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Ver.3から遂に進化を遂げたPitch Changeの定番Melodyne。振り返ると、Ver.3の発表が2006年。なんと10年ぶりの新バージョンの登場です。注目は、複数トラックからの信号を一つのプラグインで受けることの出来るARA(Audio Randam Access)機能を中心に、テンポシェイピング、サウンドシェイピングなど強力な機能が目白押し。これからも定番の座は揺るがないものとなることでしょう。
まずは、デモを行っていただきましたので、その実力の一端をご確認下さい。
Ver.3からの強力な機能として注目を集めたものの、Rewire経由のスタンドアローンでしか利用が難しかったDMAと呼ばれるPolyphonic処理。遂にプラグインでその機能を端から端まで使い切ることが出来るようになっています。更に一歩踏み込み、複数の他ラックからの信号を一つのプラグインで受け取って処理を行うというARA(Audio Randam Access)が注目の的。これまでどのプラグインも実現できていないまさに新しい機能。プラグインの内部で入力チャンネルをセレクトすることが出来るという編集には無くてはならないツールになるのではないでしょうか。デモ動画の中でも複数のトラックにまたがるコーラスを音程、タイミングを視覚的に確認しながら調整ができるユーザー待望の機能ではないでしょうか。プラグインウィンドウ内では波形が重ねあわせて表示されるのでタイミング合わせも簡単。
それ以外にも。グライコの様なGUIによるサウンドシェイピング機能。そして、GUIでグラフィカルに動く、テンポシェイプなどこれまで苦労をして行なっていたエディットが瞬時に行える強力な波形編集機能が搭載されました。もちろん、これらの機能はMelodyneの定評あるアルゴリズムに寄る処理となりますので音質面も安心。すでにリリースが始まっています。先ずはデモ版でその実力をお試し下さい!!
記事内に掲載されている価格は 2016年1月22日 時点での価格となります。
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