AES 2014でTASCAMが発表したのは、DR-10X、DR-10CS、DR-CLの3種。XLR端子を装備するマイクにダイレクト接続し、その音声を、BWF (WAV) mono 24-bit/48kHzでSD/SDHCカードにレコーディングします。 (最大容量 32GB)。
電源は単4電池1つで最大8時間。ゲインスイッチは、Low、Mid、Highの3種を備え、リミッター機能、ローカット、バックアップを作成するInstant and Dualレコーディングモードの機能があります。ヘッドフォンアウトもあるので、現場での開始前レコーディングテストも問題なし。ファイルはUSB経由でPCと接続し転送します。
仕様の違いはありませんが、型番の末の違いは
・DR-10CS:Sennheiserマイク用に最適化された設計
・DR-10CL:Lectrosonicsマイク用に最適化された設計
ShureとSony/RAMSAマイクに対しては、オプションのアダプターが販売されます。
マイクケーブルの煩わしさから解放されるこのソリューション。色んな収録現場で目にすることになるかもしれませんね。
また、USBインターフェースでも新製品が登場。US-16×08は、計16のマイク、ライン入力を備える1Uサイズ。
8つあるUltra-HDDAマイクプリアンプは最大56dBのゲインを持ち、クリーンで立ち上がりの早いサウンドを特徴にします。ライン入力のうち、2つはinstrument入力として切替可能。内部DSPミキサーはローレーテンシーで動作し、4バンド EQ、コンプレッサーを各チャンネルを持ちます。スタンドアロンで動作も可能で、単体の8chマイクプリとしての使い方もOK。ドライバーはMacとWindows共に対応し、背面にはMIDI入出力端子もあります。
Writer : Tsuneyoshi
コメントを残す