UCX発売間近のRMEからは過去20年間のオーディオ・インターフェイスの歴史の中でもマイルストーンとなる製品HDSPe MADI FXを発表!!
先日のNAMM SHOWレポートでも大きな注目を集めたFireface UCXが発売間近となる中、人気のUFXやBabyfaceなどを揃えたRMEブースは本家ドイツでも注目の的!
それもそのはずでしょう、UCX発売目前という中にさらなる新製品、脅威の入出力を誇るPCIe MADIインターフェースを発表したのですから!
しかも現場ではiMac環境でSONNET社製のThunderbolt接続PCIeシャーシを使ったデモも行われていました!
ご覧の通り、何とHDSPe MADI FXの入出力は194入力/196出力の計390チャンネル!!! 3系統のMADI I/O(オプティカル2系統、コアキシャル1系統)に加え、AES/EBU、ワードクロック、そしてモニタリング用のアナログステレオアナログ出力、4系統のMIDI I/OまでもをPCIeサイズに完備出来る技術力に感嘆です。
中でもRMEらしいなぁと感心してしまうのが新開発の「Hammerfall Pro Audio Core」!
その性能により従来のMADIフラッグシップ・モデル比3倍のチャンネルを扱う事に成功したのですが、特に素晴らしいのが使用していないチャンネルを自動的に非アクティブにして、処理能力や帯域幅を確保する設計になっていることです。2チャンネルしか再生しない場合はステレオのサウンドカード同様の処理能力しか使用しないなど本当に良く考えられています。
もちろんUFXやUCXと同様にTotal Mix FXを搭載。もちろん最大入出力想定した最大4096チャンネルのデジタルミキサーもRMEクオリティ、UFX以上の処理能力を持つ高性能DSPにより軽快な動作と安定感を見せてくれます。
PCのスペック次第ですが実に32サンプルまでレイテンシーを抑えることも可能。
UCXで初のクラスコンプライアントを実現しながら、甘んじる事無くその技術力の未来を提示してくるRME。まさにI/F業界のリーディングメーカーと呼ぶにふさわしい印象ですね。
国内ではNAMMを湧かせたFIREFACE UCXが間もなく発売となります。全国200台限定で初回在庫にはRemote Control並びにRock oNオリジナルプレゼント付きですので見逃されていた方はお早めに!
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