松武秀樹 氏からメッセージが到着しました。新プロジェクト『pinewaves』始動。7月20日からシンセサイザー/電子音楽の祭典がはじまる!

作曲家、シンセプログラマー、そして一般社団法人 日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ(JSPA)の代表理事も務める松武秀樹 氏による新プロジェクト『pinewaves』が始まります。
7月20日(水)から31日(日)の期間、KONTACTO EAST STUDIO(西麻布)にて”Design and Fun”をコンセプトにしたエレクトロニック・ミュージック/シンセサイザーの展示イベントが開催されます。
・松武秀樹が選ぶ名機、ヴィンテージ・シンセサイザーの展示
・「Design and Fun」をコンセプトにした最新のシンセサイザーの展示、販売
・シンセサイザーや音楽についてのワークショップやトークショー
・松武秀樹と國崎晋(『サウンド&レコーディング・マガジン』編集人)によるモジュラー・シンセ講座
・テンテンコ(ex BiS)&松武秀樹と一緒にコルグの大ヒット商品「littleBits Synth Kit」で遊ぶワークショップ
・HIROSHI WATANABE aka KAITOとドイツの人気テクノ・レーベル<コンパクト>のKXシリーズから新作EPを発表したばかりのlycoriscorisによるトークセッション(司会:原雅明)
・Teenage Enginering「PO-10シリーズ」を使った、Shingo Suzukiによるワークショップ
当日はPO-20シリーズ新製品プレス発表も同時開催します!
・石川県の名門酒蔵「菊姫」の代表・柳達司氏と松武秀樹による「日本酒とシンセサイザー」をテーマにしたトークショー
などなど、連日興味深いコンテンツが繰り広げられます。

期間中に会場で販売されるグッズ。松武 氏のタンス=MOOG Ⅲ-Cをモチーフにした刺繍ワッペンが特にかわいい!これは欲しくなりますね。このほかにもたくさんのプレミアムグッズが登場予定です。
音はもちろん、ビジュアルデザインにも大変こだわったイベントなので、お友達と一緒に、クリエイターたちの新鮮な世界観を味わってみてはいかがでしょうか。
pinewaves 詳細はこちら>>
この度、イベントプロデューサーの松武秀樹 氏からRock oNへメッセージをいただきました。
★松武 氏からのメッセージ

7月20日から31日の12日間にわたり、西麻布の<KONTACTO EAST STUDIO>で「DESIGN AND FUN」をコンセプトにシンセサイザー、エレクトロニック・ミュージックのポップアップショップ/エキジビションを開催します。
コンセプトは「Design and Fun」。シンセサイザー好きはもちろん、音楽やシンセサイザーに詳しくない人たちにも楽しんでもらえるコンテンツをたくさん用意しました。MOOG Ⅲc、EMS、Doepfer A-100、MC-8、MC-4など、僕が過去にレコーディングやライヴで使ってきたシンセサイザーの展示をはじめ、最新のガジェットやシンセサイザーから、電子音楽やシンセにまつわる書籍やグッズの販売、ワークショップやトークセッション、さらにはこの会場で日本初お披露目となるシンセもあるし、僕自身がオリジナルのプリセット音源を提供したシンセサイザー『JD-Xi 松武秀樹モデル』(限定10台)もここでお披露目しようと思っています。
とにかく開催期間中は、いろいろなことが起こるので、ぜひ楽しみにして遊びにきてください。
松武秀樹 プロフィール
1951年生まれ / 横浜出身
・シンセサイザー・プログラマー / 作編曲 / プロデューサー
・(株)ミュージックエアポート代表取締役
・一般社団法人 日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ代表理事
・一般社団法人 演奏家権利処理合同機構MPN副理事長
・公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会常務理事
1970年の大阪万博で、シンセサイザーとコンピューターを組み合わせて演奏されていた「スイッチド・オン・バッハ」を聴き、新しいフィールドに大いなる興味と関心を抱く。
20歳から冨田勲氏のアシスタントとして、当時日本には数台しかなかった“モーグ・シンセサイザー”による音楽制作のスタッフを経験。独立後もシンセサイザー・ミュージックの可能性を追求、 モーグ・シンセサイザー・プログラマーの第一人者としてロック、ポップス、CM音楽のレコーディングに参加する。
1977年~1982年にかけて、シンセサイザー・プログラマーとしてYMO作品に参加し、数々の伝説的なレコーディングを経験し、ワールドツアーを含めたYMOライブにも帯同。「YMO第4のメンバー」と称される。1981年には自身のユニットであるLOGIC SYSTEMを結成し、現在までに15枚のアルバムを発表。そのうちの2枚は世界8ヵ国でメジャー・リリースされ、各地に熱狂的なファンを生み出した。