3つの新製品を一挙公開!! KOREブラウザーを活かしたコントローラ一体型のビートマシン「MASCHINE」に注目!!
数日前からHP上で3つの製品シルエットを公開しており、その発表にあふれんばかりの人だかりとなったNIブース。息をのむような熱気の中、人だかりをかき分けてカメラが入り込んだ先には黒い布で覆われた新製品たちが!! まるでアカデミー賞発表のような盛り上げムービーの後、話題の3プロダクト発表会が始まりました。
まずは下写真右端のAPPLEキーボードにご注目!!
驚くほどのコンパクトさで観衆の目を引いたのはGuitarRigシリーズの最新作「Guitar Rig Mobile」 mono input、1 stereo out仕様のUSBインターフェースの操作は左右に着いたIn/Outのゲイン調整のみ。いやそんなことよりポイントはとにかく小さく軽いことです。胸ポケットにも入りますよ。同梱のソフトウェアはGuitar Rig LEとのことですが移動の多いラップトップGuitaristには有力な選択肢になるのではないでしょうか。StreetPriceは$119と驚くほどの安さ、発売は4月1日を予定とのことです。
そして次なる新製品はありそうでなかった?PHONO入力を備えたコンパクトDJ用インターフェース「Audio 4 DJ」 ラップトップのシステムにターンテーブルを加えてパフォーマンスを、という要望にこたえたNIならではの24/96対応のオーディオインターフェースで、同梱のTRAKTOR LE3に完全対応したCueMonitor Headphone端子も備えています。(こちらはRockoNにて予約受付開始中です。)
さて最後に登場するのはソフトウェアとハードウェアの一体型ワークフローを追求したNI渾身のビートサンプラー「MACHINE」
製品開発スタッフいわくMASCHINEのポイントは新しいソフトウェア技術ではなく、今なお評価され続けるビートマシンの名器たち(MACHINE DRUMやMPC2000等)の魅力的なポイントを集約したこと、とのことです。言葉の通りまず目を引くのはハードウェアの作りでしょう。接続自体はUSBながらも、厚くタッチの柔らかなPADは既存のPADコントローラーよりも上質な印象。
またソフトウェアも同社ドラムサンプラーBATTERYなどとは異なりKORE同様のMASCHINEブラウザー上の中から特徴を指定するだけで素早くサンプルおよびLOOPを選択出来るのはもはやお約束。ビートのスライスからPADアサインはMPCシリーズのお約束的機能。NI御謹製のビートエフェクトをたったの2ステップでリアルタイムにPADサンプルにインサートすることも可能で、ハードウェア上の操作でビートパターンの作成が可能です。エフェクトをサンプルにガンガンインサートする辺りはまさにMACHINE DRUMといったところでしょうか?
総計14000発の単音サンプルというNIならではの魅力も加わったハード、ソフト一体型のビートソリューション「MASCHINE」ですが個人的な希望としては原点回帰だけでなくKOREに続くハード一体型デバイスだけにMASCHINEしか出来ないような新しい機能をもう少し増やせればという印象も事実です。Ver.Upで化けるかも!? 発売は3月1日を予定。StreetPriceで$699を予定とのことです。Nu Vintageによる「MASCHINE」パフォーマンスで初日最初のプレスカンファレンスは終了。今回発表された3製品の発売時期も見えているため日本でお目にかかれる日も近いようですよ。
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2009.2.2、コメントの受け付けは終了致しました。感想、ご意見をお寄せ下さった皆様、ありがとうございました!
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Guitar Rig LEは驚異的ですね。強力なアイテムになりそうです。
Comment by Fine — 2009 年 1 月 16 日 @ 9:09 PM
今回はハードウェアに力を入れてますね。
Guitar Rig Mobileは単体では使用できないのが残念です。
Guitar Rigをハードウェアに移植したのを
出してもらいたいです。
Comment by nobe — 2009 年 1 月 16 日 @ 9:55 PM
NI渾身のビートサンプラー「MACHINE」、いいんっすけどね?KORE切捨てされそう?次から次へと新製品でなんか切り捨て商品っぽくてあまり乗る気になれません。
Comment by にゃお — 2009 年 1 月 16 日 @ 10:03 PM