NAMM 2013 Rock oN Show Report

Stylophone

あのStylophoneが『S2』に進化して「使えるシンセサイザー」としてデビュー！クラシックトラディショナルとモダンセンスが入り交じるUKメーカーならではの風格！

進化したSTYLOPHONE
1976年に登場し『世界で最も売れたキーボード楽器』と称されるStylophoneが『Stylophone S2』として進化。日本では2007〜8年くらいから復刻版が発売され、手軽な電子楽器（電子玩具？）として知っている方も多いのではないでしょうか。

Stylophoneはスタイラスペンと呼ばれる導線付きのペンで電極となる鉄製鍵盤にタッチすることで、微弱電気を回路に流し本体スピーカーから発音する仕組なのですが、『Stylophone S2』はそのスタイラスペンが必要なくなりました。指先で鍵盤に触れるだけで発音が可能に。しかし従来のペンによる演奏に慣れた人のために電極にはなっていないタイプのスタイラスペンが付属します。

その他『Stylophone S2』は、-12dbローパスフィルター、サブオシレーターにLFO、つまりシンセサイザーとしての機能を搭載し、10個のノブと12個のファンクションスイッチによりオリジナルでは出来なかった音作りができるようになりました。玩具から楽器へ。

写真に見えるユニオンジャックデザインモデルは、UKのメーカーらしいカラーバリエーションモデル。試作機とのことで製品になる予定はないとのことです。（そういえば日の丸をあしらったシンセサイザーって無いですね。）価格は元祖より高級な299ポンド。UK本国で発売中です。日本にも早く上陸してほしいですね。

http://www.stylophone2.com/index.html