1月中旬に日本国内でも発売が始まったCrimson。Musikmesse 2013でのデビュー以来、SPLの新しい挑戦としてここNAMM2014でも超プッシュ展示されています。
ここで改めておさらいを。
SPL社はヨーロッパの放送機器技術の最先端をいくドイツ製品らしく、緻密で丁寧な設計で、特にヨーロッパを中心にエンジニアに評価されています。
そこから生まれたCrimsonは、同社の2Control譲りのクオリティを継承した「モニターコントローラー」と、ハイクオリティな「プリアンプ」&「DI」をそれぞれ2基搭載した「24bit/192kHz対応USB Audio I/F」が一つになった製品です。
演奏、録音/再生、AD/DAコンバート、モニターコントロールからリスニングに至るまで全てをこのCrimsonで行う事が可能で、ホームユース ユーザーにうってつけの製品なのではないでしょうか。
ナムショーでは他にも新製品として、120Vテクノロジー(動作電圧120V)を採用することで、ダイナミクスレンジやTHD+N特性、S/N比などを一気に向上させた『PHONITOR2』。16+16ch MADI インターフェースの『Madison』が展示されています。
NAMM2014のブースにズラリ並んだこの3製品は、どれをとってもSPLにとっての「挑戦」を感じさせます。伝統と長年の好評価に甘んじることなく、独自のフィールドを開拓しようとする姿勢がブースに漂っていました。