NAMM 2013 Rock oN Show Report
アーケードボタン式やモジュール型、はてはD.I.Yキットなど、ユニークなMIDIコントローラーをリリースするLIVID(ブース左側)。ここの製品のデザインは全般的にクールな印象のモノが多く目を引きます。
今回登場した新製品『BASE』。4×8でズラリと並ぶ自照式パッドは感圧式で、叩くだけでなく押し込んでその圧力でデータを送ることが可能。つまりドラムパッド以外にエクスプレッションやピッチベンド、ソフトシンセならばフィルターの開け閉めなど、様々な入力に対応できる装置として使えます。そして8本のタッチフェーダーも特徴的。入力したパラメーター値はフェーダー横のLEDで表示されるため、「今どうなっているのか」が一目で分かるようになっています。これなら暗いライブステージ現場でも問題なく使えそう。
自照式PADということからもableton Liveアレンジビューのクリップ操作のための使用が考えられます。特にベロシティ/圧力感知式ということで、クリップにオートメーションを書き込めたり、ドラムパッドにステップシーケンサー機能を割り当てるなどの多機能性を進化させる『Live9』を視野に入れた設計だということが分かりますね。もちろん他社DAWでも問題なく使うことができることもお忘れなく。
本機は約1.36㎏と軽く、ライブに持ち運ぶの際にも重宝しそう!現時点で日本国内での販売の情報はありませんが、価格は$399と手ごろな設定になっているので注目です。
http://lividinstruments.com/index.php
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