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渋谷店でご好評を頂いております Rock oN 主催セミナーが先日、新店舗UMEDAでも開催されました!その内容をスミス松山がレポート!
題しまして
WavesとDiGiGridを活用したミキシングセミナー
「Mixing & Mastering with WAVES & DiGiGrid 」
渋谷店とは違った小規模スペースでの開催ではありますが、講師と参加者の距離が近く、気兼ねなく質疑応答が行えたと感じられます。参加者の方々にもご満足頂きました。セミナーでは、各トラックにインサートされているWavesプラグインの意味や処理方法の解説があり、実践的な内容が盛りだくさんでした。
今回は、その中から幾つかのWavesプラグインをピックアップしてご紹介したいと思います!
Jack Joseph Puig氏が実際にレコーディングで使用しているPultec EQP-1A を高精度でモデリングしたプラグインです。このプラグインの特徴は同じ周波数を同時にブースト/カットする機能です。それぞれのEQカーブが違うため、同時に使用することでユニークなレゾナンスシェルフを作ることが出来ます。Higj/Lowの2バンド仕様なのですが、PuigTech MEQ5と同時使用でミッドレンジの調整も可能!
Renaissanceシリーズからボーカル処理に最適なVoxをピックアップ!
Thresholdを下げるだけで音圧が上がり、ボーカルに纏まりがグッと出てきます!音を前に出したい時に最適な簡単プラグインです。但し、掛け過ぎは禁物。自身の耳で一番気持ちの良い具合を探ってみてください。ボーカル以外にもシンセサイザーのパートなど、あらゆるソースにインサートして使えます。ちなみに中身はスローアタックのL2です。同じアルゴリズムが使用されています。
エンジニア泣かせのプラグインソフト…手コンプのフェーダーオートメーションを自動で作成してくれます。ボーカルのフェーダーオートメーションは最も大事な処理の一部であり、大変難しく、作業工数の多い処理になります。このプラグインではボーカルのターゲットレンジを設定してあげるだけで、自動で音量のバラツキを補正してくれます。ただし、歌詞と連動した動きを演出したい場合は、別でオートメーションを書く必要があります。
DiGiGrid IOSに関しましては
Native処理の約半分のCPU負荷になり、体感的に同パワーのPCが2台稼働している結果となりました。バッファサイズにも大きな余裕があり、レイテンシーも0.8msと体感なし!今回のセミナーではWavesプラグインの負荷分散という目的で使用しましたが、使用するDAWの種類に縛られない環境が実現出来ます。エンジニアはProtoolsを使用し、アーティストは持ち込みPCでCubaseを使用して同時録音などDAWの境界を超えたセッションの作成もイーサネット一本で可能です!同一ネットワークに8台までマシンを拡張可能!そして、今Waves Native購入者にはDiGiGridが使用するネットワークSoundGridで使用可能なライセンスが無料配布中です!
以上、セミナーの内容についてざっとご紹介させて頂きましたが、これはほんの一部です。個人的に疑問を抱いた点についてはその場で質疑応答出来ますので是非一度ご参加を!セミナー参加者全員に限定特典もございます。次回の参加お待ちしております!
記事内に掲載されている価格は 2015年2月28日 時点での価格となります。
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