• 2015.06.16

MIM Education 高山博の「減算合成シンセシス完全マスター」Session3 ショートレポート


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Session.3
日時:2015.6.16(土) 15:00〜
場所: Rock oN MIM Office


高山博さんのセミナー「減算合成シンセシス完全マスター」。Session3のテーマはEG(Envelope Generator)。それぞれのパラメーターの意味、そして、それらを正確に理解した上での実践的な音作り手法の解説が行われ、受講生のみなさんの、EGに対する認識がさらに深まった講義になりました!! ショートレポートで当日の模様をお伝えします。

1.EGとは

ほとんどの音が「時間変化」を伴い、音を作る上で重要な要素。この「時間変化」を作り出すモジュールがEG。EG自体は電圧を出力するだけですが、VCO、VCF、VCAをモジュレートすることで、様々な音の変化を作り出します。EGのパラメーターであるAttack Time、Decay Time、Sustain Level、Release Timeの詳細解説を皮切りに、このEGの働きの重要さが紐解かれます。

02

2.実践的音作り

05EGの理解の後、実践的音作りの解説へ。パラメーターを初期設定に戻し、目標とする音を目指しながらパラメーターを変えていきます。なんとなくパラメーターを触りながら〜、とは対極になるこの姿勢が身につけば、プリセットのエディットでは身につかない音作りの実践力が身につきます。

また、「この音のたちあがりはどうなっているか?」といった音を微分的に聞き分ける耳がトレーニングされ、音楽制作のあらゆる場面で活きてくることにもなります。

実践的音作りの具体例として、高山さんから、シンセベース、シンセハープ、シンセパッドの音を作っていく手順が解説されました。


3. EGをVCOにかける音作り

04EGをVCOにかける音作りでは、VCAにかける場合とは異なった考え方が必要。ここで気をつけるべきたくさんのポイントが高山さんから丁寧に解説され、この日の講義の一番のみどころに。

シンセキックの音を作っていく過程を実例に実践的解説が行われ、理論と出てくる音の因果関係が直結。ネットの記事や書籍では得られない、本セミナーならではの充実度でしょう!


4.質疑応答 & フリーセッション

この日、会場にスタンバイした実機は、
・Studiologic Sledge
・Dave Smith Instruments Prophet ’08
・ARP Odyssey
・Nord Lead 4

学習したことを、すぐに実機で再現できるのが、本セミナーの魅力でもあります!
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途中からのご参加、1日体験見学も受付中です!さらにシンセの楽しさ、奥深さが続きます!


セミナー詳細はこちらから >>

20150515_miroctop_seminar


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