DiGiGrid DLS / Waves Server One 相当のパワフルSoundGridサーバー
WAVESほかSoundGrid対応プラグインをCPUの負荷0でリアルタイムプロセスするSoundGrid Server。DiGiGrid DGSがついに登場です!
DiGiGrid DGSはいまお使いのDiGiGridネットワークオーディオシステムに追加することでSoundGrid対応プラグインのリアルタイムプロセッシングを行います。その処理能力はDiGiGrid DLS や Waves Server Oneのパワーに相当するパワフルさ。Digilink I/O不要でWavesやSoundGrid対応プラグインの使用負荷を減らしたいと願うあなたに是非導入をおすすめしたい製品です。
SoundGridサーバーは超低レイテンシーでなんと0.8ms。これならばリアルタイムのかけ録りにも対応できるでしょう。その強大なプロセッシングパワーはメーカー公称のベンチマークがその実力を物語ります。
CPU負荷0とリアルタイムのプロセッシングでこれまでのワークフローは自由度と表現力を増します。DiGiGridシステムのパワーアップに、DGSの導入をご検討ください!
DGS
DiGiGrid DGSサーバーは、リアルタイムのDSPプロセッシング能力を、ライブサウンド・コンソールやスタジオで使われているSoundGridネットワークに追加します。100種類以上のWavesとサードパーティーのSoundGridプラグインを、たった0.8msのレイテンシーで動作させることが可能です。
音楽制作やポスト・プロダクションでは、他のDiGiGridオーディオ・インターフェイスとネットワーク接続し、複数のオーディオ・ワークステーションのクライアントにDSPプラグインのプロセシング・パワーを提供します*。例えば、DiGIGirid Mでボーカルを録音しながら、すべてのバッキング・トラックのプラグイン・エフェクトをDGSで動作させ、リアルタイムでエフェクト処理したサウンドをボーカリストのモニターに返すことも可能です。
*現時点で、複数のクライアントDAWからDGSのプラグイン・サーバーに同時接続することはできません。DGSのプラグイン・サーバー機能を利用できるのはいずれか1クライアントとなります。
DiGiGrid DGSは、リアルタイムのプロセシングを必要とするあらゆる環境で、費用対効果に優れたDSPパワー、高音質、類いまれなシステムのフレキシビリティーを提供します。
ソフトウェア
DGSのインストーラーには、SoundGrid ASIO/CoreAudioドライバー、SoundGrid Studioアプリケーション、eMotion STミキサー、StudioRackとDLSのコントロール・パネルが含まれています。
DiGiGrid DGSには、Wavesが提供するSoundGrid Studio Systemソフトウェアが付属しています。
SoundGrid Studio Systemは、ネットワークを応用した次世代のオーディオ技術であり、スタジオに新たな可能性を提供する、リアルタイムのプロセシングとネットワーキングのプラットフォームです。DAWのプラグイン処理をSoundGrid DSPサーバーに任せられるようになり、接続されたDAW同士のコミュニケーションも可能にします。SoundGrid Studio Systemは、すべてのDAWとDiGiGrid I/O(またはその他のSoundGrid対応機器)を、シームレスに統合し、シンプルにDAWにDiGiGrid I/Oを1台接続することから、ホスト・コンピューター、I/O、SoundGrid DSPサーバーを組み合わせた大規模なネットワークまで、あらゆる規模で無限の可能性を提供します。
●SoundGrid Studio Systemがもたらすパワー
リアルタイム・プロセシング – 数百個のプラグインをリアルタイムで処理。
低レイテンシー・モニタリング – ゼロに近いレイテンシーで、プラグインを使ったトラッキングとリハーサルが可能。
ネットワーキング – ネットワーク・ハブを中心として、すべてのI/OとDAWを接続。
シームレスな統合環境 – SoundGrid ASIO/Core Audioドライバーを使って、複数のDAWを接続。
オープンな設計 – SoundGrid対応のWavesとサードパーティーのプラグインが動作。
●SoundGrid Studio Systemに含まれるソフトウェア
SoundGrid Studioアプリケーション – ホスト・コンピューターでSoundGridネットワークを管理。
eMotion ST Mixer –トラッキング、リハーサル時のレコーディング、ミキシング、低レイテンシー・モニタリングに、プラグインをリアルタイムで動作。
StudioRack –プラグインのチェインをプリセットとともに保存、ロードするプラグイン。SoundGrid DSPサーバーで、DAWのプラグインを処理。
SoundGrid ASIO/Core Audio – あらゆるDAWをSoundGridネットワークに接続するソフトウェアI/O。
●SoundGrid Studioアプリケーション
SoundGrid Studioアプリケーションは、SoudGridネットワークに接続されたすべてのソフトウェアとハードウェアを管理するツールです。このSoundGrid Sudioアプリケーションで、SoundGridネットワークに接続された、様々なDAWがインストールされたコンピューターやSoundGrid対応デバイスなどのコンポーネントを管理、複数のコンピューターでI/Oをシェアするなど、自由自在にI/Oをマッピング可能な、ネットワーク内のすべてのリソースを管理するツールです。
●SoundGrid Studioアプリケーションでできること:
Sound Grid ASIO/Core AudioドライバーとDiGiGrid I/Oの設定(自動設定ウィザード付き)
リアルタイムのプロセス、ミックス、モニター機能(StudioRackとeMotion ST mixerを使用)
複数のデバイスとソフトウェア(ドライバー)の入出力を接続して相互にパッチ
様々な種類のDAWを複数のホストコンピューターで走らせ、オーディオを相互にストリーム
設定のテンプレートを作成して保存可能
DiGiGrid I/Oのパラメーター(入力ゲイン、ファンタム電源など)をリモート・コントロール
●eMotion ST Mixer
eMotion STはSoundGrid Studioの中でミキサーにあたる部分です。StudioRackとも連携し、SoundGridプラグインを低レイテンシーのモニタリングで使用、DAWでレコーディングするときに、複雑なモニター用のミックスも可能にします。
eMotion STは8の多機能入力、64のStudioRack入力チャンネル、2つのFXバス、6つのミックスバスとメインのステレオミックスを備えた高品位なミキサー・ソフトウェアです。ミキサーはSoundGridネットワークの中で動作しているので、ハードウェアのI/Oも、ドライバー・ソフトウェアのI/Oも、あらゆるDiGiGrid製のI/OやSoundGrid互換のI/Oの入出力を選択可能です。
eMotion STミキサーは100種類以上のWavesとサードパーティー製のSoundGrid対応プラグインを、低レイテンシーで使うことができるので、従来ヘッドフォンのモニターミックスを作るために使っていた外部のミキサーの代わりに使うこともできます。
●StudioRack
StudioRackはプラグインをチェインして走らせることができるソフトウェアの「ラック」です。各チェインを処理するCPUは、コンピューターのCPUとSoundGrid DSPサーバー間で任意に切り替えることが可能です。SoundGridサーバーでプラグインが動いている場合、eMotion STミキサーを通して、超低レイテンシーでトラックをモニターすることが可能です。
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記事内に掲載されている価格は 2017年9月25日 時点での価格となります。
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