NAMM 2013 Rock oN Show Report
Structureを始め、Pro Toolsのソフトウェア音源を開発していたチーム「A.I.R」が開発した新しい音楽制作ソフト『Ignite by AIR』。
Ignite by AIRは一般的なDAWとは違い、ミュージシャンがインスピレーションを即形にできるようデザインされたGUI。上半分は後で紹介するMIDIコントローラー『Axiom AIRシリーズ』に対応したユーザーインターフェースで、下半分は「Piece」と呼ばれるフレーズの固まりをいくつも作りため、それを並び替えることによって楽曲を作るゾーンや、画像のようにミキサーが立ち上がるゾーンとなります。
ミュージシャンに優しい作りを売りにしているだけあり、スマートMIDIコードやフレーズ作成支援機能を搭載。またA.I.R自らが作成した275のインストゥルメントが付属します。
続いてはさきほどの『Ignite by AIR』と抜群の親和性を誇る、セミウェイテッド61鍵のMIDIコントローラー『Axiom AIR 61』。Axiom AIRシリーズはこの他鍵盤数の異なる49、25という2モデルがあります。
ロータリーエンコーダー、70mmのスライダー、ドラムパッドがずらりと並びますが、ドラムの入力にもってこいな「ロールボタン」も搭載。
AVID Pro Toolsと上記のIgnite by AIRがバンドルします。ここアメリカで2013年5月に発売予定です。
この『Axiom Air Mini 32』はモバイルタイプの32鍵MIDIコントローラー。薄型コンパクトボディですがロータリーエンコーダーとドラムパッドを8つづつ装備。ハイパーコントロールマッピングにも対応し、各種DAWやインストゥルメントのパラメーターアサインを瞬時に行えます。Sustain、pitch bend、modulationはそれぞれボタン式。
Ignite by AIRとAbleton Live Liteがバンドルします。
M-Audioで忘れてはいけないのがオーディオI/F。この『M-Track Quad』は24-bit / 96 kHzに対応したUSBオーディオI/F。入出力数は4In/4Out。4つのINSERTS入力があるのが特徴で、ゼロ・レイテンシーモニタリング機能を搭載し、3口のUSBハブも装備しています。
デスクトップスタイルの『M-Track』2In/2Out USBオーディオI/O。こちらも2つのインサートを装備。
それにデジタルIn/Outが付いた『M-Track Plus』。
久しぶりにマイクも新登場。『Pulsar II』はスモール大やフラムのコンデンサーマイク。指向性はカーディオイドで、ステレオ1ペア。
1.1インチのラージダイヤフラムを持つ『Nova』はクラスAソリッドステート回路のコンデンサーマイク。
木目調の美しいパワードモニタースピーカー『M3-8』。この木目はプリントではなく本物の木の木目だということ。こう見えて実は3Way。ウーファー8インチでミッド5インチとシルクツイーター1インチは同軸セッティング。点音源に近い正確で歪みの無いモニタリングを可能に。
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