約40年間に渡り業務向けオーディオ機器を開発/生産してきた城下工業株式会社。そのオーディオブランドとなる「SOUND WARRIOR」の取り扱いを開始しました。
SOUND WARRIORは日本人による設計で、長野県の専用工房で生産されているまさに Made in Japanの品質。今回はエンジニアからも評価の高いヘッドホン2機種をご紹介します。
SW-HP10s
長年培ってきた、モニター系の音づくりはそのままに、音楽鑑賞用にも耐え得るカスタマイズを施したモニタリング志向のヘッドホン。プロフェッショナルな世界で生まれた多くのアイディアを融合したSound WarriorヘッドホンSW-HP10sをお届けします。
モニタリングと音楽鑑賞の共存を目指した音づくり
録音スタジオなどで使われているモニターヘッドホンの音づくりをそのまま皆様に。
肉声や各楽器の定位、音の粒立ちや輪郭、遠近感、広がりなどを、手に取るように聴くことが出来、演奏者やエンジニアの意図をストレートに表現する。これがモニターヘッドホンの使命です。しかし、モニター系の音はともすれば長時間の音楽鑑賞には不向きで聴き疲れしやすいといわれています。
本機は当社の長年の経験により、これらのデメリットを感じさせず、モニタリング志向の本格的ヘッドホンをめざしました。
抜群のフィット感による、ものづくりへのこだわり
クローズド・エアー・タイプ(密閉型)ヘッドホンは密着性や遮音性を要求されます。しかしこの要求を実現するため、一般的には側圧や頭部への押さえの力を強くする傾向があります。
本機は、人間工学に基づいたエルゴノミックデザインのイヤーパッド(立体裁断された高弾性パッドや合成皮革を手縫いで成型)を採用し、長時間の使用に欠かせない、包み込むような優しいフィット感をつくり出しています。Made in Japanの誇りを商品に込めました。
プロの現場に育てられたプロフェッショナルなかたち
プロ現場の様々な要求を実現し磨き上げられたヘッドホン。入力コードの頑強性はもとより、「ワレ」や「劣化」の少ないナイロン素材のケースシェルや、油性劣化しにくいポリウレタン性パッド類など、ひとつひとつの素材は全て高耐久性、頑強性を求めて吟味されています。渡りコードをヘッドバンドに埋め込んでいるのも断線を防ぐためです。更に構造体として金属を使用していないのも楽器や音響機器にあたって傷を付けない配慮の結果です。
コードを踏んでヘッドホンを落としても壊れることはほとんどありません。楽器演奏、録音現場や屋外でのハードな使用にも十分耐え得るプロフェッショナルなかたちをお試しください。
SW-HP20
「SW-HP20」は高い耐久性、頑強性や快適な着け心地といったSW-HP10の特長はそのままに、より広い帯域の表現が求められるハイレゾ音源等の再生も意識してドライバーユニットを新たに選定し、ケーブルもお好みによって変更できるよう着脱可能とした、リスニングユース・ヘッドホンです。
ひとつひとつ丁寧に日本国内でハンドメイドされたSW-HP20で、じっくりと心ゆくまで音楽鑑賞をお楽しみください。
音楽鑑賞をもっと楽しくする音づくり
ハイレゾ音源など高音質の音源を手軽に入手できる時代だからこそ、それらを直接耳に届けるヘッドホンの役割は重要になってきます。
本機では、より幅広い帯域にわたって表現を求められるハイレゾ音源の再生も意識して、ドライバーユニットを新たに選定しました。音楽鑑賞をより楽しいものにするチューニングが施された本機で、空間の広がりや歌い手の息づかいまでじっくりとご堪能ください。
抜群のフィット感
クローズド・エアー・ダイナミック型(密閉型)ヘッドホンでは密着性や遮音性を求められます。この要求を実現する為、一般的には側圧や頭部への押さえの力を強くする傾向がありますが、長時間使用した場合に疲れを感じやすくなる原因の一つでもあると当社では考えています。そこで、人間工学に基づいたエルゴノミックデザインのイヤーパッド(立体裁断された高弾性パッドや合成皮革を手縫いで成型)を採用し、長時間の使用に欠かせない、包み込むような優しいフィット感を作り出しました。
ケーブルの着脱が可能
本機ではケーブルの着脱が可能なΦ2.5mmモノラルミニジャック(L/R)を採用しました。更に本機の付属品として、バランス型(XLR接続コード)、アンバランス型(Φ6.3mmステレオ標準プラグ接続コード)の2種類をご用意。『SW Desktop-Audioシリーズ』のヘッドホンアンプ「SWD-HA10」との組み合わせで、バランス型・アンバランス型それぞれの特性による違いもお楽しみいただけます。
今後、ポータブルプレイヤー等との接続に便利なΦ3.5mmステレオミニジャック接続コードの販売も予定しております。(2016年5月現在)
高い耐久性・頑強性
「ワレ」や「劣化」の少ないナイロン素材のケースシェルや、油性劣化しにくいポリウレタン製パッド類など、ひとつひとつの素材は全て高耐久性、頑強性を求めて吟味されています。これも業務向けのヘッドホンで培ったノウハウの一つです。
SOUND WARRIORでは、一つ一つ丁寧に、国内自社工場で組立・検査・梱包を行っています。
記事内に掲載されている価格は 2017年3月9日 時点での価格となります。
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