制作機材の最新動向がここに。現地アナハイムからの熱狂レポート、会場の空気を切り取る動画レポートも多数!
コンベンションセンター2階にあるROLIブースでは、Seaboard Rise 49モデルが新登場!!何度見ても不思議な鍵盤です。イベントブースのライブゾーンやデモコーナーは多くの人で賑わっていました!
Seaboardとは、2013年に登場したシリコン製の鍵盤を持ったキーボードで鍵盤部分をなぞったり、押し込んだり、上下させることで、ギターでいうビブラートやスライドのような奏法を実現できるなんとも変わったキーボード。また、押し込み具合や押弦の場所によってパラメータを可変させることができ、生きたサウンドを創造します。
奏法をマスターすると、艶かしいホーンサウンドや、軽く叩く奏法でマレット楽器の発弦感をよりリアルに再現できるそうです!!昨年のMusikmesseでは専用のソフトウェア「Equator」の発表で奏法の可能性がまさしく無限大だと言わしめたROLIですが、49鍵盤モデルが発売されたことで、シンセの演奏に61鍵盤もいらない・・・だからといって25鍵盤は少ないかなぁ。と考えていた方にも是非触っていただきたい一品に仕上がっています。
また、本製品の特徴でもあるキーボードの薄さは健在!2.54cmと大変軽量な仕上がりになっており、思わずいろいろな場面に持ち込んで使いたくなってしまうデザインは圧巻です!!
Seaboard Rise 49ですが、価格は1199ドルを予定。発売時期もこれから情報が出るとのことです!また、専用エディタはもちろんのことBitwig LEが25鍵モデルと同様に同梱!買ったらすぐに演奏だけではなく制作も始めることができます!!今後の動向も要注目のROLI。次はどのような新しいアイディアを見せてくれるのでしょうか!今から続報や新情報が楽しみでなりませんね!!
Writer . Togashi
記事内に掲載されている価格は 2016年1月22日 時点での価格となります。
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