つい先日、日本国内でもA32 Danteが発売されたFerrofish。Prolight + Sound 2017では4つの新製品が登場です。
Pulse16 – 16 x 16 AD/DA <> ADAT converter
Pulse 16は、バランスアナログを16入出力(最大+20dBu)、96kHz S/MUX互換のADATを16入出力持つ コンバーターです。
サウンドの核となるのはCirrus Logic社のコンバーターチップと独自のactive digital jitter reduction circuit。プロ用途の解像度の高いサウンドを提供します。
フロントパネルには視認性の高い2つのTFTディスプレイとヘッドホンアウトを装備。リアパネルにあるリモコン用のMIDI I/O端子があるなど、高い運用性が期待できそうです。
Verto32, Verto64, VertoMX – Dante Converters
VertoシリーズはDanteネットワークにADATとMADIを簡単に統合できるコンバーターです。
Vertoシリーズは外部同期用のWordClock I/Oを搭載。MIDI over MADIでそれぞれをコントロールすることも可能です。またVertoシリーズはDanteによるリモートコントロールも可能。全てのデバイスがMIDIで繋がっている時、Vertoシリーズは全てのDanteオーディオをADATもしくはMADIに変換し、Danteを介してMIDIメッセージを送受信します。
Vertoシリーズはさきほどご紹介したPulse 16を始め様々な製品と共に使うことで、ADATとMADIの橋渡しを行います。
A32 、 A32 Dante
A32(32チャンネル アナログ <> MADI / ADATコンバーター)とA32 Dante(AD/DA Dante & MADI & ADATコンバーター)です。A32 Danteは日本でもつい先日発売されたばかり。
A32は、32チャンネルずつのアナログ入出AD/DAコンバーターで、加えてMADI入出力と4系統のADAT入出力を搭載。アナログとMADIのコンバーターとして機能します。
A32 DanteはA32に加えてDanteを搭載。アナログ<>MADI<>Danteの橋渡しとして多方面で使用されていくでしょう。
B4000+
実はFerrofishは音源もリリースしているんです!B4000+ は9本のドローバーを搭載したオルガンモジュール。2つのMIDI入力とUSBに接続により演奏されます。プロセッサーはARM Cortex M3 とSharc DSPが使用されており、レスポンスの良いイカしたサウンドが自慢、とのこと。
Ferrofish
http://www.synthax.co.uk/latest/2017/03/23/ferrofish-pulse-16-verto-series/
Writer.Tomtia
記事内に掲載されている価格は 2017年4月4日 時点での価格となります。
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