RMEブースでは同社創業メンバーであり開発者でもあるMastermind RME 『Mattias Carstens』氏と再会。
Messe開幕前から噂になっていたBabyfaceの後継機種『Babyface Pro』がここMusik Messeにて登場です! このサイズによくぞここまで、と思うほどサウンドへのこだわりと機能性が詰め込まれた意欲作の特徴を早速マティアス氏に解説してもらいました!
Babyface Proは音質向上のために、まずアナログ/デジタルの両回路を刷新し最大118dBAのSN比を実現。メイン入出力もブレークアウトケーブルを排し、直付けのXLR端子を装備。さらにヘッドフォンは2系統(標準とミニプラグ)で、標準側はハイインピーダンスのヘッドフォンにも対応することでユーザーの幅を広げています。
RMEブースではそのサウンドクオリティを実感してもらうため、あえて2000円程度のヘッドフォンでのモニタリング環境まで用意する自信の表れ。
さらにバスパワーが強化されてコンデンサマイク2本の同時使用が可能になったことでBabyface Pro単体でのステレオマイクレコーディングが初めて可能になりました。もちろんオプションのACアダプターを使うことでスタンドアローンでの動作も可能。
サイズは旧モデルより少し大きくなりますが、カメラスタンドが付属で操作性はむしろ向上。『ぜひ最新MacBookと一緒にスタイリッシュに導入してもらいたい逸品!』。価格はまだ未定ですが10万円前後を予定しているとのこと、6月末の発売予定。
同ブース内ではNABレポート1Dayでもお伝えしたFerrofishの最新作『A32』も展示。MADIもしくはADATへの32chのAD/DAを搭載しながらおそらく刺激的な価格設定で出てくるのではないでしょうか。RMEと合わせて導入したいクールなパネルデザインへの変更も魅力です。
Writer : Takemoto
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