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UAD-2とともに生まれる別次元のワークフフロー!
UAD-2のソフトウェア面はもちろん、次世代A/D,D/Aコンバーターによる最高の音質、Thundebolt接続による速度アップというハードウェアの優位性が1つの製品に昇華したUniversal Audio Apolloラックシリーズが新たに切り開いた可能性がPro Tools HDのオーディオI/Fとしての選択肢。
CHANDLER、MANLEY、FENDERなど名だたるメーカーが公認するAAX 64対応UAD-2プラグインは究極のアナログサウンド体験をもたらします。また、I/Fハードウェアの入力インピーダンスを可変させ、プリアンプで受けたサウンドの特性を変化させる「UNISON」テクノロジーもソフト/ハード統合テクノロジーの目を見張る進化!
Pro Toolsバッファーサイズに関係なくほぼゼロのレイテンシーにより、ドラムやボーカルのレコーディングで、あたかもその実機があるかのごとく、MANLEY EQやSSLチャンネルストリップ、1176を使ってかけ録りが可能で、UAD-2と1つになって生まれる新たなワークフフローがもたらす利益は計り知れません!
30in/30 Outを誇るハイエンドUSB/TB I/F
現在〜これからのオーディオI/Fをネクストステップに導く”ネットワークオーディオ”技術。Fireface UFX+は、MADIの自由度で94チャンネルの入出力を自由自在にコントロールできる、モンスター級のオーディオインターフェイス。PCとは、ThunderboltまたはUSB3での接続。
最大サンプル・レート192kHz、アナログ12チャンネル、ADAT 16チャンネル、AES 2チャンネル、合計30入力+30出力を有す、最強のオーディオ・インターフェイス。定評あるドライバー開発技術により、USB2(USB3互換)接続にて超低レイテンシーでコンピューターへと伝送され、高品位なAD/DAコンバーターと最適化されたアナログ回路により、一切の色付けがない澄み切った音をあなたのスタジオへお届けします。
ディスクリートプリはコンソールグレード!
広大なビンテージマイクプリアンプの回路を研究し開発されたディスクリートマイクプリを8基搭載。またモデリングにより、チューブ、トランス、FETといったビンテージマイクプリのサウンドを再現。アウトプットにはアナログ、S/PDIF、Thunderbolt、USBの各種が用意されているため、マイクプリとしても、オーディオI/Fという捉え方をしても非常に魅力的です!
ホストPCのCPU負荷ゼロでリアルタイムにプロセッシングするFPGA(Field Programmable Gate Array)プラグインはビンテージアナログモデリング系を中心にEQ、ダイナミクス系が充実。ボーカルのかけ録りはもちろん、Overloudと共同開発されたギターアンプシミュレーターでリアンプと連携したギターレコーディングが行えるのも便利。FPGAで広がる楽しさも魅力の1つです!
「ピュアサウンド」はApogeeの代名詞
Apogeeといえば、長い製品経歴を経ても常に市場を裏切らなかったAD/DAの音質のクオリティ。多くのエンジニアが魅了されてきました。現在のSymphony I/O MkII HDにもその血が流れています。
I/Oの音質に大きな影響を与えるDAC部にはESS Sabre32 32-bit Hyperstream DACを使用。さらにTime Domain Jitter Eliminatorがかつてないダイナミックレンジと低歪みを実現。入力ジッターから解放された明瞭度の高いサウンドを提供します。オペアンプは正負の信号を完全に独立して増幅する「完全差動オペアンプ設計」。+側と-側の信号を同じ比率で増幅することで出力信号に差異がなくなるよう工夫が施されており、Symphony I/O MkII HDのピュアなサウンドに貢献する回路構成になっています。
1台での最大構成では32in/32outを実現。I/Oを持ち込み、スタジオ間を行き来するエンジニアにはその恩恵は計り知れないでしょう。さらに2台のカスケードも可能で最大64in/64outまで対応!大型コンソールにも匹敵する機能を誇ります!!
