Rock oN Show Report : AES NY 2013
U87AiやTLM67等、もはやマイクロフォンブランドの業界標準として知られるNEUMANN
ブースに入った瞬間、ただなるぬほどインパクトをもった近未来的なデザインのマイクのパネルが!
そうです。昨年からかねてより噂されていたNEUMANNのNew Product「TLM107」のお披露目です!!(カラーはマットニッケルとブラックの2種類)
NEUMANNのハイエンドデジタルマイクロフォン、「D-01」のカプセルの設計をインスパイアした専用の新設計2枚のダイアフラムカプセル、5種類のポーラーパターンを備えます。そして、その切り替えはマイクの背部で行いますが、背面には僕らの想像を打ち破る画期的、衝撃的なデザインがありました。
こちらは、両モデルの背面ですが、特筆すべきはセンターに位置するナビゲーションスイッチです。
このツマミを上下左右にスライドさせることにより、40Hz/100Hzの2ポジションのローカット、-6dB、-12dBの切り替え式Pad,そして2枚のダイヤフラムから生成される5種類のポーラーパターンを選択することができます。
音質は色づけを少なくおさえ、且つ空気感をしっかりキャプチャーできるNEUMANNの全く新しい哲学で作られた新生代のMICとのことです
録音ソースを選ばずあらゆる魅力的にキャプチャーできるとのことで今から期待が高まります。正式決定はまだですが、価格もお手頃なラインでリリースするとの頼もしいコメントもいただきました!
さらに、新設計のショックマウント。こちらは現在のところシルバーのみ(別売予定)とのことですが、デザインも非常にシャープでマイクとともにNEUMANNブランドデザインのイノベーションを感じられました。過去のプロダクトにとらわれない近年の高解像度レコーディングにマッチさせる大胆な改革ともいえるでしょう。IBCでお伝えした3Wayモニターの国内導入も始まる等、過去や現在の栄光にとらわれず未来を切り開き、いつの時代もレコーディングシーンにNEUMANNの輝きがあると感じさせてくれますね。
Neumann
KH310などが登場した先日のIBC2013 NEUMANNブースレポートはコチラ!
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