株式会社ASK様にお誘いいただきAJA Reseller Meetingに参加してきました。
NAB2014で突如登場した4K Camera “CION”の詳細が明らかになり、リリースが近いことを予感させるイベントでした。
IBC開幕直前に会場であるRAIからすぐのHotel Okura Amsterdamで行われたAJA Reseller Meeting。非常に堅実に”CION”が仕上がっていること、そしてその詳細情報が伝えられました。
機能の詳細はNAB2014のレポートから大幅な変更ありませんが、そのカメラとしての実力が大きく伝えられたのが印象的。
こちらのリンク先にあるIBC2014 Images ReelはCIONで撮影されたProRes4444の動画を純粋につなぎ合わせたもの、グレーディング等の色処理は一切行っていないまさに『素』の素材ということ。その美しさは息を飲むほど。カメラまかせのAUTOで撮影されたというこのMOVIE、その性能の高さを感じさせますね。
また、カメラマウントの交換ができるという説明では、会場から拍手が。
今までのレンズ資産に合わせてマウントを交換できるということは、CIONへの乗り換えの大きな動機となることでしょう。これからシステムを購入する方も、高価なPLマウントのレンズだけではなくEF、Nikonなどが利用できるということは魅力的に映るのではないでしょうか。
またカメラシステムのセットアップに必須となるアクセサリー群も一般的なチーズプレートにより、数多くのメーカーから賛同を得ているとのこと。すでになにかお持ちの方であればその資産を活かすことも可能ですね。
またRAWのデータに関してもすでにAdobe Premierが対応済みと編集環境もすでに準備ができているとのこと。まさに周辺の機材から撮影後のワークフローまでが準備出来ていることが印象的。あとはカメラ自体の出荷を待つだけですね。すでに生産は始まっているとのことなので発売日の発表も近いと思われます。
他にはFS1Xのファームウェアバージョンアップによる機能追加。特筆すべきはリバーステレシネの機能アップにより、3:2:3:2:なのか、3:3:2:2:なのかを自動的に判別してのリバーステレシネ処理など。
KONA4の機能追加はWindowsへの対応、そして、Adobeとの連携強化。こちらも堅実にユーザーの希望を叶えてくれています。
最後に大規模なAJA製品の活用事例が紹介されました。ヨーロッパでの事例を中心にAJA製品が大きな舞台でヨーロッパでも活躍していることを強く印象づけられました。
Writer Y.maeda
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