MESSE発表のROLAND JUPITER-50が国内お披露目!! 基本性能はそのままに、シンセとしてソリッドに生まれ変わった新JUPITERに注目!!

先日のドイツ・フランクフルトメッセにて大きな注目を集めたRolandフラッグシップシンセサイザーの新たな展開『JUPITER-50&JUPITER-80 V2』が遂に日本国内発表会でお披露目されました!!

見た目からもより薄く、軽く、76鍵モデルとして生まれ変わったJUPITER-50。JUPITER-8oの基本性能を受け継ぎながら両モデルがどのように進化を果たしたのか、その全貌に期待が高まります! ドイツフランクフルトメッセでもmipaシンセサイザー部門を受賞するなど、その確かな実力に迫ります!

そしてJUPITER-80はversion2となり従来のようなアコースティック音源の表現力だけでなく、強力なシンセサイザーセクションに新たにアナログライクなビンテージフィルター3機種を搭載! その独特のザラついた質感はJUPITERの強力なユニゾン機能と相まって太く芯のあるサウンドを生み出します!! そして直列接続で強烈な音色変化を可能にしたMFXストラクチャーも見逃せません!

インストラクター篠田元一氏によるJUPITER-80V2、そしてRYO氏によるJUPITER-50デモ、そしてRolandマーケティング担当高見氏による製品紹介をまずは動画でご覧下さい!!

いかがですか？ JUPITER-80、50ともに機能の追加だけでなく、80のタッチパッドや50のマニュアルボタンなど、シンセとしてのユーザーインターフェース改良が目を引きます。特にNAMMやMESSEレポートではお伝え出来なかったiPadによるシンセエディットなど、コアなシンセシスを大画面で思う存分修正出来るのは魅力ですよね! 特にiPadはwifi接続ではなくUSB直接続のためLIVE環境でも確実なオペレーションが可能です。

昨年のJUPITER-80の登場以降アコースティック音源の表現力をPRする場面が多かった印象がありますが、やはり『JUPITER』の名は時代を切り開くRolandフラッグシップシンセサイザーの名ですから、何よりも純粋に強力なシンセサイザーである事にこそ魅力を感じます。

今回はそんな原点回帰的『進化』であり、尚かつLIVEユースに向けたソリッドな進化により50と80の棲み分けも進んだと言えます。

注目のJUPITER-50は6月発売予定。価格は10万円台後半を予定しているとのことですので自慢の『フルSuperNATURALサウンド』導入を考えられている方にはまさに待ち望んだ1台。76鍵盤に加えUSB Audio/MIDI対応によりマスターキーボードとしてもオススメです。(特にこれから音楽制作を考えられている方にはSONAR LE同梱な上にSONAR用コントローラーとしてもJUPITERは機能しますよ。)