常に人の途切れない ミュージックメッセ 2014のTASCAMブース。Cakewalkを全面に押し出した展開でした。そして、放送局、MAスタジオ、音楽スタジオ・音楽制作の各マーケットにリーチしたマスタークロックジェネレーター3機種の詳細が明らかになりました!これまでのブランドイメージを一新するカラーリングも衝撃的でしたが、マーケットの業務に特化した製品構成にTASCAMの本気を感じます。
CG-2000、CG-1800はビデオシンク/マスタークロックジェネレーターです。最上位級機種のCG-2000は放送局等の現場にターゲットを定めた、電源とVideoRef/WCのリダンダントに対応した商品です。CG-1000は音楽現場やクリエイターにターゲットを絞ったマスタークロックジェネレーター!!基本性能となるオシレーター部分には、贅沢にもOCXOを搭載。全機種共通して背面の接続端子が充実してます。アナライザー機能やログ取得機能、セルフ校正機能まで装備!クリティカルな現場ににも充分以上に対応可能な製品としてアピールしています!!
フロントパネルには視野角の広い128×64ドッドの有機ELディスプレーを採用。視認性に大変優れています。また、INFOボタンが装備されおり、外部同期の異常時等にリングLEDがブルーから赤にかわり警告モードになります。
BNCコネクターにもAmphenol製のナット締め付けタイプを使用するなど、随所にこだわりが感じられます。クラス最大の12系統のワードクロック出力を装備。その他にAES3/AES11、S/PDIFデジタル出力を2系統搭載して各種システムに対応できます。さらに10MHz対応の外部入力端子を搭載して、高精度なシステムにも対応できます。
CG-2000、CG-1800には、4系統のビデオ出力も装備。CG-2000はユーロブロックからのアラート信号の送出にも対応しています。間もなく、Rock oNリファレンススタジオに導入予定ですので、是非視聴してみてください!!
注目の価格ですが、最上位のCG-2000が40万円弱、ワードクロックのみのCG-1000はなんと10万円前半を予定しているとのこと。機能を考えるとコストパフォーマンスは高いのではないでしょうか?
NAMM2014で発表になったUS-1200もMusikmesse 2014 TASCAMブースに展示されておりました。US-1200は、TASCAMのオーディオインターフェイスの中での最上位機種として発売となります。 USB2.0で6in2out、HDDA(High Definition Discrete Architecture)MicPreAmp搭載のXLR Inputが4ch分ファンタム+48Vとともに実装されています。この他、ビルトインDSPミキサーとLow-latencyモニタリング、オンボードDSPエフェクト等魅力ある機能を1Uにぎゅっと凝縮したプロダクトです。
2014年初頭のリリースより、2ch HDIA(High Definition Instrumentation Architecture)回路搭載のマイクプリアンプとしての機能も充実のUSBオーディオインターフェイスUH-7000。アルミ製大径インプットボリュームや20ドットLEDレベルメータ-
等、使用するパーツや回路構成にこだわり、業務用クロックマスターでも使用されている高精度クロックTCXOも搭載されADDAとしても有効に活用出来ます。
Cakewalk SONAR はSONAR X3 FAMILYとして64BIT対応とともに新たな展開を見せています。SONER X3を筆頭にSONAR X3 PRODUCER、SONAR X3 STUDIOの3つのラインアップで構成されます。国内でもすでに販売が開始されていますが、Overloud BREVERBや定番のAddictive Drumなど人気プラグインを同梱しているのも大きな魅力ですね。
64BitエンジンとVST3サポート、充実のバーチャルインストルメンツ、 SONAR X3 PRODUCERとSONAR X3 STUDIOには Celemony Melodyne Essentisalも装備されています! 新たなるSONARの歴史の幕開けです!!
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