PALM2012 2nd Dayレポート!ここ中国でもプロジェクションマッピングの需要は高まるばかり!


PALM2012レポート 2日目です。北京の天気は非常によく、連日Tシャツでも快適に過ごしております。
ただ、北京特有のホコリと乾燥ですごく喉が渇きます。さて、本日も早速会場レポートいってみましょう!!

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会場は全部で8ホールですが、実はホールの外に”L”という会場と会議室を活用したセミナールーム”E”もありました。やっと2日目にして、会場全体が把握。何故か会場には全体の地図が無く朝一番で会場を一回り見てみると、Westホールは、照明・音響・KTV、Eastホールは音響、楽器のほか、海外から出展している、照明会社もEastゾーンに展示していました。
全体的には、照明40% PA SR 30% 楽器20% KTV10% という感じでしょうか
今日はEastゾーンの音響と海外の照明・映像機器メーカを中心に詳しくレポートします。
まず、目につくのが 北京オリンピックでの映像演出の機材で有名なハイエンド社の代理店ブース。ムービングプロジェクターが目につきます。今回も壁一面に映像を投射しておりました。
LEDパネルへの映像信号を送出やプロジェクションマッピングに欠かせない、メディアサーバー「ヒポタイザー」
もありました。実際にDMX信号でLEDパネルに映像を投射。MIDIでも自在に映像をコントロールできます。
照明卓で有名な「AVOLITES」ブース。ここPALMでは、世界中の照明卓が集結されているとも言えます。
はじめに紹介した、Lゾーンには、一度展示会場でて、このテントに向かいます。なかは、LEDパネルやレーザーなど
会場全体が薄暗く非常に効果的に魅せています。
アメリカで製造されている、話題のMIDIコントロールも展示。VJソフトウェアと組み合わせて
紹介していました。日本発売も間近とのこと、期待大ですね!
クラブVJで圧倒的なシェアを誇る、ArKoas社の「GrandVJ」も展示されていました。
ArKaos社では、ベルギーより来中し、特別にセミナーホールを借りて、プロジェクションマッピングのソフトウェア
新製品の発表とプロジェクションマッピングのワークショップが開催されました。
お次はパイオニア社ブース。中国のDJシーンでは、パイオニアマストなアイテムとのこと、
日本では絶対に見ることができない、DJカーが毎回展示されています。
まるで、アニメの世界から来たような、完璧な作りに驚きます。
中国でもPCベースのDJソフトウェアは一般的であり、どのブランドもこの分野では
とても売れ行きが良いとのこと。近い将来 中国人DJが世界ツアーにまわることも十分あります。
今年のNAMMレポートでもご覧頂いた通り、DTM・レコーディングにiPadの進出は非常に多く
見ることができます。
ここ中国でも、Macky社の「DL1608」は常に多くの人が触っていました。
卓つながりで、「DIGICO」社の展示風景。
これだけの台数を見ることができるのも中国ならではの光景ですね。
なぜか、女性がこのPAゾーンに多いのもこのPALMの特色の一つ。女性の業界進出も非常に多いようです。
このように若い人達が、ハイエンド卓に触るチャンスは滅多にありません。
日本より非常に貴重な体験が可能な環境が中国にはあります。
このPALMでは、PA・SRのシステム関連がとても多く目につきます。
とくにDSPプロセッサーと呼ばれている、音場補正装置は中国での需要がとてもあるとのこと。
QSC社のブース とても広々。
ご覧のとおり、日本では考えられない程、ブースに余裕があります。
相当、中国ではPAの需要が無いと、ここPALMでは出展出来ないので、景気が良いという現れなのでしょうか?
こちらはSoundcraft社のブース 今回のPALMでは、デジタルミキサー・スピーカー・アンプ・そして、DSPプロセッサーは何処も人気が
ありました。
SR業界にも、iPadは欠かせないアイテムになりつつある様です。
デジタルアンプを撮影するカップル。若者達が非常に熱心なのが感じ取れます。デートにPALMとは、ある意味お洒落かも
ヤマハ CLシリーズのセミナー風景 ここ中国でも、どの間帯のセミナーも立見が出る程賑わっていました。
TOA社のブース。日本人として応援したいところですね。
Taimax社の製品 この手のDSPプロセッサーは、Win版が多い中、ここでは、Macで展示。
さぁいよいよ、明日の3日目では、デジタル楽器や民族楽器を紹介します。
ちょっと楽器ゾーンのブースを覗いたら、弊社のサイトでおなじみの、RME社のMAX氏と遭遇。
NAMM、フランクフルト そして、ここ中国でも精力的にRME製品プロモーションとデモンストレーションを
行っていました。
最後に、特別にセミナールームを拝見してみました。
ベルギーの映像ソフトウェア「ArKaos」が「VideoMapper」という強力なプロジェクションマッピングソフトウェア
を紹介していました。会場には入りきらない程の人気で、ここ中国でもプロジェクションマッピングの需要は高いとのことです。
そうそう、ここ中国では、日本人は非常に少ない為か、日本人とわかると、結構な確率でペットボトルの水やお菓子等
もらえます。(多分、日本人はお金持ちというイメージが強いのでしょうか? 筆者はお金ありませんが、、、)
ということで、3日目のレポートも乞うご期待。

奥平 賢浩:プロフィール

大阪芸術大学卒 「MOTU」「Reason」「NOVATION」「RME」「PreSonus」ブランドの国内代理店にて営業兼デモンストレーターを従事。その後 ステージレーザーやLEDパネル、映像と照明のビジネスへ転身。
現在レーザーデザイナーでありPangolin社のオフィシャルディーラーまた中国の代表的なレーザー工場やLEDメーカーとも直接取引を行っている。レコーディング・DTMのほか、照明・VJ・レーザー・LEDパネルなど、幅広い知識もって、活動中。
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