初登場から6年の月日を経て進化！Solid State Logicのデジタル技術の粋をコンパクトに集結したDAWコントローラー Nucleus² を渋谷店で展示中です！ マルチDAWの切り替えやスーパーアナログマイクプリなど基本性能を継承した上で、Nucleus² はDante I/Oを搭載。ネットワーク化が進む制作環境にスムースに統合できる、将来性も充分な仕様となっています。
快適なレスポンスのタッチセンス付き 100mmムービングフェーダー。HUIでのDAWコントロールのほかに、サミングシステム Sigmaのチャンネルフェーダーも直接コントロールでき、デジタル制御/トゥルーアナログサミングを完成させることができます。
最大3台までのDAWが接続可能。ボタン1つで切り替えられます。本体にはそれぞれのCHに対応したトラック名とノブに割り振られたファンクションが明るく表示され、快適な作業が行えます。
新しくなったNucleusの管理ソフト『Nucleus Remote V2.0/4』。これでノブやエンコーダーの機能をアサインします。
Nucleus²は、ネットワークオーディオで構築されたスタジオに統合され、これ一台ですべてを完結させるプロ用DAWコントローラーとして、あなたのスタジオでさらに手早いワークフローの構築をサポートします。ぜひ渋谷店で実際に触れて、ご相談くださいね。皆様のご来店をお待ちしています！
Nucleus²
● DanteオーディオI/F機能
Nucleus²の最大の特徴は、従来の2in/2out USBオーディオI/F機能を廃して新たに装備されたDante I/F機能でしょう。
Nucleus²を購入すると、Danteの開発元であるAudinateが販売する”Dante Virtual Soundcard”というソフトウェアのライセンスが一つ手に入ります(通常は$30前後で販売されている)。これをコンピューターにインストールすると、EtherコネクタがまさしくDanteのサウンドカードとして使え、(Nucleus2で使う場合)8*8のDanteルーターとしての機能を持ちます。
コンピューター、Nucleus²、そしてハブを経由してFocusrite REDシリーズのような他Dante機器をつなぐと、Nucleus²は他Dante機器を認識。Dante Virtual Soundcardの8*8マトリクスを使ってそのオーディオをNucleus2のモニターやDAWへ自在にルーティングが可能です。
オールインワンDAWコントローラーとして好評を得た初代Nucleusを機能を現代的なネットワークオーディオスタジオにスムースにインストールし、それを活かすことを可能にしたのが、Dante I/F機能なのです。
Dante Virtual Soundcard
● マルチDAWコントローラー
画像は同等機能の初代Nucleusのものです
Nucleus²のコアファンクションはDAWコントローラーです。Matrixに代表されるマルチファンクションによる、複数DAWのコントロール切替えは、Final Cut Studioでライヴ映像の編集を行った後、Pro ToolsなどのDAWに切換えて作業をするなど、現代ならではの制作環境に、ぴったりとマッチしていると言えるでしょう。
通常デフォルトのコントロールには表記がありませんが、DAW2、DAW3と言った様に、専用のファンクション・ボタンのワンプッシュで、軽快に複数アプリケーションの切替えが可能です。
もちろん、100mmストロークのタッチ・センシティヴ・モーターライズト・ムービング・フェーダーを16本備えており、滑らかな動きとともに、作業環境をアシストしています。
フェーダーは1本でもいいという方もいらっしゃるかもしれませんが、様々な状況に柔軟に対応出来る様にするために、この本数があってもいいんではないでしょうか？
マルチ・ファンクションのロータリー・エンコーダー、トラック・ネーム表示はもちろん、レベル・メーターの表示も可能になっており、コンピューター・ディスプレイに集中し過ぎて、実際の音楽がおろそかになってしまう様な事からも解放されるでしょう。
各トラックに装備されたボタンは、Matrixから採用されている、感触のスムーズなもので統一されている他、ロータリー・エンコーダーはSolid State Logicならではのつまみが用意されており、伝統と拘りを感じる事が出来ますね！
重要で頻繁に使うであろう、トランスポート・セクションも、すっきりと整理されており、いまやなくてはならないジョグ/シャトル・ホイールの搭載されて、まさに至れり尽くせりと言えるでしょう。
● Super Analogueマイクプリ & モニタリング・セクション
Nucleus²のハイライトと言っていいのが、Super Analogue回路を採用した、マイクプリアンプとモニタリング・セクションです。
マイクプリアンプにはSuper Analogue回路が採用されており、少ないチャンネルでもサウンド・クオリティは絶対に落とさないという、SSLの信念を感じる事が出来ます。
メーター表示はマイクプリアンプと、外部入力との繰り替えが出来る様になっていますが、EXT iJackと言われるエクスターナル・インプットがあり、これはMini Phoneの入力に対応。iPodやiPhoneなどからの入力をそのまま受ける事ができます。
最近の試聴のご依頼の際に、iPodの入力を希望されるお客様が多いのですが、まさにそういった現場の要望を、細かく拾っているのが分かりますね。
モニターレベルのコントロールスイッチは、他のエンコーダーよりも二回りくらい大きくなっているのがお分かりでしょうが、この辺の拘りも実にSSLらしいと思います。DAWが制作の核となるに従って、モニタリング・コントロールに頭を悩ませる方のお話をお聞きする事が多くなっていますが、Nucleus²はそんな現場の声を丁寧に拾って開発されたのがよくわかります。
Nucleus²は、AWS900から連綿と続く、DAWコントローラーとしてのDNAを凝縮して、現代的なネットワークオーディオスタジオにシームレスに統合できるオールインワンDAWコントローラーなのです！
記事内に掲載されている価格は 2016年12月29日 時点での価格となります。
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