、あたかも楽器のような操作感を体現することに成功しています。


  • ¥ 0 (本体価格:¥ 0)

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