Line 6 Day – Professional Audio – 2015 in 東京をレポート!YAMAHAとパートナーシップを結んだLine 6が「見て・聞いて・触れる」展示会を開催!


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東京・大阪・名古屋の三都市で開催された『Line 6 Day – Professional Audio – 2015』。Line 6がYAMAHAとパートナーシップを結んでから初めてのオフィシャルな展示会となります。

東京では、2/17に恵比寿ザ・ガーデンルームにて開催、Rock oNでは早速会場に赴き熱気溢れる会場の様子をレポートします!

ブランドヒストリーとYAMAHAとのパートナーシップ

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まずはLine 6 販売促進・事業開発担当副社長 サイモン・ジョーンズ氏より、ブランドヒストリーのご紹介。

Line6 は歴史を遡ると元々は共同設立者のマーカス・ライル氏と ミシェル・デゥアディーク氏の二人がOberheimの世界初の作曲向けワークステーションの開発したことに始まります。その後Fast Forward Designsという会社を設立し、Digidesignなど他社製プロダクトのデザインなどを手がけていました。

それから徐々に自社製品の開発に乗り出し、1996年にはLine 6として満を持して世界初のデジタルモデリングアンプ「AxSys212」をNAMMショーに出展したとのことです。

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その後の同ブランドの進化はRock oNユーザーの皆様もよくご存知のことでしょう。

ギターレコーディングのソリューション「Pod」、また最近ではデジタルワイヤレスシステム、StageScape M20dやStageSourceなど、PA用のデジタルミキサー、ラウドスピーカーなど飛ぶ鳥を落とす勢い。

この度、YAMAHAとパートナーシップを結んだことで、PAシステムやギター用のレコーディングソリューションなど、ますます強力になる新製品が楽しみですね!

PAシステムの導入事例

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続いてデジタルワイヤレスで業界をリードするLine 6の PAシステムの導入事例のご紹介。

米国カリフォルニアCatalina Bar & GrillではStageSourceをはじめとしたシステムを導入。また、各地の教会でStageScape M20dなどを採用している事例が多いようです。この辺り事情は日本とは少し異なりますが、日本では、たとえば大学の大講義室や大きめのミーティングルームの設備としても活躍しそうですね。

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国内の導入事例としては、昨年もニュースになっていた渋谷のクラブThe Roomでフロア用のラウドスピーカー、DJブースへのモニター用として導入されたほか、No Style渋谷、TwinBox秋葉原などライブスペースやクラブ、バーなどがあります。

またデジタルワイヤレスシステムは、アイドルユニットや、学校など小規模から中規模の現場で活躍しています。最大で14波まで飛ばせて、電波状況に合わせて拡張のアンテナ、ケーブル、ディストリビューターまで充実した同ブランドのデジタルワイヤレスは、現場大きな信頼を得ているのがわかりますね。

マイクのモデリング視聴比較

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またLine 6 ワイヤレスシステムの特筆すべきマイクモデリング機能についても、デモンストレーションを交えて解説。

XD-V75では

SHURE SM58 / Beta 58A / SM57、Sennheiser e835 / e935、AKG D5、audio-technica AE4100、audix OM5、Electro-Voice N/D767a

など各社の代表モデルを網羅しています。

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会場では、Shure SM58、Senheiser e935を、実機とモデリングの音で聴き比べをしました。パターンの違う2種類の歌を、ボーカルのみで試聴。サウンドキャラクターは同ブランドのテクノロジーを考えると想像通りといいますか、期待通りの優れたクオリティです。

デジタルならではのクリアな音質のせいか、実機に比べてキャラクターはそのままに、より透明感のあるヌケの良いキャラクターだと感じました。オケの中で埋もれてしまいがちなボーカルなどが立ってきます。この日のデモンストレーションの演奏でも、非常に歌詞の聞き取りやすい音質でした!

Line 6製品と用いた会場のPA風景

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また当日会場のPAシステムはデジタルワイヤレスシステムはもちろん、PA卓としてStageScape M20d、またオーディエンス用とモニター用の多数のStageSourceシリーズスピーカーで固められていました。

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展示会最後のデモンストレーションでは、PAエンジニアの方がM20dを触る映像がプロジェクターに映し出され、各プレイヤーがLine 6、YAMAHA製のインストゥルメントで演奏するという見せ場がありました。

ステージ上はLine 6 StageSourceをコロガシにしてその背景にYAMAHAのドラム、Line 6 のワイヤレスレシーバーのラック&拡張アンテナの近くに CP4 Stage、またVariaxのギターやYAMAHAのベースなど、これでもかという両ブランド祭り状態!両者が手を組んだ今後の新製品が楽しみですね!

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