精度を突き詰めた最高峰USBオーディオI/F
高価な代償を払っても、「Prism Soundがとことん突き詰める精度高いサウンドを絶対手に入れる」。そんなユーザーが少なからずいます。魅了された人たちが信頼を寄せる、測定器、マスタリング機器の開発で培った一切の妥協ないサウンド。Prism Soundは、あまたある他のAD/DAブランドと、まるで距離を置くようにその道を邁進する孤高な存在です。嬉しいことに、このPrism SoundがをPro Tools HDX対応I/Oとして導入できる機会が! 拡張カード MDIO-PTHDXを挿入することで、Pro Tools | HDX, HD Nativeシステムとの直接接続が可能。
Prism Sound 独自の “CleverClox” 2段階DPLL回路を用いた”state-of-the-art”クロックにより、非常に低ジッターで高精度なクロックを生成。アナログ8入出力+最大10chのデジタル入出力という業務用としてはコンパクトな設計ながら、サウンドがもたらす恩恵は計り知れません。
「もう一歩上に」というユーザーの願望を叶える
ネット販売を中心に爆発的な売れ行きを示すSteinberg URシリーズ。サウンドの良さ/お求めやすい値段とのコンビネーションで多くのユーザーに受け入れられた製品が、新たにまとったのは「Rupert Neve Designsトランスフォーマー」という強力な武器。「もう一歩上に!」というユーザーの願望に沿って2018年に登場しました。
ミドルステージに配置されたトランスフォーマーは、マイクプリにトランスならではの音質の変化を付加します。そのサウンドはRupert Neve Designのお墨付き。絶妙なサチュレーションで倍音が強調され収録物のエア感が増しサウンドがきらめきます! ボーカルやエレキギターの収録に使えば1ランクも2ランクも上のサウンドを得ることができるでしょう。
Yamahaの誇るマイクプリアンプ D-PRE を2基搭載。演奏者の表現力や個々の楽器がもつ本来のエッセンスをありのままに捕えます。また、内蔵DSP により、レイテンシーフリーなモニタリングとエフェクト (REV-X、Channel Strip、Guitar Amp Classics) を実現。UR-RTに入力しているオーディオ信号と DAW からの再生音をミックスしてコンピューターにループバックすることが可能でインターネット配信などに便利な機能です。
伝統の赤がPro Tools HD I/Oとしても!
Focusriteと言えば業務用のコンソール「Forte」やマイクプリアンプの「ISA」シリーズ。そして90年代には赤いフロントパネルが印象的な「RED2」、「RED3」が有名ですが、ここ数年はDanteによるネットワークオーディオを取り入れたトータルソリューションを展開。
その中でハイエンドのオーディオ・インターフェースに位置するRed 4Preは4つのマイクプリを搭載。伝統のREDシリーズの赤パネルが目を引き、大きめなロータリーエンコーダーが2つ、スイッチが数個並んで中央に3つのLCDパネル、インストルメント入力とヘッドホン端子がそれぞれ2つ見事に1Uに収まります。
背面にはマイク入力が4つ(Red 4Pre)。D-Sub25端子でアナログのイン/アウトは8つ、メインアウト、A-DAT、SPDI/F、ワードクロック、そしてRed 4Pre最大の売りであるNative環境にもPro Tools HD環境にもつながるThunderbolt2ポート、DigiLinkポート、さらにDante Audio over IPネットワークに対応したイーサネットポートを備えます。
低域から高域までしっかり伸びて左右の広がりや奥行きのある音質。トラック内の音源一つ一つの輪郭をはっきり感じることができます。ISA譲りのマイクプリは、その名の通り厚みのある音質で存在感抜群。ISAおよびオリジナルのRedシリーズのトランス・ベースのマイクプリが持つ質感を再現をする「AIR」エフェクトは、高域に若干のサチュレーションのような成分を足す感じで、例えばボーカルに使用すると、声が一歩前に出るような存在感ある音色に!
