GENELECのSAM SYSTEMが登場から10周年を迎える2016年。フランクフルトで現地時間4月5日から始まるProlight+Sound2016で新製品の登場が期待されています。
SAM SYSTEMについて
SAMシステムは専用インターフェイスを介してスピーカー自体をネットワーク接続し、ネットワーク内のスピーカーの制御を可能にするシステム。スタジオの形状やリスナー位置、ルームアコースティックなどに関わらず理想的なモニタリング環境を完成させる期待のテクノロジーです。
基本コンポーネントは8000アナログシリーズを踏襲しながら、モニター・スピーカーを部屋に合わせて調整するという考えのもと、スピーカー自体を電気的にフィルタリングして、どのような場所でも最適なモニタリング環境に変化させることが可能です。
GLMの主要機能 AutoCalは、スピーカーが設置されている部屋の音響特性を専用マイクロフォンで測定。そのデータをホスト PC 内で分析し、再生レベル差補正、距離遅延補正、周波数特性補正を行い、最善なモニタリング環境(フラットな周波数特性)へ自動で音響補正できます。もちろんユーザーの好みに合わせて細かいエディットも可能で、お好みのモニタリング環境も作り出すことが可能です。
まだ新製品の情報は公開されていませんが、10周年を記念するSAM SYSTEM搭載スピーカー発表されるとすれば、それはラージクラスとなるのか、それともさらなるコンパクトモデルとなるのか。Prolight + Sound 2016レポートをお楽しみに!
記事内に掲載されている価格は 2016年4月5日 時点での価格となります。
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