MIM Education 杉山勇司MIXセミナー at Rock oN UMEDA DAY 1ショートレポート


音楽をつくるために必要な基本姿勢とその実践、杉山勇司MIXセミナー at Rock oN UMEDA DAY 1

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DAY 1
Session.0 「Introduction」
Session.1 「音の聴き方」
日時:2015.5.17(日) 15:00〜
場所: Rock oN Umeda リファレンススタジオ


杉山勇司氏のRock oN UMEDAでのセミナーが、ついに初日を迎えました。この日は「音の聴き方」に主題を置きセミナーが進行!この日の概要をショートレポートとしてお届けいたします。

1.音の焦点が合うということ

音の聴き方のポイントの1つとして、音が焦点を結ぶ位置を探すこと。参加者の皆さんで2人1ペアを組んで頂き、一人が発声をしもう一人が聴く位置を変えながらどのように音が変化するのかを体感して頂きました。体験した後、どのように聴こえ方が変化したかどうか、どのように感じたかの意見交換を行い、その意見に杉山氏の解説が行われます。

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2.音量と音質の関係

例えば、人間は大きな音で聴くと音がよく聴こえる心理にあり、音量と音質は密接な関係があります。音を判断するためには、一定の環境や音量で聴くことが重要。その実践方法が解説されました。

3.音の比較をする時の注意点

正確な判断を行うため、自身の基準となるモニター環境を作る必要性が説かれました。杉山氏の使用機材や、スピーカーの位置、角度などのセッティング手法なども交え、実例的に解説が行われました。

逸品館さんオリジナルのレーザーセッターも紹介。これはスピーカーに反射用の小さな鏡を貼り付けて、カメラの三脚に立てたレーザーポインターの反射を利用し距離と角度を測るアイテム。杉山氏はこれを常に用い、スピーカーセッティングが短時間で正確に行えるようになったとの事です。
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4.音源に施された処理を分析する

一例として実際にリリースされている音源を聴き、どのようなエフェクト処理が行われているのかを分析します。この姿勢は、自分がどういう音を作りたいかを明確に描くためのトレーニングになり、音作りへの重要な姿勢につながります。音源の試聴を行い、受講生の方々に分析してもらった後、正解の解説を含め、分析的な聴き方に対する解説が行われます。このような、受講生みなさんが参加するメニューもあり、笑いも起きる和やかな雰囲気で進行します。
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最後に質疑応答タイム。この日の講義内容に関わらず、受講生のみなさまが抱えるミックスに関する疑問などに、杉山氏の豊富な現場経験に基づいたアドバイスが対話形式で行われ、1日目を締めくくりました。

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次回のDAY 2はエフェクターの具体的な解説へ。ご期待ください!!
受講生の皆様お疲れさまでした!


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