ネットワークオーディオの利便性が制作常識を変える
IOSはWavesプラグインのプロセシングを行うサーバー機能と、デジタル/アナログ・オーディオとコントロール信号を接続する豊富な入出力を搭載した2Uサイズのサーバー&I/O。I/Oとして放送局用コンソール・クラスのプリアンプを8チャンネル、スムースで原音に忠実な192kHzまでのサンプル・レートに対応したADコンバーター、加えてMIDI、S/PDIF、AES/EBU、ライン出力を8チャンネル(TRSまたはD-sub25コネクター)を搭載し。アーティスト、スタジオからのシグナルをASIO、Core Audioドライバー経由でDAWシステムに接続します。
IIOSのプラグイン・サーバー機能は、コンピューターのCPU上で動作するプラグインによる負荷を解消。DiGiGrid IOSに搭載されたSoundGridサーバー上でレコーディング、ミックスにWavesプラグインを使用可能。IOSの登場により、超低レーテンシーで動作するWavesプラグインを、Native DAWアプリケーション上で存分に使用することが可能になりました。https://youtu.be/lkCPbNtZepI今まで、Native DAWでは超低レーテンシーでのプラグイン処理が難しく、制作段階で様々な問題に直面していましたが、IOS内蔵のWaves SoundGridサーバーは高速なEthernetポートを利用してDAWと接続することで、高解像度、高音質のWavesプラグインをストレスなくシステムにインサート可能になります。
モニターコントローラーがI/Oとして強化復活
長年多くのレコーディングの現場で、モニターコントロールと音源切替のオーディオ・コマンド・センターとして愛用され続けているMackie Big Knobが生まれ変わって登場。初代 Big Knob のボリュームコントロールを継承をはじめ、使い勝手の良さを継承しつつ、新たに現代のレコーディングスタジオに必要な機能を追加。
新たに加わった要素は、高解像度USBインターフェース機能。最大で192 kHz/24Bit高サンプリングレートを実現しハイクォリティDAWレコーディングとプレイバックが可能です。また2chのOnyx™マイクプリアンプも搭載。
小規模ミキサーとの統合でニーズを掘り起こした1台
リハーサルスタジオ、カフェなどの小規模なライブPAにも使える12チャンネルミキサーに、5系統のモニターアウトと、各トラックの音を記録できるレコーダー機能をビルトイン。さらに、14イン/4アウトのUSBオーディオ・インターフェース機能を統合した、「こういうのが求められている」といったニーズを掘り起こし製品化された1台。
モノラル8チャンネル、ステレオ2チャンネル、合計12チャンネルの入力を備えは、メニューに入ることなく、アナログミキサーのように全ての設定をキーやノブでフィジカルに操作可能。各チャンネルには、3バンドEQを搭載し、モノラルチャンネルにはコンプレッサー機能、高品位なセンドエフェクトも搭載。視認性に優れた12セグメントのLEDメーターも備え、ライブ演奏のミキシングを思いのままに行える高い操作性を提供します。
DSDフォーマットよ制作環境へ届け
まずスペックからプロダクトにエポックメイキングであることを求め続けた故梯郁太郎氏のビジョンが見える本機。入出力について取り外し可能なブレイクアウトボックスを使用することで、制作向けの仕様だけでなく、リスニングマーケットを捉えたコンパクトさも両立。ただ当時スペックに対応したアプリケーションの市場はまだ成熟しておらず、またDSD『録音』には対応させなかった点や、せっかくのサンプリングレートを活かした活用範囲に制限が伴ってしまったのはやや残念な点だったと言えます。DAC全盛の今Rolandの技術力で同じコンセプトで製品をつくったらどんなものが出来るのかは楽しみな点でもあります
TB初搭載の制作向けオーディオインターフェイス
当時最新だったThunderbolt企画の利点を生かし、安定した電源供給やハイサンプリングレート、さらに競合価格帯比較での低レイテンシーをPRした本機。当時こそTBの圧倒的な帯域の割に少ない入出力に対して揶揄する声があったのは事実ですが、先進性を感じさせる美しいデスクトップデザインや戦略的な価格設定も相まってヒットモデルとなりました。
著名マスタークロックメーカーがI/F開発へ参入
最高のマスタークロックメーカーは最高のオーディオインターフェースメーカーであるというビジョンを掲げてI/F市場参入となったAntelope初の業務用インターフェースOrion32。発売当初こそソフトウェアのバージョンマッチングがシビアで賛否ありましたが、業務用シェアを誇る同社マスタークロック精度に裏付けされたAD/DAのサウンドは高い評価を受けました。現在はOrionシリーズとして各種ラインナップも豊富に登場。まさにヒットの歴史を築いた初号機と言えますね。
個人制作環境の業界定番機として高いシェアを記録
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早すぎた?ジョグコントローラー一体型
