新シリーズ“Waves Post Production”の第1弾は、ダイアログに最適化されたノイズ・サプレッサー・プラグイン!!! そのUI/機能は、まさにソフトウェア版CEDAR DNS3000です!!!
それではWaves社の残りの新製品を紹介することにしましょう。新シリーズ“Waves Post Production”の第1弾としてリリースされるのは、WNS(Waves Noise Suppressor)と名付けられたポスト・プロダクション用のノイズ・サプレッサー・プラグイン。リダクション・ポイントは、6バンドのマルチバンド仕様で、6本のゲイン・スライダーと1本のスレッショルド・スライダーを操作することにより、ヒス・ノイズをはじめとするブロードバンド・ノイズを素早く除去することができます。なかなか凄いのが、リダクション・ディスプレイ右側に備わる“Suggest”ボタンをクリックすることで、6本のゲイン・スライダーの値を自動的設定してくれる点。WNSは元素材を解析することにより、自動で設定を行ってくれるというわけです。もちろんこの値を元に、手動で補正したり、スライダー間の相対値は保ったまま設定を変えたりすることもできます。Waves本社のミック・オルシュさんによれば、WNSはダイアログ(台詞)用に特にデザインしたノイズ・サプレッサーとのこと。従って決して万能なノイズ・リダクションというわけではありませんが、同録の台詞のノイズ除去には、同種の他のプラグイン以上に威力を発揮してくれそうです。

WNSのユーザー・インターフェースを見て、「何かに似ているな……」と感じたアナタ。なかなか鋭いですね。ズバリ言ってしまうと、これはソフトウェア版CEDAR DNS3000です(Waves社はCEDARのシの字も言っていませんが、間違いなくそうでしょう)。名前もDNSとWNSですからね。ですからDNS3000ユーザーはもちろん、同機の導入を検討していたスタジオは要チェックですぞ。
また、写真はありませんが、早くも“Waves Post Production”シリーズの第2弾となるLoAirというプラグインをアナウンスしていました。LoAirは、ひとことで言うとサブ・ハーモニック・ジェネレーター・プラグインで、かつてない強力な低音を生み出すことができるのが特徴です。この種のプラグインとしては初めて、ポリフォニック素材からも問題なく低音を生成できるアリゴリズムを搭載、ステレオ・トラックや5.0chのトラックからLFEトラックを簡単に作り出すことができます。ハリウッド映画の定番、地響きのような低音を作り出すのに最適なプラグインと言えるでしょう。WNSもLoAirも年内にはリリースされる予定で、WNSはMercury Bundle、LoAirはMercury Bundleと360° Surround Toolsに含まれるようになるとのことです。

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