遊び心溢れる製品で人気のTeenage Engineeringから、とびっきりの新製品「pocket operetor」シリーズ三機種が Winter NAMM 2015 で登場!
さぁ、親指で音楽を作ろう。
展示用に積み上げられた箱からはモダンな昭和感が漂い、既にセンス抜群。こういう事をやらせたらTeenage Engineeringの右に出る者はいませんね。
操作子は23個のボタンと2つのツマミ。これらでエフェクトやパラメーターロック付きのシーケンサー、音源をコントロールします。液晶の表示がとても可愛く、トリガーする度に動きます。
このサイズでパラメーターロック付きは驚きです。ガジェットに留まらないシーケンス能力。UKベースものやTRAP、エレクトロ等に相性の良さそうなリズムサウンドも好印象。タムのピッチを落としながらの連打など、最高に映えます。
一見カバーが無い分、基盤がむき出しの様な印象を受けますが、実際にはLCDディスプレイの下にsilabs efm 32 gecko cpu、cirrus logic dac、スピーカー、クオーツ精度のクロックを組み込んでおり、最も大切なパーツは守られています。コンポーネントの技術精度が素晴らしいですね。
さてこのpocket operatorは三機種それぞれで有している機能が微妙に違います。
動画でサウンドとファンクションをチェックしてみましょう!
PO-12 rhythm リズム
リズムに特価したシンセ音源とPCMを搭載したリズムマシン。フィルインなどもあり、簡単な打ち込みで表情のあるパターンを生成可能。
PO-14 sub サブマリン
こちらはベースラインに特化したシンセ。生成するサウンドは非常に多彩。wave tableやフィジカルモデリングを含む充実のシンセシスを誇ります。
PO-16 factory ファクトリー
こちらはよりメロディ作成に向けたシンセで、アルペジエイターとコード作成機能あり。
またpocket operatorはそれぞれ同期ができ、リアルタイムのBPM変更にも追従します。PO同士以外との接続については未確認ですが、OP-1辺りと同期出来そうな気もしますね。
そしてさらに面白い仕掛けが、このケース「Silicone Pro Case」。装着すると電卓の様なルックスになります。
勿論POに合わせて三種類用意されており、ボタンのアイコン表記がそれぞれ違う所も痺れますね!
POシリーズの価格は$59。3月発売予定。
これは待ちきれない!
Writer.Shibuya
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