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Rock oN Show Report : AES NY 2013

Avid S6 at AES NY 2013

注目のTouch Screem Module周辺のデモムービー!さらにS6の実態にリアルに迫ります!

AES 2013の大注目プロダクトAVID S6には二日目の今日も人集りが絶えません。昨日よりも来客者が増えているような実感さえ持ちます!

事前にアポイントを入れていたので、今日はじっくりとデモンストレーターの方からお話を伺うことが出来ました。レポート第2弾として機能に関して掘り下げた質問を行ってきました!

Technical Questionの前に、まずはIBC 2013での発表からのUSでの反応はどうなのか聞いてみました。「最も大きな反響を得ているのが大規模なポストプロダクションの現場」ということ。つまり拡張性が高いので従来のICONユーザー層がブラッシュアップを検討しているということですね。もちろん、MUSIC Marketのユーザーからの反応も高く、幅広いレンジのユーザーの高い注目を集めていることが伺えます。

まずは注目のTouch Screem Module周辺のデモンストレーションをMOVIEにしましたので是非ご覧ください!!

いかがでしょう。一際目立つ存在のTouch Screen。ミックスに集中する際に音場含め影響がありそうなので倒せないか?と聞いてみるともちろん可能だそうです。可動式で写真の様に、かなりフラットな状態まで持っていくことが可能だそうです。可動式にしたがゆえに「グラグラしている」と言われているこの部分ですが、製品版では裏につっかえ棒のような治具をつけるということなのでどうぞご安心を。

そして、左写真Touch Screenの後ろに写っているXLRは?となるんですが、こちらTalk Back MicのInputだそうです。こちらはEuConには統合されずシンプルにAnalogラインでモニターコントロールユニットに接続されるということ。残念ながらTalk Back MicはModuleにはBuilt-Inされない模様です。


次はモニターコントロール周り。ICONシリーズと同様にX-MONを利用した統合環境を提供するということです。機能としてはD-Controlと同様のX-MONの全ての機能が使えるということ。

2系統の7.1ch  Surround、4系統のStereo、3系等のCUE全てがActiveになるということです。出力も1系統の7.1ch Surround、2系統のStereoだということ。Hard KeyとKnobの組み合わせでシンプルなオペレーションが可能になっていました。


そしてフェーダー周り。system5の持つファンクションを受け継ぎ進化したこのModule。ユーザーから評価の高いフェーダ絞りきりからPullするとPFLが働き、ソースのチェックが出来るという機能の実現について聞いてみました。

Pro Toolsは本線と別にPFL Busがあるので実現可能だし、現状統合に向けて開発中だということ。AVIDとしても優れた(人気の)機能だということを実感しているので、ファームウェアのバージョンアップで対応をするとのコメントです。

3rd Party DAWの対応に関してはDAW側にPFLの機能が無いと実現が難しい(S6自体はコントローラーなので当たり前ですが)とのことですが、近日EuCon 3.0のSDKを配布するので、各メーカーがその機能を必要とするのならば、DAW側で実装すれば実現可能だということ。

 

合わせて、Display ModuleのWaveform描写に関しても同様に、SDKを公開するので各メーカが賛同してもらえれば表示が可能だということです !!

DAW各社の開発状況が気になるところですが、是非とも新しいファンクションを持ったEuCon 3.0対応をしてもらいたいと願います。

 

Knob横に装備される有機ELによる表示部分。広い視野角と高い詳細度を持つことが確認してもらえると思います。

解像度を質問したのですが、残念ながら正確な数字は把握していなかった模様。この写真からもお分かりいただけると思いますが、最低でも320☓240クラスではないかと思われます。


 

『次はInterBEE at TOKYOだ!!』と力強いコメントを頂いています。国内発お披露目ということももちろんですが、Asia Pacificでも1番の展示、公開となるのが、来月11月13日からのInterBEE 2013。ご興味ある方は、是非ともご来場いただき実機を確認して下さい!!
★AES 2013 1DayでのAvid S6のレポート記事はこちら!>

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