ついに12/9に発売!Slate Digital VMSは「Virtual Microphone System」。コンデンサーマイクと専用マイクプリアンプによる組み合わせのマイクソリューションで、Neumann/U47やTELEFUNKEN/ELA M 251といった有名なマイクサウンドの数々をヴァーチャルに再現します。レコーディングでマイクのバリエーションを増やせるのはもちろん、1本数百万円もするビンテージマイクの再現などコスト的にも強い味方になることでしょう。
ボーカルはもちろんドラムやギターなど何にでも使ってみたくなる新世代のマイクソリューション。Slate Digitalならではの高いクオリティでお届けします!
VMS (Virtual Microphone System)
VMSは、究極の透明感を追求したラージダイアフラム・コンデンサー・マイクロフォン「ML-1」と、ニュートラルな音質でリニア特性を持つマイク・プリアンプ「VMS-ONE」の組み合わせで収録された音源に、Slate Digitalが誇る最先端のデジタル・テクノロジーに基づくソフトウェア・プロセッシングを施すことで歴史に名高いマイクロフォン及びプリアンプのクラシック・トーンを忠実に再現するハイブリッド・システムです。
ワールドクラスのヴィンテージ・ギアの中には1台数百万という価格が付けられるものもあります。VMS Virtual Microphone Systemは、そういったクラシック・マイクロフォンやプリアンプが持つ唯一無二のトーンを再現し、オーディオ・エンジニアの前に立ちはだかる高い壁を打ち破る夢のマイク・ロッカーです。
「Virtual Microphone Collection | Classic Tubes」収録モデル
FG-47
レコーディングの歴史の中で、最も著名なヴィンテージ・チューブマイクロフォンのサウンドを再現する「FG-47」
フルボディのコクと厚みがあるロー・エンドとリッチで主張の強いミッド・レンジ、スムースで滑らかなトップ・エンドを特徴とします。存在感を前面に押し出し厚みのあるトーンを奏でるFG-47はリード・ボーカルに最適で、ドラムのキック・トラックやルームマイク、さらにはギターやホーン、ストリングスとの相性も抜群です。
FG-800
ポップスやヒップホップのボーカル・マイクとして、まず最初に選ばれる定番のモダン真空管マイクロフォンのサウンドを再現する「FG-800」
何よりもその煌びやかでエアリーな強烈なキャラクターを放ち、ボーカル・トラックに使用すればCDでよく聞く”POPs”のサウンドに変貌するでしょう。トップ・エンドの華やかさに加えボトムの柔らかな暖かみを持つFG-800は、ボーカルはもちろんオーバーヘッドやアコースティック・ギターにも最適です。
FG-251
レコーディング・シーンにおいて最も重宝されているヴィンテージ・チューブマイクロフォンのサウンドを再現する「FG-251」 ボーカル・レコーディングをこのモデルなしには語ることはできないでしょう。歯切れが良くクリスピーでウォームな質感が特徴のFG-251は、ボーカルやナレーションなどボイス・レコーディングのシーンで活躍するでしょう。その他にもドラムやギター、アコースティック楽器など、あらゆるソースでFG-251のキャラクターをお楽しみ下さい。
「Virtual Microphone Collection | Classic Tubes 2」収録モデル*
FG-67
重厚感と存在感を兼ね備えややダークなキャラクターを持つドイツ製ヴィンテージ・マイクロフォンを再現する「FG-67」
ボーカルやルームマイク、ホーン、ピアノとの相性が良く、Steven Slateが専らタム・トラックに用いる定番のモデルです。
FG-269
FG-67のモデリング元となったマイクロフォンと同じ設計の基盤を用いながらも、異なる種類の真空管を搭載することでよりクリアで高音域に伸びやかなキャラクターを得た非常に希少なドイツ製チューブ・マイクロフォンを再現する「FG-269」
Steven Slateがボーカル・レコーディングに最も相性の良いマイクロフォンと太鼓判を押すモデルです。
FG-M7
Michael Jackson “Thriller” に代表される著名なダイナミック・マイクロフォンをベースとして、’47’ の真空管回路を擬似的にブレンドさせたSlate Digitalオリジナルのハイブリッド・モデル「FG-M7」
パンチ力のある力強さとクリスピーな質感に加え特徴的なミッド・レンジを再現するFG-M7を適用させれば、ミックスの中でひときわ輝く存在感を示すでしょう。
FG-800M
FG-800により芯の太さを持たせ若干ダークなキャラクターへと寄せた日本製チューブ・マイクロフォンのオールド・モデル「FG-800M」
もしFG-800を使用した際に高域やシビランスをもう少し抑えたいと感じた場合には、このFG-800Mに交換してみると理想的な結果が得られるでしょう。
FG-12
スムースな質感とリッチな音質で知られるオーストリア製クラシック・マイクロフォン「FG-12」
モデリングとする ‘12’ の中でも理想的な状態の1本を選別し、このマイクロフォンが持つトーンを完全な形で再現することに成功しました。
*Classic Tubes 2 のライセンスは、2016年12月末までに製品登録をされたユーザー様に無償で提供されます。
VMS用マイクロフォン・プリアンプ&D.I. 「VMS-ONE」/
VMS用マイクロフォン「ML-1」
VMS用マイクロフォン・プリアンプ&D.I. 「VMS-ONE」
Virtual Microphone Systemに同梱される VMS-ONE は最新の増幅回路を搭載し、極めてリニアな特性とクリーンなサウンドを特徴としています。ML-1(コンデンサー・マイクロフォン)からの信号を最大限ピュアな状態でA/Dコンバーターへと伝送するVMS専用プリアンプです。ML-1とVMS-ONEのセットアップでの収録によってDAWへと取り込まれた音声に、VMR用モジュール「Virtual Microphone Collection(マイクロフォン・モジュール)」と「Virtual Preamp Collection(プリアンプ・モジュール)」を適用することで、名機と賞賛されるマイクロフォンやプリアンプのクラシック・トーンへと覚醒させることができます。
VMS-ONEスペック
最大ゲイン:57dB
ノイズレベル:-100dBu
最大入力レベル:-2dBu(Pad off) / +18dBu(Pad on)
最大出力レベル:+27dBu
入力レベル -30dBu = 出力レベル +27dBu(最大ゲイン設定)
ファンタム電源:+48V
INPUTスイッチ:INST or MIC
POLARITY:0° or 180°
PAD:ON(-20dB) or OFF
POWER:ON or OFF
VMS用マイクロフォン「ML-1」
ML-1は、フラットな周波数特性とワイドなダイナミクス・レンジを持つVirtual Microphone System用のラージダイアフラム・コンデンサー・マイクロフォンです。VMS-ONEと同様に、ML-1で収録された音声はDAW上で忠実にクラシック・トーンを再現する必須の下準備となります。
ML-1スペック
周波数特性:20Hz – 20kHz
指向性:単一指向性
感度:20mV/Pa
S/N比:77dB
インピーダンス:200Ω
推奨負荷インピーダンス:10kΩ
ダイアフラム径:28mm
電源:ファンタムDC48V
サイズ:H:215.2mm x W:54mm
記事内に掲載されている価格は 2016年12月2日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