重厚感のあるジョグコントロール一体型、実に先進的コンセプトだった本モデル。Faderコントローラー(AlphaTrackなど)を開発していたFrontierDesignと共同開発したモデルで、デザイン性も魅力、モニターコントロールセクションも搭載しておりジョグ自体の質感も高かったのですが、割り切った入出力とコントローラー面に特化しすぎたコンセプト、やや高めな価格設定の影響もあり大ヒットとはなりませんでした。しかし意欲的かつ印象的なモデルだったのでぜひここで紹介したく書きました
その手があったか、と当時誰もが思ったモバイル機
当時としては驚きだったUSBメモリーを思わせるコンパクトボディ。I/Fとして入出力双方を備えることが当たり前だった時代に、ヘッドフォン出力のみ搭載というコンパクト機を出してきたのは編集業務のみというケースも多いProTools要するDigidesignならではの発想でした。
Firefire800初搭載の業務用I/F
Firewire800を業務用I/Fとして初搭載し、その後みなさんご存知の通り10年続く栄光を手にしたマイルストーンモデル。現在なお続くDriverなどの開発や、Multifaceの頃から実証されているMac/Win問わない安定性など同社ジャーマンクラフトマンシップは確固たる評価を得続けています。特に2基の水晶(1基は動作監視用)を利用したSteadyClock技術は今なおPLLを更新しながらも採用され続けており、RMEサウンドの基礎と言えます
デスクトップ型の定番スタイルを確立
その後他社からリリースされる多くのデスクトップインターフェースの基礎となるデザインはここから始まったと言っていいでしょう。Apple共同開発でありアルミ削り出しの美しいボディは当時鮮烈な印象で、『Apogee』ブランドの高級感を個人制作環境に手軽に導入できる銘機となりました。強いて課題をあげれば当時ヘッドフォン出力のノイズフロアが高く指摘されることがありましたが、その後有機ELを採用し情報視認性も上がったV2以降は他AD/DA含めしっかり改善されています。ブレイクアウトボックス仕様でモバイルI/Oとしての機能性も高く、多くのメーカーの模範となりました。
小さいことは武器である
Expressカードとしてさらにコンパクト化を図りながらも24bit/96kHz対応という高いスペック。このコンパクト性を活かし、アウトプット(ステレオ・ミニ)2系統とアウトプット・ボリューム・コントロールを搭載するDJXモデルとDJソフトの組み合わせで、クラブで使用するユーザーが多くいました。IOXモデルは1系統のステレオ・インプット/アウトプットを装備し、レコーディングまでも可能なモデル。
TC Electronic
STUDIO KONNEKT48
Powercore譲りのDSP&リモート搭載、先進性抜群のNativeI/F
Powercore譲り(System6000アルゴリズム)のDSPエフェクト、Ethernet接続で取り回しのきくコントローラー、当時考えうる先進性を詰め込んだ本機種。エフェクトのクオリティも実証済みで、発売当初多くのユーザーを虜にしたものの、初期に不具合などでアップデートが相次いだことや、当時の技術でのDSPエフェクト使用時に発生するラウンドトリップレイテンシー数値などの面から業務用途での導入が進み切らず、個人もしくは小規模環境での導入が主流となってしまった。しかし、Powercoreからインターフェースへの流れはまさしく今UAが栄華を誇っている市場と同じであり、かつSystem6000など業務シーンへの高い導入や技術力を持つ同社だけに次の一手に期待したい。
サーフェイス一体型の市場価格を破壊
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確かなサウンドと安定性で宅録ハイエンドI/Fとしての地位も確立
Mark Of The Unicornと並び人気を二分したのがRME。Hammerfall DSPではm独自の「CPU負荷ゼロ」テクノロジーによって、パソコンに負荷をかけることなく、ノートブックとデスクトップの両方で低レイテンシーを実現。デジタルリアルタイムミキサー「Hammerfall DSP Mixer 」(TotalMix)で、ミキシングとルーティングを全ての入力および再生チャンネルで同時可能にします。パソコンの接続形態により、HDSPe PCI Card、HDSPe ExpressCard、HDSP PCI Card、HDSP CardBus Cardといったカードを経由して、Multiface等のI/Oと接続しレコーディングシステムを構成します。
FireWire接続を一気に普及させた人気モデル
PCIから新たなオーディオインターフェースの接続形態として登場したFireWire(IEEE1394)が加速させたのは、PowerBookとの併用でレコーディング環境を屋外に持ち出すモバイルスタイル。その中でも2001年に登場した828は音の良さ、動作の安定性で多くのDAWユーザーに選ばれました。SPDIF、OPTICALといったデジタル入出力に加え、8つのアナログ入出力をもこの筐体に、さらにMIDI I/Fも備えた充実度。828ラインナップは安定したセールスを続け、MKII、MKIIIへと世代を重ねていくことになります。
ProTools Nativeを爆発的に普及させた大ヒットモデル
