強烈なクロスモジュレーションでシンセサウンドの可能性を広げるREON driftboxシリーズ。最新作の「C」「W」2機種が新登場!
ピンク色のdriftbox CはCVとオーディオを同等に扱う、euro rackユーザーにも注目していただきたい、まさにアナログシンセのためのミキサー。そしてグレーのdriftbox Wは5本のdriftスティックとディレイを搭載し、シリーズ最高の変調機能を持つアナログシンセ。予測不能なFXサウンドが期待できます。(※ Cは2017年1月中旬、Wは2017年1月下旬発売予定)
シンセ上級者用のように見えるREON driftboxですが、「触ればなにかが起きる」可変幅で楽しさはお墨付き。DAWのソフトシンセに加える初めてのハードウェアシンセとしても、楽曲の幅を広げてくれるはずです。恐れずにまずは音を出して楽しむところから初めてみよう!
driftbox C
4chオーディオ/CV入力を、2バス出力。CV-VCA出力で外部CV機器の制御も可能な複合機能ミキサー
driftbox Cは、4チャンネルのオーディオ/CV入力を備えており、オーディオ信号は2つのBUSに任意のレベルに調整、出力することができます。
CV入力はVCAに切り替えて電圧を発生させることができるため、CV入力を加算して出力、外部シンセサイザーのVCO/VCFなど、CV対応デバイスの制御が可能です。4チャンネルのCV入力・加算により、想像を超える変化を生み出すことができるでしょう。CV信号を1/3ch、オーディオ信号を2/4chに入力することで、各信号の同時出力も可能となっています。
特徴
・4chオーディオ/CV複合ミキサー
・オーディオ入力を2つのバスに任意のレベルで出力
・VCAに切り替えることで電圧を発生、1/3端子へ出力
・CV極性の反転(INV)が可能
・8つのバンクメモリを搭載
・OUTスイッチでマスターミュート(消音)が可能
・ステレオヘッドフォン端子
・5V専用アダプタ付属
driftbox W
5つのDRIFTスティックに加えディレイエフェクトを内蔵。シリーズ最強の変調機能で、より自由で鮮烈なアナログ・サウンド
driftbox Wはシリーズ伝統の完全アナログ2VCO+VCF構成にLFOを搭載、最大4つのオシレータを駆使した音作りが可能です。しかも、すべてのセクションに”DRIFT”ジョイスティックを採用、フィードバックモジュレーションも可能なディレイエフェクトも内蔵し、より多彩で鮮烈で多彩、予想を超えたアナログサウンドを生み出します。
特徴
・5つの”DRIFT”ジョイスティックによるモジュレーション
・ジョイスティック信号の外部出力端子を装備
・完全アナログ回路を採用
・2VCO構成 0.1Hz〜10kHzスウィープ
・ボリュームによる波形選択機能
・-24dB/oct VCF アナログ・ラダー・ローパスフィルター
・WaveクロスフェードLFO搭載
・ディレイ・エフェクト内蔵
・ディレイ・フィードバックによるモジュレーション
・ディレイ・ミックスとディレイのみの2つの出力端子を装備
・オシレータ・クロスモジュレーションとハードシンク
・Ext GATE IN、Ext CV INで操作可能
DRIFTスティックによる変調
・VCO1/2: X軸 – 発振周波数、Y軸 – オシレータのボリューム
・VCF: X軸 – カットオフ周波数、Y軸 – VCFモジュレーションレベル
・EFFECT: X軸 – ディレイタイム(最大350ms)、Y軸 – エフェクト出力レベル
・DRIFT: X軸 – LFO周波数、Y軸 – 出力レベル
動作原理
driftboxはVCO1、VCO2によるクロスモジュレーションとVCFの変調という、3ブロックで構成されます。可聴域の周波数によるVCO同士の変調=FM変調だけでなく、VCFを発振させて変調することで、より複雑な変化を持ったサウンドを作り出します。
driftboxをもっと知る!
REON代表取締役 荒川氏によるdriftboxパフォーマンス
記事内に掲載されている価格は 2017年1月10日 時点での価格となります。
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