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profile

深田 晃

バランスエンジニアとしてクラシック、レコーディングエンジニアとしてポップスやハイレゾ作品などの音楽録音制作を中心に映画音楽や立体音響制作にも関わるAES(Audio Engineering Society) Fellow、英国IPS (Institute of Professional Sound)会員、JAPRS(日本音楽スタジオ協会)個人会員、株式会社dream window 代表

information

最近はハイレゾ作品「天上のオルガン」「天使のハープ」等、DXDやDSDで制作しています。5月にレコーディングした新倉瞳さんのエルガーのCelloコンチェルトのアルバムが来月リリースします。これもDXDレコーディングです。スタジオでは来生たかおさんのデビュー40周年記念アルバムの制作中でこれは来年早々にリリースとなります。今年度中はその他、ピアノデュオなどのアルバムを制作予定です。


ANALYSE様々なシーンで使用できる革新的な小型マイクのステレオキットです

DPA SMK4061様々なシーンで使用できる革新的な小型マイクのステレオキットです。バウンダリーマイクとしてアンサンブルやアンビエンスの録音が可能な他、マグネットマウントでピアノに直接取り付けたり、ユニバーサル・サーフェイス・マウントでアコースティクギターやドラムなど様々に使用できます。今年はオペラの歌用のマイクとして、ジャズのレコーディングでのピアノマイクとして、ストリングスのピックアップマイクとして活用しました。価格的にもお手ごろでクオリティーは同じDPAのスタンダードマイクロフォンにも引けを取りません。無限に使用用途を考えられるマイクロフォンで、ワンセット持っているとスタジオやライブレコーディングで活躍します。

FUSIONメインマイクとして使用できるクオリティーを持っています。

DPA 4061 in Piano小さいマイクなのでJAZZなどのライヴ会場では、ピアノの中に入れて使用します。また、譜面台の上に取り付けて木管楽器のピックアップに使ったり、ハープならボディー後ろの小穴に取り付けて使用します。バウンダリーレイヤーマウントは小型のゴム製なので平面なら床でもピアノの蓋でも取りつけて使用できます。もしホールのメインマイクに別なマイクを用いるなら、予備としてステレオバーにつけておけば目立つことなくマイクを設置できます。ただ、このマイクは予備というよりもメインマイクとして使用できるクオリティーを持っています。このステレオキットは豊富なアクセサリーが含まれていますので、いつでも持ち歩いています。

SUGGESTION問題点があるとすればマイクヘッドが軽すぎること

SMK-SC4600_03問題点があるとすればマイクヘッドが軽すぎることで、例えばホール天井から吊り下げた場合ですが、付属の細い本来なら目立たないケーブルのはずなのに巻きグセが付いていてくるくると曲がってしまい、かえって目立つという時があることです。1日吊り下げておけばまっすぐになるのですが、これが形状記憶されていてすぐにまっすぐになるととても良いのですが。あるいは極細のワイヤが入ったケーブル等がアクセサリーとしてあれば良いなと思います。



SMK-SC4600_05
DPA
SMK4061
¥ 124,200
いろんな環境下での録音を可能にするステレオマイクロフォンキットです。
製品仕様
  • Frequency range:20Hz-20kHz ±2dB, 3dB soft boost at 8-20kHz
  • Soft boost grid :20Hz-20kHz ±2dB, 3dB soft boost at 8-20kHz
  • High boost grid :20Hz-20kHz ±2dB, 10dB boost at 12kHz
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PLUS1 ACCESSORY

Portico_5012H・Rupert Neve Designs/Portico 5012H Duo Mic Pre-Amp

小型のマイクなので小さなセットとしてはRupert Neve Designs / Portico 5012H Duo Mic Pre-Amp が良いのではないでしょうか。
ハーフラックサイズで2ch、伝統のNeveサウンドが得られます。

もう少し安い価格帯だとTascam のUH-7000もオススメです。ピアノなどクリアに録音できます。