NAMM 2013 Rock oN Show Report
皆さんお待たせしました! WAVESの持つプラグインやSoundGridの技術 × DigicoのMADIやFPGE技術とが手を組み登場した新ブランド『DigiGrid』。Ethernet1本で構築されるIOシステムであること、SoundGrid Server機能を搭載し、WAVESのプラグインを動作させられること、そしてProTools HDXやレガシーIO(ブルーフェイス)までもをサポートするDLSシリーズ。この前置きだけでも衝撃的ですが、
●実際にプラグインの動作はどのようなワークフローで行うのか?
●SoundGridとしてのオーディオの取り扱えるチャンネル数は?
●DLSはどのような規格でオーディオドライバー接続されるのか?
●DiGiGridだけでなく、最新RTASプラグインも一気に全部紹介して!
などなど様々な疑問/質問を、昨年NAMMでのV9発表でも登場いただいたLuke Smith氏に伺いました。これは必見ですよ。
いかがですか、皆さんがもっとも気になったプラグイン使用時のワークフローは、基本的にIO設定でルーティング、外部Emotion Mixerで立ち上げたプラグインチャンネルに送る、所謂『行って来い』で実質レイテンシー無し(0.8ms)にプロセッシングを行う事が可能です。さらにオートメーションなどのMIDI情報もEthernetケーブル1本で送受信されるため、Emotion Mixerで行った操作をそのままDAW側へ記憶させる事が可能です。(また今回のデモではEmotion Mixer自体がタッチディスプレイ対応ということで別途タッチディスプレイを用意していますが、基本的に1台のPCとディスプレイで使用が可能です。)
気になるライセンスの取り扱いについて、SoundGridServer機能でのプラグイン使用には基本的にTDM版のライセンスが必要となります。しかしNative版ユーザーには有償のアップグレードパスが設定されるとのこと。
いずれにせよEthernet1本で接続出来るシンプルかつ広帯域を持つIOソリューションであること、ProToolsユーザー、そしてNative DAWユーザーそれぞれに提供される唯一無二のSoundGrid Serverシステムと優れた拡張性能。2013年Q2、あらゆる制作ソリューションの中核をDiGiGridが置き換えます。
WAVES / DiGiCo DiGiGrid #1レポートはこちら!
WAVES / DiGiCo DiGiGrid #2レポートはこちら!
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