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NAMM2018

18
Jan.2018
REPORT

NAMM 2018 直前情報:KORG

NAMM2018
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KORG NAMM 2018での新製品はなんと18シリーズ!その中でもRock oNユーザーが気になる2製品、prologueとvolca mixをご紹介!

prologue

NAMM

フラッグシップのポリフォニック・アナログ・シンセサイザーprologueが登場です!prologueは鍵盤数とボイス数が違う2製品のラインナップしています。

  • prologue-8 … 49鍵(8ボイス) ¥170,000(税別)
  • prologue-16 … 61鍵(16ボイス) ¥220,000(税別)
2月中旬発売

特徴

NAMM 2018

  • 16 / 8ボイスを誇るアナログ・シンセサイザー回路
  • ノイズ、VPM、ユーザーの3タイプを搭載した新開発のマルチ・エンジン
  • ハイクオリティなデジタル・エフェクト
  • ユーザー・カスタマイズ可能なオープン環境
  • 新開発のアナログ・エフェクト L.F. COMP.(prologue-16のみ)
  • バイ・ティンバーに対応
  • ボイスを柔軟に組み換えられるボイス・モード
  • 多彩なタイプとレンジ設定を備えたアルペジエーター
  • 500のプログラムに素早くアクセスできるプログラム・ソート
  • 日本製の上質なナチュラル・タッチ鍵盤
  • 波形を視覚的に表示するオシロスコープ機能
  • アルミとウッドによるタフでスタイリッシュなボディ
  • シンクすることで他のグルーヴ・マシンとセッション可能
  • 16ボイス + 61鍵モデル、8ボイス + 49鍵モデルをラインナップ

アナログ+デジタルハイブリッド マルチエンジン オシレーター

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4ボイス・ポリフォニックのminilogue、モノフォニックのmonologueで定評あるアナログシンセ回路に加えて、新開発の『マルチエンジン』を搭載。2つのアナログオシレーター、そして3つめのオシレーターにデジタルのサウンドが加わっています。

マルチエンジンはFXやパーカッションに有用な『ノイズ・ジェネレーター』、FM変調の『VPM(Variable Phase Modulation)』、そしてユーザーが自分でオシレータープログラムをダウンロードして使える『ユーザー・オシレーター』の3種。アナ/デジ ハイブリッドで自由度の高いサウンドメイクが可能です。他社のハイエンドアナログポリシンセとの差別化を明確にしてきた印象です。

デジタルFX

NAMM show

オリジナルのデジタルFXを搭載。これ1台で変調や空間演出が容易にできます。そしてアナログコンプとブースターはprologu-16に限りVUメーターでかかり具合確認できるという、KORGらしい遊び心満点な仕様。

演奏者のためのバイティンバー

NAMM ショーレポート

さらにプレイヤーに嬉しいのは『バイ・ティンバー』に対応していること。一般的なレイヤー、スプリットはもちろん、メイン・ティンバーとサブ・ティンバーがなめらかに切り替わるクロスフェードモードも搭載しています。

まるでソフトシンセ!プログラム・ソート

prologueはプログラムを最大500保存可能。そしてそのプログラムの中から任意のサウンドをさっと探し出せる8種類のプログラム・ソートを装備。これらを使うことでほしいサウンドにすぐたどり着けます。まるでソフトシンセのようですね。

8つのプログラム・ソート

  • PROG NUM … プログラム・ナンバー順にソート
  • CATEGORY … プログラムのカテゴリー順にソート
  • ALPHABETICAL … プログラムのアルファベット順にソート
  • LIKE … “Like”が設定されたプログラムをソート
  • FREQUENT … プログラムの使用回数順にソート
  • ENVELOPE … エンベロープの形によってソート
  • RANDOM … ランダムにソート
  • LIVE SET … ライブ・セットに登録したプログラムをソート
NAMM show report

マルチエンジンのオシレーターやスプリット機能の鍵盤を搭載するなど、単なるminilogueの大型版ではないことを物語るフラッグシップ。今年2018年で創業50周年を迎えるKORG。アニバーサリーを記念する製品群がこれから続々とリリースされることが予想されますが、その序章になるに違いないprologueに期待します!

volca mix

NAMM 新製品

かわいい筐体に本格的な音源とシーケンサーを搭載したパフォーマンス楽器volcaシリーズのために生まれた!volca mixは4チャンネルのアナログ・パフォーマンス・ミキサーです。 2月下旬発売

volcaシリーズ3機種をつなぐために2つのモノラル・インプットに、1つのステレオ・インプットを装備。ループベースの音楽を構築するために、EQではなく切れ味の良いLO/HI CUTフィルターを搭載したところがユニークで実用的。

NAMM 話題

SEND/AUX INを搭載し、外部エフェクトや楽器との連携も可能という本格派。そしてなんとマスターに装備されたアナログ回路のコンプとエキスパンダー(左右を広げる)で迫力あるサウンドでライブが楽しめるというワクワクする仕様!

KORGの心意気を感じるのが本体のスピーカー搭載とvolca3台への電源ディストリビューター機能。volca3台分を接続するための電源とオーディオケーブルも同梱されており、何から何までvolcaを楽しむためにあるミキサーといえるでしょう。(もちろんvolcaでなくても接続できます)

NAMM2018


なるほど、SEND/AUX INにCHAOS PADをつなぐとさらにパフォーマンス性が高まりますね。これやってみたい!


演奏することそのものを楽しむ、volcaのパフォーマンス性を引き上げるvolca mix。ほしい機能をぎゅっとまとめたKORGの製品作りには感服しました。ぜひvolcaフルセットで使ってみたいです。マスターのコンプのサウンドも気になります。

Writer. Tomita

まだまだあるぞ!KORG NAMM 2018
http://www.korg.com/jp/news/2018/0118/

NAMM

#NAMM_KORG
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    記事内に掲載されている価格は 2018年1月18日 時点での価格となります。

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