HOTなクリエイターが求める最新情報をキャッチアップ。MUSIC・ART・文化、店舗情報まで盛り沢山
桜開花が待ち遠しい大阪にニアフィールドモニター「ADAM SX」が上陸!特徴的なリボン・ツィーターが奏でるADAMサウンドは世界中のエンジニアを魅了し、1931年創業の老舗「アビー・ロード・スタジオ」に導入された実績を持ちます。レディオヘッド、Oasis、レディー・ガガなど数々のビッグネームが生み出すヒット曲のミックスに採用される訳とは!?その何者にも換えられないサウンドを梅田店で体感して下さい!
包み込むような高域再生「X-ARTツイーター」
ADAMサウンドといえば、何と言ってもこのツィーター!アコーディオン状に折り曲げられたリボンダイアフラムは3〜5:1の比率で外気をドライブするという性能。つまり、一般的なユニットと比較して3~5倍のスピードで空気を振動させるのです!そのため、非常にレスポンスが良く、音の伝わりが早いのが特徴です。また、リボン特有の高解像度を持ち合わせているため、定位や音像がクッキリと際立ち、包み込まれるような高域再生に驚きます!理論値では可聴域を超えた50kHzまでの再生をカバーしています。
左図はX-ART技術を駆使したリボンツィーターの形状と周波数特性です。圧縮伸張動作を行うダイアフラムによって、空気の動作スピードが何倍にも加速されます。ホーンと同じように空気負荷がよくかかり、立ち上がりや立ち下りの時間が大幅に短縮されるんです。その結果、普通のダイレクトラジエーターでは決して得られない、圧倒的なダイナミックトランジェントが実現されます。
ウーファーには剛性の強いHexaConeを採用!
下位シリーズ「AX」ではカーボン製を採用していたウーファーが「SX」シリーズではヘキサコーンに変更されています!カーボン製と比較すると、軽く剛性の強い性質になるため、レスポンスの向上と歪みの低減効果が期待できます。更に「AX」シリーズとは違い、内部アンプがDクラスに変更されています。より能率が高く、鳴りに余裕が生じ、ヘキサコーンと相まって非常に歪みの無い自然なローエンド再生を感じます。たわみを一切発生させないヘキサコーンの強度の高さは、大音量時においても決して音程の明確さを失うことがありません。更にARTドライバーとのバランスも計算され、ハイトランジェントでありながら深々とした低域をプロデュースします。
スタッフが使ってみた感想
梅田店リファレンスルーム内でProTools HDX処理で試聴してみました。やはり、何と言っても高域のレンジ感と解像度が圧倒的に他社スピーカーと違い、ハイハットの微妙なニュアンスやボーカルのリリース部分をしっかりと感じることが出来ました。低域に関しても嫌なブースト感が無く、自然なすっきりとしたローエンド再生です。AXシリーズはクラブサウンドに近いのっぺりとした鳴りに感じますが、SXになるとその印象がガラリと変わりました。ジャンルを選ばない使用が出来るんじゃないでしょうか。少し気になる点はS1Xに限り、残留ノイズの多さです。再生音質には影響されない感じですが、ホワイトノイズが他のスピーカーと比べると明らかに多いです。
どうぞお気軽にお問い合わせもしくはご来店をお待ちしております!
Rock oN Umeda 06-6131-3077
Umeda店舗情報はこちらからご覧ください。
記事内に掲載されている価格は 2016年3月24日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