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マイク、イヤホンと同じくSHUREがライブ現場で高い信頼を得ているのがワイヤレスシステム。その中でも今、ライブハウスなど小~中規模の現場で最も注目を浴びているのが2.4GHz帯のデジタルワイヤレスGLX-D Advancedワイヤレスシステムだ。
特徴 : GLX-D Advancedワイヤレスシステム
価格帯や電波の方式、ユーザーの使用方法などで14種類ものシリーズ群を持つSHUREワイヤレスシステムだが、GLX-D Advancedの最大の特徴は
である。
パフォーマーとエンジニアが安心して公演を行うために必要な特徴とその理由。そしてそれをもたらす技術をSHURE JAPAN 白井 氏に解説していただいた。まずはこれをご覧いただきたい。
フリケンシーマネージャー(UA846Z2)がシステムを一括管理。安心と安定を約束
GLX-D Advancedの最も注目すべきポイントはフリケンシーマネージャーの「UA846Z2」の存在である。
UA846Z2は1台で受信機6台分のアンテナと電源を統合し、周波数帯域を自動的に振り分ける。多chでの使用時やモバイル端末の普及であらゆるところに置かれたWiFiアクセスポイントといった機器と電波干渉を生じた時にもすかさず反応し、安全な周波数を振り分けノイズを防ぐ。
このUA846Z2と、遮蔽物による音切れを防ぐパッシブ指向性アンテナ を含めたGLX-D Advancedワイヤレスシステムの基本的な使い方をまとめてみよう。
使い方
1. 受信機とアンテナをフリケンシーマネージャーに接続します。
「UA846Z2 フリケンシーマネージャー」は最大で6台の「GLXD4R ラックマウント受信機」と2台の「PA805Z2-RSMA パッシブ指向性アンテナ」に対応します。
2. 送信機との見通し線上にアンテナを配置します。
アンテナはWi-Fiアクセスポイントに直接向けないようにします。適切に配置されたPA805Z2-RSMAパッシブ指向性アンテナは、Wi-Fiアクセスポイントなどからの軸外干渉を遮断し、送信機と受信機のパフォーマンスを最大限引き出すことができます。
3. フリケンシーマネージャーがRF環境をスキャン
フリケンシーマネージャーは、その場所のRF環境をスキャンし、最良の周波数を各受信機/送信機ペアに割り当てます。干渉が検出された場合、フリケンシーマネージャーは影響を受けたシステムを自動的にクリアな周波数に移動します。
デジタルオーディオの比類ない明瞭性
世界標準として知られるShureマイクのクリアなサウンドに、独自のデジタルワイヤレス技術を搭載。ハンドヘルド型、ヘッドウォーン型、小型マイク送信機に加え、楽器用のボディパックもご用意。
高い充電性能
正確な充電計測によりフル充電時で最大16時間使用可能なShureのリチウムイオン充電池は、使い捨て電池と比べはるかに経済的です。
Gacharic Spinのライブを支える GLX-D Advanced
音響設備をはじめPAエンジニア、バンド系アーティストから大きな注目を集めているGLX-D Advanced。リリース前からテスト使用していたガールズバンド「Gacharic Spin」のメンバーと、バンドのPAエンジニアを務める ヒビノサウンド 高間秀樹 氏が使用感やサウンドの印象を語る。SHURE 公式HPでGLX-D Advancedのレビューを公開中です。
ここまで特徴と魅力をまとめてお伝えしましたが、それが現場でどう活かされ、どのような不測の事態からライブを守っているのかがよくわかるレビューです。5人メンバーでありながら9波ものワイヤレスを使うGacharic SpinがなぜSHURE GLX-D Advancedを選んだのか。じっくり読んで知ってください!
プロの現場で鍛え抜かれた技術と品質を、アマチュアでも導入しやすい価格で入手できるGLX-D Advancedワイヤレスシステム。驚異的な安定さと扱いやすさによってエンジニアはより音に集中した仕事ができるだろう。
アーティストがケーブルから解放されパフォーマンスに集中できる最高のステージを作るために、GLX-D Advancedワイヤレスシステムの導入を検討してみてはいかがだろうか。
記事内に掲載されている価格は 2018年1月16日 時点での価格となります。
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