作曲家 住友紀人 氏が人形浄瑠璃の世界を作る

本日(2016年2月5日)のRock oNセミナー ” Native Instruments Presents「住友紀人 The Creative Plug-In Technique」“の講師を務めた作曲家・サックス・EWI奏者の住友紀人 氏が作曲と演奏で人形浄瑠璃とコラボして新しい伝統文化の創作にチャレンジします。
住友 氏は2016年3月12日(土)、大阪 国立文楽劇場で上演される『勘緑人形×住友紀人「新釈 姥捨山」(カンロクニンギョウスミトモノリヒトシンシャクウバステヤマ)』は、文楽人形遣い『勘緑 氏』と映画音楽作曲家『住友紀人 氏』と源氏物語女房語り『山下智子 氏』の創作人形芝居。住友 氏はこの劇で流れる全ての作曲とSAX / EWIの生演奏が披露されます。劇中はSpectrasonics “Omnisphere”やNative Instruments “Action Strike”などが使用されているとのことで興味深々!いったいどんな姥捨山になるのでしょうか。
住友 氏によるセミナーを体験した方、そして数々の作品で住友 氏の作品に魅了されている方はぜひこの新感覚の伝統芸能を堪能してみてくださいね。
住友紀人 氏 プロフィール
Norihito_Sumitomo_1作曲家・サックス・EWI奏者
生年月日:1964年2月27日/出身地:徳島県/出身校:バークリー音楽大学
略歴:87年フジサンケイグループ主催「夢工場」のエントランスホール担当音楽プロデューサーとしてデビュー。その後マイケルブレッカーと 共に AKAI プロフェッショナルのサウンドアドバイザーとして開発に携わりEWI(ウインドシンセサイザー)の第一人者として名を広める。数々の著名なミュージシャン 達とのセッションを経て参加したイタリアンプログレッシブロック界の巨匠、ジャンニ・ノセンチのソロアルバム「SOFT SONGS」は米ビルボード誌に掲載され同アルバムで競演した坂本龍一氏と共に高い評価を受ける。
作曲家としては映画「ホワイトアウト」で脚光を浴び、同映画で日本アカデミー優秀音楽賞を受賞。テレビドラマにおいても「やまとなでしこ」、 テレビ朝日開 局45周年記念ドラマ「弟」、「熟年離婚」、「アンフェア」、NHK朝の連続テレビ小説「つばさ」、「沈まぬ太陽」などの音楽を相次いで担当 し、同作品で は2度目の日本アカデミー優秀音楽賞と最優秀作品賞を受賞。
2009年アレンジ、サウンドプロデュースで参加した、いきものがかり「ハジマリノウタ」は日本レコード大賞最優秀アルバム賞を受賞。その 後、歴史的大 ヒットを記録した「テルマエ・ロマエ」シリーズや「ドラゴンボール」シリーズ、フジテレビ月9ドラマ「デート」等は記憶に新しい。
2014年よりNATHAN EAST HIS ALL STAR BANDにサックス、キーボード奏者として招かれ、作曲活動の傍ら世界各国を歴訪している。
勘緑人形×住友紀人「新釈 姥捨山」
会場
国立文楽劇場 (大阪府)
公演日
16/3/12(土)
チケット
~16/3/11(金)23:59 一般発売
出演: 勘緑/浄瑠璃人形遣い
住友紀人/作曲家・サックス・EWI奏者
山下智子/京ことば源氏物語 女房語り
野沢香苗/二胡奏者
中丸達也/Percussionists
久野木史恵/箏者
勘緑人形×住友紀人「新釈 姥捨山」