MboxマイクプリはあのFocusriteが作っている!という話題が広まったのはヒットしてからの話。ProToolsシステムを一気に個人制作環境へ普及させる歴史的なキープロダクトと言えます。その後青のV2、黒のV3とAD/DAやプリアンプを改良しながらバージョンアップを重ねていきますが、カラフルなインジケーターやFocusriteの当時のアウトボードPlatinumシリーズを思わせるノブの質感などPOPなデザインの1が最も好きだったというユーザーも多いです。MBOXや002&3の次なる一手を待っているユーザーも少なからずいると思いますがAvidさんいかがでしょう。
02Rグレードの環境をPCIボードに
24チャンネルのデジタル入力、16チャンネルのデジタル出力というハイスペックなオーディオ・インターフェースカードとしての機能を持ちながらも、5つの32bit DSPを搭載。当時、マーケットを圧巻していたYAMAHAデジタルミキサーに搭載される同程度のリバーブやディレイと言ったエフェクトをパソコンCPUに負担かけることなく利用できた。デジタルミキシングとデジタル録音ができる“DSP FACTORY“システムとして発売され、オーディオ入出力拡張ユニットAX44との組み合わせで、4つのアナログ入出力を拡張できた。
ADATオプチカル入出力搭載
YAMAHA DS2416と人気を二分したPCIオーディオカード。ADATオプティカル入出力搭載が特徴。8チャンネルのデジタルオーディオデータを同時に流し込むことが出来たので、デジタルミキサーからの送りを受け、ダビング時に重宝した。加えて、2チャンネルのS/PDIF入出力、2チャンネルのアナログ入出力装備。内部サンプリングレートは44.1KHz、または48KHzに対応。1212 I/O Utilityという専用ソフトでルーティングを設定。dspオブジェクトにメッセージを送信することで、ルーティングセッティング変更が可能でした。
拡張性ある人気のPCIカード
当時、Pro Tools(TDM)以外のシーケンスソフトでオーディオレコーディングする場合、充実した入出力環境を選ぶ際の第一候補として人気があったのがMark of the Unicorn社製のオーディオインターフェース。入出力を担う2408などの筐体とともに、このカードをパソコンのPCIポートに挿して使用。このPCIカードをそのままに、筐体だけ買い換え、入出力数をアップグレードできる汎用性の大きさも人気の1つでした。
Digidesign
Pro Tools | 24 MIX
TDMシステム定着の起爆剤
商業スタジオへの24|Mix導入の加速により、プロ=TDMシステム、アマチュア=LEシステム(今で言うネイティブ)という図式が定着し出したのがこの頃。中核となるMix Coreカード(PCIカード)に加え、2枚目以降用のDSP増設用カードとしてMix Farmカードを増設し、使用規模に合わせてパワーを増設。24|MixではProTools24時代の1世代古いDSP Farmカードも使用可能。入出力に関しては、888 I/O等のオーディオ・インターフェースを別途購入し接続することで実現。3~4枚DSPのカード+I/Oといったトータルの環境構築で、約200万〜300万といった規模の予算感でした。
PCレコーディング パーソナル化への分岐点
NuBusスロットを備えるMacintoshをプラットフォームとするオーディオレコーディング/プレイバック用のサウンドカードとして登場。1989年に登場したAudioMedia Iに続き、発売されたAudiomedia IIは16bit/44.1 kHz,48 kHzに対応。デジタル入出力(S/PDIF COAXIAL)、アナログIN/OUT(RCA)を備える。当時、$999程度の低価格でステレオ・デジタルレコーディング・システムを構築できるシステムは1990年代はじめにとって画期的であった。後続するAudioMedia IIIはPCIバスに対応。
PCオーディオレコーディングの萌芽
Digidesignが1989年に発表した音声波形編集・システム。ソフトウェア”Sound DesignerII”とサウンドカード”Sound Accelerator”から構成される。Sound Acceleratorは、DSPチップ Motorola DSP56000(56Kとして知られる)を搭載するMacintosh用のNubusカード。専用DSPにより、オーディオ処理をパソコンのCPUから分散させる。オーディオフォーマットは16-bit、44.1/48 kHzに対応。DAT I/O、ADインを搭載。現在のハードディスク・レコーディングで行われている編集作業の原点となる「非破壊編集」を可能にする製品。
音楽の歴史を変えたサンプリングの原点
1979年に登場した世界初のサンプリングマシン。シリーズIでは、8ビットサンプリング、2基の8インチディスクドライブを搭載。重さは本体が約30kg、他にグリーン・モニターと入力用のアルファ・ニューメリックキーボード、そして専用キーボードが付属。活用したアーティストで筆頭に思い浮かぶのはアート・オブ・ノイズ。いわゆる「オケヒット」と呼ばれるその時代ならではのサウンドも生み出したが、現在では当たり前になったサンプリングからの曲作りの原点がここになります。